任期制隊員の一任期目を4年間にするのなら、夜学か通信制の専門特技コースを公費で受講させてやれ。

 通信制大学だと4年内での「卒業」はまず無理だろうが、国家資格は他にも無数にあり、そのすくなからぬ領域は、自衛隊部隊の職務執行を大いに捗らせる。その資格取得を公費で支援してやる政策は、よって、正しい。

 これからは、少ない数の兵隊が、全員、マルチ特技者になる必要があるので、その公費支出は、じゅうぶんに正当化される。もっと早く、始めるべきだった。

 高卒で入隊する者の身になれば、大学へ行く代わりに、マルチな国家資格を、4年間、給料をもらいながら、勉強できるわけである。

 誰も迷惑などしない話だ。それどころか、日本ぜんたいが、得をする話である。

 日本全国の駐屯地や基地の周りに、夜学の「資格学校」が、集中することになるだろう。
 それで誰が迷惑する? みんなが嬉しい話じゃないか。

 この補助制度の一環として、自動二輪免許も取らせてやればいいのだ。いや、これからは電動のマイクロプレーン操縦技能者だって必要になる。有人飛行士だよ。全歩兵を機動化せよ!

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 2023-6-22記事「How tidal range electricity generation could meet future demand and storage problems」。
   英国の電気料金を引き下げる決め手は、潮汐の干満差を利用して水中タービンを回すことだと、ランカスター技術大学のエネルギー技術部では考えている。

 ※着想のスタートはものすごく正当である。しかし海水の動きを、じかに水中の回転体にぶつけようと、彼らはず~っと前から試行錯誤していて、それが実用レベルに達したという報告が、いつまでも出てこないのだ。その現実を想像するに、フジツボや海草のような水中生物の付着の問題、塩水でマテリアルが錆びて腐食してしまう問題等が、なかなか解決できないのだろうと思う。またイギリスとて、海象は常に静穏だとは限るまい。年に数度の波の激しい挙動が、鋼鉄製の機械設備の安全係数をいとも簡単に超えてしまうのではなかろうか? 余計なお世話かもしれないが、私なら、タービンを海中には置かない。タービンは乾燥した陸上の屋内で保守・運転させるべきである。しからばそこまでどうやって潮汐のエネルギーを導いてくればいい? 海水が素通しで出入りする、なおかつじゅうぶんに深く掘った生簀の中に、浮力がプラスであるコンクリートのケーソンを浮かべ、そのケーソンの上方へワイヤーを引っ張っておく。引き潮になるとケーソンの位置は下がってくる。それにともないワイヤーも下方へ引っ張られる。ケーソンが数百トンあるなら、ワイヤーも数百トンの力で引っ張られる。その引っ張り力を陸上のピニオン・ギアで回転トルクに変換し、起電モーターを回す。月日とともに、生簀の内壁とケーソンの外壁には海中生物がさまざま付着するだろうが、狭い隙間で摺動するものではないから、年に一度くらいの清掃だけで、保守は済んでしまう。また生簀をじゅうぶんに深く掘っておけば、砂の堆積も急には問題にならず、数年に一度、ドレッヂするだけでよかろう。ワイヤーが傷んできたら、テンションを緩めて交換するだけ。水中での作業は一切必要ない。ロープウェイの定期点検作業のノリで済んでしまうだろう。もし、数十年に一度のクラスの大嵐が襲来したとしても、それによって、橋脚基礎と等しい強度のコンクリートの生簀やケーソンが大破しようとは考えにくい。また、ケーソン内に緊急に注水できる「キングストン弁」を設けておけば、超弩級の大波が襲来する前に先手を打って生簀の底に水没させておくことも可能だろう。嵐が過ぎたら、ポンプでケーソン内部を排水するだけだ。

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 Gary Mortimer 記者による2023-6-24記事「The most successful drone in Ukraine」。
   CorvoというブランドのUAVをいろいろ売っている「SYSPAQシステムズPty株式会社」は、豪州のメルボルン市で1992年に創立された。

 主力製品はPPDS。なんと厚紙製(表面ワックスコーティングで撥水する)の、固定翼の組み立て式ドローンである。

 家具のような平たい段ボールに梱包されているのを、ユーザーがじぶんで組み立てる。

 そのようなものでありながら、ペイロード5kgの「精密荷物運搬機」なのだ。レンジは120kmに達する。同じコースを戻って、何度でも使える。リモコンはタブレットPCを使う。

 すでにこの機体は22年からウクライナ軍へ供給されている。用途は敵軍偵察だという。

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 『ポピュラーメカニクス』の2023-6-23記事「Like the Lost Titan Sub, American Weapons Use Video Game Controlers, Too」。
   「タイタン」船内で使われていたゲームコントローラーは「ロジテック F710」という古いものだ。ワイヤレスで、2.4ギガヘルツの電波を飛ばしてPC等を操作できる。

 『ヴァジニア』級のSSNは「Xbox」のコントローラーを、潜望鏡(ただし光学式ではなくCCDカメラ)の操作に用いている。

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 AFPの2023-6-22記事「Libya says arrests 50 Chinese in crackdown on crypto mining」。
   リビア政府の司法当局は、木曜日、トリポリ市内で「クリプト・マイニング」にいそしんでいた中共国籍の者、50人を逮捕して留置した。

 フェイスブックにそのアジトのビルの映像が出ているそうで、ビルには窓がなく、無数の換気扇だらけだという。

 その前の水曜日には、別な違法な「クリプト・マイニング」会社を当局がガサ入れし、10人の中国人が捕縛されている。

 ちなみに、ビットコインのマイニングのためには、毎時1150キロワットの電力を消費し続けなくてはいけないのだという。リビアは内戦中で、よく停電が起きる。中国人がどうやって電力をマネージしていたのか、謎。

 中国本土ではクリプトマイニングは違法である。
 リビアの中央銀行も、暗号通貨の持ち込み・持ち出しを2018年に禁じたが、内戦状態であるため、法執行できていない状態。