本年の終わりまでにウクライナ軍が取得する(/取得した)各種の無人機の総数は2万機に達するであろうとのこと。これには、タダで貰った分もすべて含まれる。

 Juliette Gueron-Gabrielle 記者による2023-9-1記事「Paris Becomes the First European Capital to Ban Rented Electric Scooters」。
   パリ市は、レンタルの電動スクーターを禁止する。他方で、電動バイクの普及を推進させ、そのための専用レーンも増やす。

 電動スクーターは段差で自損事故を起こしやすいだけでなく、歩道を走ることで対歩行者事故を多く起こす。歩行者からは大顰蹙である。

 昨年は、電動スクーターが関係した交通事故で死者3人、負傷者459人。

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 John Hill 記者による2023-9-1記事「Signal: Saab acquires Bluebear Systems to exploit AI swarm systems」。
    英国資本もかなり入っているサーブ社は、英国内のAIスタートアップ企業である「ブルーベアー・システムズ」を買収することにした。それによって無人機のスウォーム運用を加速させるという。

 ブルーベアー社はベトフォードにあり、従業員は65人。昨年の企業価値は800万ポンド。

 自動化とスウォーム化を武器にして、ドイツや米国などの潜在顧客に売り込んで行くつもり。

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 2023-9-2記事「Why Russia is Making Its Own Version of the Iranian Shahed Suicide Drone?」。
   「シャヘド136」は、製造コストが、1機あたり1万ユーロから5万ユーロの間。これは、そのパフォーミングと比較して、すこぶる安い。全長2.5m×ウイングスパン3.5m。総重量200kg前後で弾頭重量は30kgから50kgのあいだ。航続距離はすくなくも970km。最長2500kmと主張されている。

 ※例の段ボール製無人特攻機は、手投げすることもできるし、草地であれば胴体着陸させて再使用することも不可能ではないデザインになっている。操縦用のビデオカメラが夜間向きのサーマルで、しかも無線リモコンが最後までつながっているとなると、単価が50万円を下回らないのは、納得だ。納得できないのは、どうして厚紙に黒い色の塗装をしないのかということ。新素材の暗黒塗料を塗布することで被撃墜がゼロになるかどうか、昼と夜の両方で是非、試してもらいたいものだ。ペンタブラックを実戦場でテストするなら、今しかないだろう。

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 Boyko Nikolov 記者による2023-9-2記事「US begins the MEDUSA project ―― UUV will mine the battle seas」。
   MEDUSA は、「機雷敷設・片道使用・遠達・無人・潜航・アセット」の略号である。
 米海軍は、秘匿的に機雷を敷設できる戦術システムと考えている。これから開発する。

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 Mike Stone 記者による2023-9-2記事「Exclusive: US to send depleted-uranium munitions to Ukraine」。
    バイデン政権はウクライナ軍に「劣化ウラン」弾芯のAPFSDS弾を供給することを決めた。
 これを発射できるのは、米軍供与のM1エイブラムズ戦車のみ。

 英軍はもう今年の前半に劣化ウラン弾を宇軍に与えている。チャレンジャー戦車用。

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 Boyko Nikolov 記者による2023-9-2記事「T-90 shell reached a distance of 7 km with a late engine start」。
   T-90戦車から発射される最新の榴弾は、レンジが6830mに達することが確認された。
 ロシアの宣伝では、8kmも飛ぶとしている。

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 2023-9-2記事「Military shows how a Kh-101 missile was shot down with Stinger in the Kyiv region」。
   キエフに向かって飛んできた「Kh-101」をスティンガーで迎撃することができたという。

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 2023-9-2記事「In Luhansk region, kamikaze drones hit three vehicles of the Buk SAM」。
    ルハンスク州ではウクライナのカミカゼドローンが3両の「Buk」をやっつけた。SAMがドローンにたてつづけにやられている。無人機がSEADになるのだ。