バリスティック・コンピュータ搭載の固定翼UAVが暴れている。

 宇軍の「パニッシャー」固定翼無人機は、「水平爆撃」の精度がものすごい。もちろん停止目標に対してだが、このソフトウェアが普及すると、もはやFPVドローンは時代遅れになるかもしれない。

 この固定翼機はレンジが100km。しかも敵のEWを受けてもいまのところ、有効に妨害はされていない。優秀だ。

 ※飛行高度を高くすれば、リモコン電波も遠くまでつながる。AAでもやられなくなる。

 ※雑報によると、1枚の写真から、宇軍はHIMARSの観測を、「シャーク」という国産の固定翼ドローンにさせていることが、推測されるという。

 次。
 Dave Sherwood 記者による2023-9-30記事「Special Report: How Cubans were recruited to fight for Russia」。
     レンガ積み工であった49歳のキューバ人。ウクライナで戦うためのロシアの傭兵に志願するため、7月19日に飛行機で出国。数日後、電信扱いで、20万ルーブル相当の「キューバ・ペソ」が女房の口座に振り込まれてきた。米ドルにすると2040ドルくらいだ。

 これはキューバ人には大金で、女房は、ミシン、冷蔵庫、携帯電話を買い換えたという。
 キューバ人の平均月給は、4209ペソで、米ドルにすれば17ドルでしかないのだ。

 しかも2022統計によると、ハバナ近郊の小さい町では、4人に1人が失業している。

 なにしろ、壊れた便器がフラワーポット代わりに廃品利用されているようなコミュニティである。
 もう帰らないつもりなのか、自宅を売り払って露軍に志願したキューバ人もいるという。

 ロイター記者が確認できた、キューバ人志願者の元職としては、土建作業員、商店従業員、精油所工員、電話会社従業員がある。

 ロイター記者は、ハバナ周辺から志願した者18人を調べた。そのうち7人は先月時点ですでに戦死している。
 少なくとも1人のロシア人の女がリクルーターとしてハヴァナで活動している。
 志願者の中には、前線勤務ではなく、建設工事、梱包、補給兵站業務だよという約束をされてロシアに飛んだ者も複数。

 取材した女房の亭主からの連絡によるとモスクワの南にある「ツーラ」市にキューバ人を集めた訓練キャンプがあり、そこには彼も含めて119人の志願者がいると。全員、前線に行くことは承知している(人身売買ではない)。

 次。
 『The Maritime Executive』の2023-9-29記事「Surge in Chinese Trade Leads to Pileup of Empty Containers in Russia」。
   中国からロシアへの物資の流入が一方的に凄いので、モスクワでは、「40フィーター・コンテナ」の空箱が山積になっており、昨年の10月にはそのコンテナ箱は1個が4000米ドル相当で取引されていたのだが、今では1個が600ドル以下に落ちているという。

 ロシア全土では15万個の空のコンテナが余剰化している。これに何かを詰めて中国に送り返さねば、赤字だ。

 しかるに中国業者も、ダンピング価格で、中国国内の余剰のコンテナをロシア人相手に売り払ってしまいたいらしい。だからコンテナの箱だけを中国人に再び買い取らせたいと思っても、まったく無理な相談だという。

 ※雑報によると今年のガスプロムによる天然ガス生産量は、1970年代のソ連時代並に縮小した。

 次。
 AFPの2023-9-28記事「Blinken says China wants to be ‘dominant power’ in world」。
    『アトランティック・マガジン』の主催したイベントにおいて木曜日にブリンケン国務長官いわく。中共は米国を凌ぐ世界一の強国に成り上がることを目指している、と。

 別な分析屋たちは言う。中共がまず焦点を合わせているのは、アジアに及ぼしている米国の影響力を少しでも減殺して行くこと。
 北京にとって、アジア以外の世界への中共の影響力を増やすことは、二の次の重要度しか与えられていない、と。

 次。
 Brady Kirkpatrick 記者による2023-9-28記事「Best Pistol Lights of 2023: And why you need a light on your firearm」。
    自動拳銃にとりつける「小型ライト」。その最新商品群を紹介する記事。
 なぜピストルに照明が必要?
 たとえば「X300ターボ」という商品は6万6000カンデラで100m先の暗闇も照らしてくれる。この光量だと、怪しい自動車のスモークガラスが光を5%しか透過しないものであっても、車内の様子を車外から視認することができるのである。

 「Sig Sauer P365」のようなコンパクトな拳銃だと、ライトも小型にしないとホルスターに入らない。2万カンデラの新製品がマッチする。

 米国だと夜中に自宅内でガサゴソやっている何者かをピストルで撃つことがある。そのさい、ライトが付属していれば、じつはそいつは賊ではなく我が子だった、などという誤射事故を、最後の瞬間に回避できる。

 電源の問題が悩ましい。連続90分は持たせたいが、光量とは両立しない。充電式は手間がかかり、使い捨て電池はコストが……。

 ※レーザーではない強烈な昼光色ライト、もしくは特定波長色の光束をヒグマなどの野生の野獣に照射した場合、敵は怯むのだろうか? 怯むとしたらその閾値はいかほどか? 北海道の研究者は実験するべきではないのか? この方法が有効ならば、自動車のルーフ上にRWS状のリモコン・サーチライトをとりつけるだけで、市街地から追い払えるわけだよ。