露軍の督戦隊が、退却してきた自軍兵卒の一団を面前に於いてAKで射殺するリアル俯瞰動画がSNSに出た。

 これって後々、軍法会議に提出される証拠になっちまうんじゃないの?

 あと、この至近距離で小銃弾を浴びても、ボディアーマーを着ているせいなのか、兵卒は即死はしないのだという知見も得られる。

 別なSNS動画。ランセットがレオ2を破壊しました――と露軍がFPV動画と俯瞰動画をドヤ顔で投稿したが、じつはそれは木製のデコイだったという宇側の地上動画が添えられている。

 現地に存在する材木だけから、それらしく戦車のデコイを製作するための最適のガイダンスをしてくれるAIソフトが、スマホにダウンロードされていれば便利なのではないかと思った。
 たとえば、その近辺に、立木や丸太材しかない場合でも、この寸法でカットしてこう並べればよい、と教示してくれる。最短時間×最小労力で、木工の素人兵でも、その場に於いての最善の「偽レオ2」を組み上げることができる、そんなソフトウェアだ。

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 Boyko Nikolov 記者による2023-6-11記事「Why Russia uses Lancet-3 FPV against Leopard 2A6」。
    去年使われていた「ランセット-1/2」と、今年登場の「ランセット-3」は、サイズが違う。ランセット-3 は、やや大きい。また、外見の特徴として、X字翼が二段重ねになっている。しかし飛翔速度は80~110km/時で、古いモデルと変わらない。

 古いランセットは30分滞空。新しいランセットは40分滞空する。
 「ランセット-1」の炸薬は1kgだったが、「ランセット-3」は3kgあるという。

 最大離陸重量は、ランセット-1が5kgだったのに対し、ランセット-3は15kgだ。

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 Thomas Kika 記者による2023-6-11記事「Why Russia’s Iranian Drones Are a ‘Real Headache’ for Kyiv: Air Force」。
    イラン製の「シャヘド131」(レンジ550マイル)と「シャヘド136」(レンジ1200マイル)を撃墜するのはとても難しい――と、ウクライナ空軍のスポークスマンが告白した。

 ずっと低空を低速で飛んでくるので、こっちのジェット戦闘機によって撃墜しようとすると危ない。というのはシャヘド無人機の巡航スピードは時速150kmである。それに対して「ミグ29」は、時速400kmで失速の危険に直面する。ターゲットにスピードを合わせられないのだ。

 夜間もこっちは戦闘機を出せない。というのは味方の地上部隊の高射火器は、敵味方識別をしてくれないから。

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 Dan Peleschuk 記者による2023-6-8記事「Counting central Ukraine’s military losses, with a spreadsheet」。
    ウクライナのポルタワという地区に住んでいる33歳の予備役兵。戦争開始いらい、彼はスプレッドシートに、ポルタワ地区から出征して戦死した住民の氏名を入力し続けてきた。遺族によるSNS投稿が主な情報ソースだ。
 げんざい、そのトータル人数は1072人となっている。リアルとの誤差は40人以下だと彼は確信している。

 ポルタワ地区は、Sumy地区ならびにハルキウ地区と隣り合っている。
 今次戦争以前のポルタワ地区の住民は130万人であった。ちなみにウクライナの全人口は4300万人。

 彼のスプレッドシートは公開されている。そこには戦死者の氏名だけでなく、数行でまとめたプロフィールも添えられている。だから、誰でも、戦死者情報の真偽判定に参加できる。

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 Ian Bremmer 記者による2023-6-7記事「Has China’s power peaked?」。
    2035年までに中共では7000万人の労働力が退場し、1億3000万人の老人が増加する。
 2100年においては、中共の総人口は多くて7億人、少なければ4億7500万人まで減る。そして三人に一人は、65歳Overだ。

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 ストラテジーペイジ の2023-6-12記事。
   合衆国政府は、GE社が、インド国内で「F414」エンジンを製造することを許可した。
 このエンジンは、中型戦闘機「テジャス Mk.2」に搭載される。

 要するにインドは、国産の戦闘機用エンジンの自主開発に、見切りをつけた。

 「F414」の単価は480万ドルというところ。スペアパーツは含まずに。
 いまのところ、F-18E/F/G(スーパーホーネットおよびグラウラー)と、グリペンが、「F414」を使っている。

 ※水害時に活躍してくれるボートのデザインには、もうひと工夫ができるだろう。ボートとボートを、直列に数珠繋ぎにできるような、金具やロープ等を最初から設備しておくのだ。これで、工兵隊の助けをかりることなく、民間の自助だけで「軽徒橋」を構成できてしまう。もちろん、舷側と舷側を、すこし間隔をあけて、ロープで結び付けられるようにもするとよい。その舟列の上に板を渡せば、「浮橋」や「門橋」(フェリー)となるだろう。このボートには、板敷き・兼・筏ともなる「簀の子」があるとよい。「簀の子」の幅は、日本の新幹線のゲージ幅よりもちょっと大きいくらいにする。そして、ゲージ幅を狭軌にも標準軌にもアジャストできる、アルミ合金製のミニ車輪を4個付けておけば、鉄道線を利用した「手押しトロッコ」になる。原付バイクの前輪をその簀の左手前に載せて固定し、バイクの胴体と簀の右縁との間にロープを張って、原付バイクの後輪を左レール上で駆動させれば、動力トロッコの完成だ。非常時の被災地ではこうしたマクガイバー移動体を一時的に合法化する適切な法規集の整備が望まれる。それが水陸にわたるデュアルユースの巨大市場を国内外に創出する。二輪メーカー各社の法文系社員は奮起すべし。