Konstantin Toropin and Thomas Novelly 記者による2023-7-21記事「A Mysterious Osprey Clutch Issue Caused the Deaths of 5 Marines. But V-22s Remain Flying」。
カリフォルニア州南部にて海兵隊員5人が墜死した2022-6-8のオスプレイ事故。海兵隊による事故調査報告が金曜日に出た。
クラッチを激しくつなぐと、トルクのリレー部品(主翼のように見える部分の中にある)が壊れるのである。この問題は、事故のずっと前から感づかれていたのに、事故が起きるまで、放置されていたのである。
夏季の訓練飛行ではギヤボックスの過熱はふつうに起こることであった。
事故機は、高度500フィートから墜落した。
あまりに急だったので何が起きたのかわからず、コクピットからの無線連絡は無し。目撃者も無し。
地面に激突したので燃料タンクが裂け、火災が発生した。
この激しい火炎のためにブラックボックスは焼損してしまった。
近所の海軍のヘリが、この墜落現場に飛来・着陸して、消火しようとしたが、手がつけられなかった。
乗っていた5人は全員、機内で発見された。最年長が33歳、最年少は19歳。
ハード・クラッチの問題は、海兵隊では、2010年から承知をしていたという。
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Sarah Anne Aarup, Sergey Panov and Douglas Busvine 記者による2023-7-24記事「China secretly sends enough gear to Russia to equip an army」。
上海の某ショップでは店頭で防弾チョッキを市販している。通販もしている。今年の春、ロシア人らしい男が来て品質を確かめて行った。その後、大量注文が来たという。
この上海の小売量販店、シベリアのロシア商社向けだけでも、ヘルメットと防弾ヴェストをそれぞれ十万個も納品している。
ドローンや暗視照準器のようなデバイスは、直接人を殺傷する武器ではないが、軍隊の戦闘の役に立つ。こういうアイテムが大量に中共から露軍に供給されている。
通関統計によれば、今年1月から現時点まで、ロシアは中国から1億ドル以上のドローンを輸入した。これはウクライナが輸入したドローンの30倍である。
防弾チョッキの中に挿入するセラミックプレート。中国は今年、2億2500万ドルを、その対露輸出で稼いでいる。
※レンドリースでソ連が受取っていた物資には、燃料の添加剤、無線機、防水仕様の通信ケーブル、合金用のレアメタルまであった。
※元NATO事務総長のラスミュッセンが発言。NATOメンバー国(複数)が、ちょくせつにウクライナ領土に入って、宇軍を助けるオプションもある、と。これが、最近のロシアとポーランドとの間の緊張亢進の背景か?
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Brendan Cole 記者による2023-7-22記事「Putin’s Arrest of Igor Girkin Will ‘Infuriate’ Russian Troops: U.K. Intel」。
土曜日に示された英国防省の見解。プー之介が金曜日にイゴール・ギルキンを逮捕させたことに、露軍将兵は怒っている。
ギルキンは、元FSBの将校で、今は軍事ブロガー。
ギルキンは過激行動を扇動した嫌疑で9月18日まで留置される。そのあと裁判がある。
ギルキンは2014のクリミア切り取り作戦に従事している。
2022-2-24以降のウクライナ侵略についてはギルキンはプーチンを批判し続けていた。どうして彼だけそれが許されるのかは、謎であった。
※ロシアの兵役動員法は次のように改正される。予備役将官は、70歳まで充員招集され得る。予備役の尉官~佐官は、65歳まで充員招集され得る。後備役の下士官・兵は、55歳まで充員招集され得る。
※雑報によると、ソチ市のクラスナヤポリアナホテルの従業員が面白い証言をしている。プーチンとメドヴェジェフがこのリゾート地で映画館を利用するときがある。もちろん貸切りだ。まずセキュリティーが館内に入って、爆弾が仕掛けられていないかを、チェック。ついで、真っ赤な服を着た5人のプーチンと5人のメドベージェフがあらわれ、バラバラに散らばって座席に着く。そのあと、映画が始まる、という。
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J.P. Lawrence 記者による2023-7-24記事「Prototype Army app identifies drone threats using phone photos」。
米陸軍は、中東に配備される部隊とその契約軍属に、あるアプリを共有させるつもり。
そのアプリは、ユーザーが頭上に見かけたドローンをスマホ内臓カメラで撮影すると、その画像を情報センターに送る。すると対象機体の識別がなされ、さらにドローン出没情報が全部隊に共有される仕組み。
テストでは、有人のヘリコプターを撮影しても、それはドローンではないとちゃんと認識できることが実証された。おりこうさんのAIなのだ。
複数のドローン目撃情報をひとつのMap上に共有して行けば、やがて敵の狙いや発進地も絞り込める。
イランは3機のクォッドコプターを密集編隊で飛行させることがよくある。そういう欺騙も見破れなくてはいけない。
※9月1日からロシアの小学校では、11~12歳児童を対象に、次の教練が課される。UAV操縦法。アサルトライフル操法。手榴弾取り扱い法。戦闘救護術。