ウクライナ政府は、国民の休日としてのクリスマスを、従来はロシアと同じ1月7日としていたが、それを西欧と同じ12月25日に移動させた。

 Tim Lister 記者による2023-7-29記事「What Ukraine must do to win in its southern push ―― and what Russia has in reserve」。
    DCにあるシンクタンク「戦争研究所」のジョージ・バロスいわく。旅団どころか大隊単位の攻勢の証拠もない。宇軍は本当に大攻勢をかけているのか?

 衛星写真を見ると、露軍の防禦陣地帯は数線からなり、その縦深は20kmもあることがわかる。もし宇軍がその第1線塹壕を占領しても、すぐ第2線、第3……の陣地で食い止められてしまう。1躍進で20kmは進めない。

 分析家のフランツ・ステファン・ゲイディが現地部隊を取材しての総括によると、宇軍将兵は、なんで攻勢がうまく行かないのか、よく分かっているという。戦術が拙劣。味方部隊相互の調整攻撃ができていない。官僚仕事が物事を遅らせている。各級の指揮官たちにはイニシアチブが無く、上からの命令待ち。要するに根深すぎる旧ソ連式の軍隊文化は、数ヵ月で払拭できるものではなかったのだ。

 ※つくづくクラウゼヴィッツは正しい。機甲や歩兵の教練など最初からやらず、ひたすら、迫撃砲・ロケット砲とその砲弾だけ供給してやっていた方が、はるかにうまくいったはずだ。泥濘期を逆に利用できたはずだ。

 ゲイディいわく。けっきょく砲撃戦に戻ってしまった。それがクラスター砲弾供給の背景だ。砲撃で敵陣地を弱めないと、宇軍にはマヌーバの余地もないので。

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 2023-7-29記事「Poland asked South Korea for an arms loan」。
   韓国の新聞『The Korea Times』によると、ポーランド政府は韓国に要求した。次の大量武器発注をして欲しくば、まず156億ドルのローンを与えよ、と。

 すでに契約されているK2戦車とK9自走砲の代金の7割も、ローンである。それは94億ドル相当という。

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 Parth Satam 記者による2023-7-29記事「Armed With ATV-Mounted Anti-Tank Missiles, Russian Paratroopers Practice Hitting Moving Targets」。
    4輪バイク(ATV)に有線誘導のATGMを載せてその荷台から直接発射すると、どんな感じか。貴重な実験動画がロシア国防省によって公表されている。運搬と操作をたった1人でやっている。

 ATGMは「9K111M Fagot-M」だと見られる。

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 Gary Mortimer 記者による2023-7-28記事「Is DJI a Chinese company?」。
    DJIは、中国語で「大疆創新」(意味は、大きなフロンティア+イノベーション)の発音を英語化したときの頭文字である。

 2人の男が2006年に創設した。その1人は香港大学の科学技術博士。

 最初は模型ヘリコプターのオートパイロットや、ホビー用のコントローラーを製造販売した。
 2013年に「ファントム」シリーズを売り出し、大ブレーク。

 当時は米国に「3DR」というライバルメーカーがあった。同社は2014年に「アイリス」、2015年には「ソロ」というクォッドコプターの対抗商品を出している。特に「ソロ」は技術的にDJIより進んでいたともいう。しかし、市場から一掃された。DJIは低価格だっただけでなく、ビデオカメラを空撮時に安定させるジンバル機構を附加させてきたから。

 ※英語では「ギンバル」と発音するようである。

 「ソロ」にジンバル付きの「GoPro」カメラを搭載すると、軽く1700ドルを超えてしまう。それに対してDJIの「ファントム3プロフェッショナル」は、一式1300ドル。さらに2016年には「ファントム」は1000ドルで勝負してきた。

 これでDJIの天下独占が確立した。DJIは設備投資にも積極的で、日産数千機を量産する。
 もう誰もこれと競争できなくなった。

 2016以降、米国のメーカーが大衆用のマルチコプター製品で市場参入しようと思ったら、なにか超斬新な「新案」を組み込むか、さもなくば、巨額のロビーイング費用を使って、米連邦議会が中国製マルチコプターを米国市場から駆逐するように仕向ける必要があるのだ。

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 Connor Surmonte 記者による2023-7-28記事「Vladimir Putin’s Mistress Alina Kabaeva Accused of Having Affair With One of Her Security Guards: Report」。
    2018以来、プー之介の愛人の一人であるアリナ・カバエワが、昨年からは彼女の護衛の一人と乙な関係になっているという。
 カバエワはプーチンの子を3人産んでいるのだが……。

 この話は反プーチン派が「テレグラム」上に暴露した。
 プーチン(70)は詳細を報告されてはいるものの、何もしないという。

 カバエワとプーチンはスイス国内に別邸を構えている。2022-2の戦争開始直後、カバエワはそこに短期間、滞在していた。

 しかるに2022-5にカバエワはまた妊娠した。あとは言わなくともわかるだろう。

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 Aristos Georgiou 記者による2023-7-28記事「Skydiver Dies After Mid-Air Collision With Girlfriend」。
    コロムビアで、スカイダイビングのインストラクター(43)が、空中でガールフレンドと激突し、空中にて死亡した。7月21日に。
 このインストラクターは3000回以上もジャンプしているベテランであった。

 2人で同時に飛行機から飛び出し、ほぼ同時に開傘。そのさい、女性の足に、インストラクターの頭部が激しくぶつかったという。女性の足は複雑骨折。

 ところで、近年は、スカイダイビングでの事故死率は、皆が思うほど高くはない。2023年に発表されたところでは、ジャンプ10万回につき1回未満しか、死亡事故は起きていないそうである。

 入院が必要になる事故の発生率も、1万回に1回未満だそうだ。

 インストラクターが意識不明のまま着地したとき、ヘルメットは被っていなかったという。