ロイターの2023-9-24記事「Philippines condemns Chinese ‘floating barrier’ in South China Sea」。
日曜日にフィリピン政府が中国を非難。
中共の海警船が、「浮き障壁」(ぼんでんの数珠)を海面に展開してフィリピン漁船を「スカーボロ礁」の漁場に近付けないように妨害していると。
中共は2012年にスカーボロ礁を事実上、占領した。
ドゥテルテ大統領時代に、いちど話がつき、フィリピン漁船が漁場にアクセスすることはできるようになった。
しかし今のマルコス大統領になったら、また締め出すようになった。
フローティング・バリアーは、全長300mくらい。
多数の比島漁船が近づくと、海警船からゴムボートを送り出して、この浮き玉結界を展張する。
※ドローンゲリコマの洗練された戦法として、モーター動力すら使わない、純然グライダーであるスイサイドドローンを、敵軍用機が駐機している飛行場の近くから、水素風船によって垂直昇騰せしめ、上空でリリースするという方法があるだろう。プロペラこそ付いていないが、ビデオ映像の電送と、リモコン操舵は、できる。水素発生器は、コンパクトなものがあるだろうから、ヘリウムボンベを使うよりも一層、ゲリラ向きだ。機体はもちろん、バラバラに分解した状態で背嚢にパックし、現地において挺進隊員が組み立てるのである。このシステムの開発コストは、おそらく1企業が自社負担できる限度に収まると思う。
※無炸填+固定翼+長距離 の特攻ドローンをウクライナ人は内製しなくてはダメだ。おそらくATACMSでは戦況は変化しないから。そのとき、またしても、あれをくれ、これをくれの乞食パターンを演じたら、そろそろ、米国納税者が怒り出す。低コストでできることを手をかえ品をかえ、自力でやってみせなければ、助ける価値のない連中のように思われてくるぞ。爆発弾頭を内臓していないが、その代わりレンジが長い特攻機。これをモスクワの高層ビルに向けてひたすら放流することができるはずだ。狙いは、ドローンよりも数十倍高額なSAM資源を無駄射ちさせることにある。敵はこれに対する報復としていまさら何も付け加えることはできない。と同時に、無炸填だからといって、この特攻機の接近を傍観するわけにもいかない。政府の威信が低下するから。コスト割れを承知で、迎撃し続けるしかないのだ。
※昨日の密室トリックの続き。マンションのトイレは狭い密室である。誰かがそのトイレの中にある戸棚の中等にドライアイスをたんまりと仕込み、それがすっかり昇華した頃に、別な人がドアを開けて入ると、たちどころにその人は昏倒するであろう。犯人は指紋をつけないように外からドアを足で閉め、換気がなされないように念を入れる(これはオプション)。翌日死体が発見されたとき、死因が二酸化炭素だとは誰も断言できないし他殺の証拠も残っていない。「死神のたたり」ということでこのケースは落着する。みんないそがしいからね。