BOT BANK が必要だ。

 Ethan Bronner 記者による2023-8-22記事「A Saudi-Israeli peace deal? Who wants what and why」。
    中共の仲介周旋にもかかわりなく、イランとサウジは不倶戴天の宗旨の仇である。2019にイエメン・ゲリラ(バックはイラン)がUAVを放ってサウジの精油所を燃やした攻撃はビンサルマン皇太子にショックを与えた。

 ビンサルマン皇太子は、長期的にはサウジ経済を原油輸出依存型から、先進技術指向型に変えたい。そのためにはイスラエルとの経済コラボは妙手である。

 ビンサルマン皇太子は、サウジの油田が涸渇したあとは原子力に移行するしかないと考えていて、そのための支援を米国に求めたい。それにはイスラエルとの手打ちは必要。

 米国は2020年に、UAE、バーレーン、モロッコと、イスラエルの関係を、劇的に改善させている。

 ナタニエフは、国内のつまらぬゴタゴタから国民世論の関心をひきはがして、高等な外交の成功を誇りたい。


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  Chris Rickleton 記者による2023-8-19記事「Russia’s Ruble Is Still Weak, And Central Asians Are Paying The Price」。
   旧ソ連邦のキルギスタンからロシアへ出稼ぎにきている64歳の男。もう15年も出稼ぎ人生が続いている。彼は、キルギスに確保し続けている賃貸住宅の家賃も、払い続けている。

 今年、彼にピンチがやってきた。
 過去1年のうちにルーブルが、キルギスの通貨に対して価値を28%下げたのだ。このため彼は、建設現場で5時間働いたあと、タクシードライバーを夜の12時までして、収入減を補う必要に迫られている。さもなくば、母国の住宅の家賃を払えない。

 このような嘆きは、旧ソ連邦のスタン国家群からやって来ているすべての出稼ぎ人に共通。

 ※雑報によると南阿で開かれたBRICS会議にプーチンがビデオメッセージを送ったのだが、その音声が、誰が聞いても別人による「アテレコ」なので、謎が深まっている。まるで犯罪の証人の身元特定を防ぐための変声装置にかけたような低音なのだ。

 ※雑報によるとフィンランドの街中には「プーチンにNO。ナワリヌイにNO」という張り紙が貼られている。阿呆な西側メディアはプーチンがナワリヌイに代われば平和が来るなどと思い込みたがるが、ロシアの地政学的構造を土台から破壊しない限り、ナワリヌイも単にもうひとりの暴君式ツァーリの候補者たるにすぎない――とフィンランド人はよくわかっている。

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 Philip Butterworth-Hayes 記者による2023-8-21記事「Chinese researchers “develop cooling system to allow for indefinite laser weapon firing”」。
   中共の国立防衛技術大学は、レーザー砲にガスを注入することで効率的に熱を奪う、新しい冷却法を開発したと宣伝ちゅう。

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 Kyle Mizokami 記者による2023-8-22記事「Taiwan Is Building Up an Anti-Invasion Naval Force in Its Arms Race Against China」。
   台湾の幾多の国防投資/維持資産のうち、利巧でないと思われる物。

 まず108両を買うことにした「M1A2T」戦車。Tは「タイワン」である。71.2トンもある「M1A2 SEPv2」のモンキーモデルだ。
 中共はそれがどこにあるか、知らずに上陸するようなことはない。

 ※利巧でないのはミゾカミの方だ。太平洋の米軍が120㎜砲弾を台湾に援助したくても、それを発射できる戦車があらかじめそこに十分数なかったら、ストックの活用ができない。また中共から視て、彼岸に「重戦車」がずらりと待ち構えているとわかっているのに、そこへ「中戦車」や「水陸両用軽戦車」で上陸作戦を仕掛けたいとは思わない。これは有力な抑止力となることが期待されるので、むしろ問題は、その納期が遅すぎることだ。島嶼防禦軍の重戦車は、侵略者が開戦劈頭に空挺堡を確保することもできなくする。台湾軍は重戦車をあらかじめ空港のすぐ近くのトンネルやバンカーに待機させておくだけでいいからだ。さらにもうひとつ。重戦車は、「内戦鎮定」の役に立つ。中共の奥の手は、国民党を走狗として頤使して台湾国内でプリゴジン式叛乱を起させることにあるからだ。

 台湾海軍は4隻の古い駆逐艦をもっている。米海軍の旧「キッド」級で、艦齢40年だから戦時にちゃんと動いてくれるかも不明。搭載している対艦ミサイルは4発しかない。こんなものに貴重な水兵が1400名も拘束されている。すぐに廃棄するべきだ。

 ※ミゾカミが分かってないのは、これも国民党の利権なのである。水兵の支配も含めて、国民党の利権なのである。

 台湾が最近建造した大型すぎる揚陸艦も意味不明である。有事になったら1発で撃沈される標的でしかないだろう。

 ※狭い低速の輸送船に兵隊を押し込めて運び、離島に守備隊を置き去りにしてそのあとは面倒を見ないという旧日本軍式ならば、大型揚陸艦を造る必要はないのだが、今日の兵隊はもっと大切にされる資格があるのである。揚陸艦は同時に「洋上休養センター」になるのだ。そして「大型補給艦」機能を兼帯する。それには豪華客船のような広々とした船内施設が欲しいので、必然的に、駆逐艦サイズでは用が足らないことになるのである。