ヘリテージ財団が、ポーランド国内に米軍の戦術核を置くべきだと提言。

 Defense Express の2023-9-4記事「Ukrainian Forces Get an AI-Powered Saker Scout Drone, and Its Algorithms Can Solve an Important Problem」。
    ウクライナ国防省は、国内開発である「Saker Scout」という自動攻撃システムの実装に許可を与えた。
 自律的な「スマート・スイサイド」攻撃を、群的に可能にする。

 従来のFPV特攻ドローンは、オペレーターとの間に終始、通信が維持されている必要があり、その通信を露軍がEWで妨害すれば、ドローンは墜落するしかなかった。

 そこでウクライナ・チームは6月から、上空の司令役の偵察ドローンが眼下に発見した敵の諸目標のうち、どれがいちばん破壊する価値があるかをAIで自律的に判断して、その偵察ドローンから、低空の複数の味方の自爆ドローンに指示を与えて、突入させる、というシステムを創り上げたという。

 さすが戦時だけあり、開発の「タイムフレーム」が異常にまきあげられているようだ。

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 Povilas M 記者による2023-9-6記事「Russia is Using Artillery Rounds With Deadly Flechettes in Ukraine」。
 ブチャの墓場の死体調査から、露軍は122ミリ榴弾砲から「3Sh1」というフレシェット充填弾を、都市の民間人に向けて積極的に発射していたことが分かった。砲弾内部には、長さ3センチの鉄のダーツがぎっしり入っていて、それが飛び散る。

 その後、ハルキウやドネツク方面でも、使いまくっていることが分かっている。宇軍はフレシェット弾は持っていない。

 米軍の「ハイドラ70」は、径70㎜の、ヘリコプターから発射するロケット弾だが、この弾頭には、フレシェットが1179本入ったバリエーションもあるという。

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 Inder Singh Bisht 記者による2023-9-4記事「Lockheed Demonstrates Doubling of HIMARS Munition Range」。
    ロックマート社は、HIMARSのロケット弾の射程を、今の2倍の150kmに延伸した「ER GMLRS」を開発中であるが、このほど、大射程での試射を成功させた。

 「ER GMLRS」のテストは昨年も実施されているが、昨年はフルレンジではなく、59km先の目標に落として、調子を確かめていた。

 外見上の変更は、従来の精密誘導ロケット弾は、空力フィンを頭部に装置したものだが、こんどの「ER」版では、ロケットの尾部の空力フィンを動かすように変えた。頭部にフィンは付けない。

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 Alexey Lenkov 記者による2023-9-6記事「British have mined the Ukrainian Challenger tanks mechanisms」。
    ルーモアあり。
 撃破された「チャレンジャー2」には、敵手に技術情報を与えないように、内部に爆薬が仕掛けられたという。
 まだそれには点火されていない。が、露軍がもし回収しようとして擱坐車体に接近すれば、リモコンで吹き飛ばす準備ができている、という。

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 John Vandiver 記者による2023-9-6記事「No tall tales here: 4-foot-7 recruit makes it into Marines, likely sets record」。
    米海兵隊の創隊いらいの「短躯」の兵隊が誕生した。ナサニエル・ラプラド一等兵は、身長が「4フィート7インチ」しかない。過去250年の海兵隊史において、断トツに背が低いと信じられるそうだ。

 過去に記録が残っている限りでは、ベトナム戦争中に陸軍のグリーンベレーに所属したリチャード・ジェームズ・フラハティは、身長が4フィート9インチで、米陸軍史上で最もチビの兵隊だといわれていたそうである。
 今回、その記録が破られたと見られる。

 ラプレイド君の感想によると、訓練の中でいちばんキツいのは、重い背嚢を担いだ状態での、長距離の「行軍」だそうだ。他の訓練ならば、人に劣らずにこなせるという。