Vijainder K Thakur 記者による2023-8-4記事「US, NATO Help Ukraine Hit Russia With Coordinated Aerial & Maritime Drone Attack; Northern Fleet Warship Damaged」。
ロイターによると、ロシアの揚陸艦を襲った無人自爆ボートの装薬量は450kg。
操縦はFPVでする必要があり、そのための通信は、衛星を経由させる必要がある。コントローラーはラップトップPCを使える。
また、目標艦船の所在や、その途中の妨害物の有無を、偵察用UAVで触接確認する必要がある。AR4という機体もウクライナでは製造されているが、真相はおそらく、米軍のISR情報を貰っているのだろう。
ある人いわく。この特攻ボートの発進点は、ドナウ河の河口だろう。8月3日の午後にそこを出発したのだろう。
そして「同時弾着攪乱」を企図して、深夜にウクライナは、4機の「ムギン5 PRO」を含む18機以上の無人機をクリミア半島に向けて飛ばした。その発進地はおそらく、ヘルソン州の「Chernobaevka」飛行場だろう。
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Defense Express の2023-8-5記事「How Much Will russia Lose if Ukraine Blocks Oil Transportation Through the Black Sea」。
6月とくらべると、7月のロシアは原油と石油製品の黒海からの輸出を2.5倍にした。
2023-7月、黒海の露領の港からは192隻のタンカーが輸出のために走り出し、そのデッドウェイトは全部で1220万トンであった。
黒海研究所によれば、2023-6のロシアからの原油タンカー輸出(黒海出港)は490万トンであった。42隻のタンカーが動いた。概算すると、月に25万8000ドル、これで稼げる。
じっさいには、値引き輸出する関係で、それより儲けは少ないだろう。
2023-7に数えた192隻のうち、42隻がロシア国旗を掲げていた。そのデッドウェイト合計は27万5300トンである。
動いているタンカーの多くがギリシャの船主の所有船である。
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Adam Kredo 記者による2023-8-3記事「How China’s Push To Control U.S. Food Supply Prepares It for War with Taiwan」。
米連邦議会下院の中国問題特別委員会の議長マイク・ギャラガー(ウィスコンシン選出、共和党)は警告する。中共は米国内の農地を買い漁りまくっている。それは台湾を占領する戦争の準備の一環なのだと。
2021年の農務省の統計によれば、米国内の38万4000エーカーの農地が、すでに中共の支配下にある。そのうち19万5000エーカーは、85の中共系資本が支配しており、その評価総額は20億ドルである。それ以外の18万9000エーカーは、中国人とつるんだ米国の企業が所有している。
ギャラガーいわく。米国の時評家の集団もまるでぼんやりしている。中国人はたんに土地を買ったりカネ稼ぎをしているんじゃない。中共のイデオロギーを海外の他国に押し付けようという北京の大戦略にもとづいた、政治工作が進行中なのだ。そこに気付ける者が米国にはほとんどいないときている。
中共企業が米企業と組みたいとすり寄って来る場合も、それは善意ではない。主な狙いは、最初から「知財」の盗取にある。まず足場を築き、関係を深めて油断させたところで、大胆に徹底的に知財を盗んで行く。
昨年、1人の中国人が裁判で有罪を認め、「経済スパイ活動」の謀議に関与した罪で懲役2年以上と決まった。こやつは米国の農地のデータを集めるためのソフトウェアを盗んだのである。
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ストラテジーペイジの2023-8-5記事。
ウクライナ軍が先日、露軍陣地に向けて発射した北鮮製の122㎜ロケット弾。これはロシアに向けて密輸されようとする途中でその密輸船が拿捕され、そのさいに押収されたのであろう。
同じ122㎜ロケット弾を、ロシアでもウクライナでも、生産中である。それはGRADという多連装ロケット発射装置から撃ち出される。
いちばんあたらしいバージョンである「GRAD-K」は、2012年に露軍に導入され、2016年にウクライナ戦線で使用されている。宇軍はそれを2022年に初めて鹵獲した。
6×6トラックに、「BM-21」ロケット弾が40発。そのトータル重量は15トンである。
40発を全部発射するのに、2秒しかかからないという。※本当か???
次の40発を再装填するのに必要な時間は、7分。
また、発射車両が走行状態から停車して、ロケットを射ち出すまでの最短時間は、3分。
「BM-21」は、1発の重さが68.2kg。長さ2.9m。炸薬は20.5kg。※原文はすべてヤードポンド表記なので、この数値は正確ではないと思うべし。たとえばじっさいには、70kg、3m、20kgかもしれない。
バリエーションとして40km飛ぶものがあるが、それは弾頭を軽くし、そのぶん、ロケットモーターの推薬を増やしている。
「BM-21」は、WWII中のカチューシャの後継である。1939年に量産が始まった「BM-13」を戦後の1962年にリプレイスしたのだ。
「BM-13」は、重さ23kg、径60センチ、弾頭5kg弱、レンジは11.8kmであった。
「BM-21」を1989年に中共が改良した「PR50」は、1発が74kg、長さ2.9m、弾頭21.5kg、レンジは20km。弾頭を軽くし、推薬を増やしたバージョンは40km飛ぶ。
また中共版だと6×6トラックも大型で、即応発射分40発といっしょに、次発の40発も、同じトラックで運ぶ。再装填のためのクレーンもついている。多連装ポッドは20発で1束なので、クレーン作業しやすい。
北鮮が「GRAD」のトラックをコピー製造し始めたのは2008年と見られる。ロケット弾は、その前からコピー製造していた。