AFPの2023-10-6記事「Russia mulling revoking nuclear test ban treaty ratification」。
ロシア国会下院議長は金曜日、「包括的核実験禁止条約」の批准を取り消すことをこれから話し合う、と語った。
これはプー之介が、その前日に「批准の取り消しは可能である」と公言したのを承けている。
ちなみに米国はCNTB条約を批准していない。1996に署名はしているのだが。
ロシアは2000年に批准している。
米国は1992に、核実験はもう当分はしないと単独で宣言していて、それを今日まで守っている。
※ロシアが条約を離脱したら中共もまた核実験を再開するしかない。それで熊プーも精神分裂寸前なのだろう。
※北鮮もプルトニウム抽出のためまた原子炉を停止させた。流れを読んで、流れに乗っていくつもりだ。
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Charles L. Glaser, James M. Acton, and Steve Fetter 記者による2023-10-5記事「The U.S. Nuclear Arsenal Can Deter Both China and Russia」。
6月に国家安全保障担当補佐官のジェイク・サリバンが核バランスについて述べている。そこから垣間見える政権の認識と方針。中露の核軍拡の動きは把握しているが、米国がその相手をする必要は無し。そのくらい、米軍の核抑止力は圧倒的である。
※9月27日にトライデントSLBMの試射を米海軍はあっさりと成功させている。これに対してロシアは類似のSLBM実験をできないことがハッキリした(中共も同じ)。それでプー之介はいよいよ狂ったことを言い始めた。哀れな道化は国営テレビのコメンテイター。尻馬に乗るしかないので、シベリアで地上核実験をしろ、と主張した。これには地元の政治家がさすがに怒っている。
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Jared Szuba 記者による2023-10-5記事「US fails to deter Turkey’s bombardment of Syria’s Kurdish enclave」。
トルコ軍の無人機は、シリア北東部にある米軍の駐屯地から、わずか1km先のクルドの巣窟を爆撃し続けた。そのあいだ、米兵たちは、退避壕に入ることを強いられた。怒った米軍司令官が、その無人機の撃墜を命じたのである。
ペンタゴンは、この「残念なできごと」は「自衛」だったと説明している。
また、事後分析により、トルコ軍には米軍部隊に対する害意はなかったとも結論している。※通信傍受解析が済んだ。
現地の木曜日の朝、7時半。場所はハサカー州。複数のドローンによる空爆が始まった。
その投弾のいくつかが、米国が宣言していた「作戦規制ゾーン」内に落下した。
現地米軍指揮官が、トルコ軍のカウンターパートに電話して、やめろと言った。それでドローン編隊は一回、消えたのだが、11時半に、また1機やってきて、それが米軍駐屯地から500m以内に入ってきた。
何十回もトルコに警告していたが、間に合わないので、自衛措置として、F-16に撃墜させた。
この駐屯地には米兵が900人いる。ほとんどが特殊部隊。
米軍は、クルド部隊を支援している。そのクルドは、ISの捕虜を監視しているのだという。
4月にはこんなことがあった。在シリアのクルド部隊の指揮官、マズルム・コバネを爆殺しようとしたトルコ軍ドローンが、そのコンボイが米軍のものであるのも構わずに車列に投弾した。車列はイラク北部の民間飛行場に向かっていたという。
また昨年11月には、トルコのドローンが、シリアにあるマズルムの司令部の近傍を爆撃し、その着弾点は、米軍部隊から数百mの距離であった。
トルコは何年も米国に要求している。マズルムはPKKと関係あるテロリストであり、そいつを保護するのは止めろ、と。PKKは旧ソ連がトルコを弱めるために育てた左翼武闘集団である。
先週末、首都アンカラ市内でPKKがテロ自爆を実行し、4人が死亡している。うち2名は警察官であった。トルコは怒っている。
トルコ外交官は水曜日に述べた。アンカラ事件の犯人2名はシリアで訓練されていたと。
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2023-10-6記事「Australia supplies Ukraine with 100 PPDS drones per month」。
豪州のSypaq Corvo社は、2023-3いらい、毎月100機のPPDS(厚紙製ドローン)をウクライナのために量産している。その単価はおよそ3169米ドルだという。
会社代表のマイケル・パートリッヂは誇る。軍用規格の固定翼無人機を、わが社以外のところから調達しようとすはれば、1機が2万ドルとか3万ドルもしてしまうだろう。
単価が安いということは、より一層、それをアグレッシブに敵にぶつけられるということである。
PPDSには、なんと3kgの爆薬を充填して、電動なのに、飛距離は120kmに達するという。
胴体内に挿入するのは「MON-50」という指向性破片型の対人地雷だという。
※ロシア版のクレイモアである。ブルガリアでも製造している。
無線起爆デバイスは「VP-2a」というそうだ。それは主翼内にインストールされている。
※クレイモアなので、ダイレクトヒットさせるよりも、敵兵の頭上50mで起爆させた方がいいわけ。
9月からは、この機体はウクライナ国内でも生産が始まった。
※もともと最前線部隊への小荷物補給を考えたものだったのだが、誰かが、ロシア製のクレイモアとの結合を発案して、大ブレーク。それは豪州人じゃないだろう。では誰だ?
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Jen DiMascio Steve Trimble Byron Callan 記者による2023-9-27記事「Podcast: Explaining ‘Replicator’――A Plan For Thousands Of Drones」。
ペンタゴンは「レプリケーター・イニシアチブ」を発表した。
米陸軍が出資する。1万2000の小型無人機。それによって中共軍の台湾侵攻を阻止する。
近距離偵察プログラム=1万2000機のクォッドコプターを整備し、米陸軍の全部の小隊にそれを持たせる。
それとは別に、空中放出型のUAVと、陸上走行型の無人機も研究する。すべては、今は開発の段階だが、必ず調達する。
レプリケーターは、中共軍の最大のアドバンテージたる「量」において、こっちが敵を凌駕してやろうという話である。
今から18ヶ月~24ヵ月のうちに、数千機は行き渡らせる。マルチドメインに。
その数千機の中には「ヴァルキリー」「XQ-58」が含まれる。
「ヴァルキリー」のエンジンは「ウィリアムズ」社が製造するのだが、余裕で大量生産できるわけじゃない。つまり、ウィリアムズ社には製造ライン拡張の設備投資をしてもらい、さらに別な会社にも製造を分担してもらう必要が出てくる。そのカネはDoDから出さないと。
※それだけでも2年かかる話じゃないか?
A2 /AD =アンチ・アクセス・エリア・ディナイヤル に対抗する概念。AD/A2 =オール・ドメイン、アトリビュータブル・オートノミー(どこでもなんでも自動機械)。
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H I Sutton 記者による2023-9-3記事「Taiwan Building Midget Submarine: Huilong Project」。
台湾は、通常サイズの潜水艦と併行して、ミジェットサブも建造中である。長さ30m。『慧龍』という名前がついている。外殻の径3.6m。おそらく無人。しかしセイル有り。それコミだと高さ6m。圧力内殻は長さ20m。
排水量は100トンくらい。
魚雷発射管×2。
動力源はリチウム電池。
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H I Sutton 記者による2023-8-31記事「Possible Fatal Accident Aboard Chinese Navy Nuclear Submarine」。
中共海軍の原潜事故の噂は、8月22日からある。
ルーモアは、支那語のSNSから広まった。それを台湾のメディアが伝声した。
じつは、サットンがこれについてのさらなる情報を得たいと思って、こんな噂があるが……と、じぶんのツイッターで紹介したことで、各国のメディアが、《専門家が承認している》と早合点し、話が急激に拡がったのだ。
ルーモアの最も早い書き手は「Lude Media」と名乗る投稿者で、それは2023-8-22の午前であった。いわく。艦番417の原潜が、水中で錨鎖にひっかかり、艦内が減圧。連雲港の沖が雷雨のためレスキュー活動ができず、潜水艦は6時間後にやっと浮上。それが8-21の14時04分だったと。その時点で艦内に酸素が無かったと。22人の将校、7人の学生、9人の兵曹、17人の水兵が、試験航海のため乗り組んでいたと。
この話に抱かれた疑問。原潜は空気不足に悩むような設計にはなっていないはず。原潜の馬力は、錨鎖ごとき、ものともせぬはず。原潜にたったそれっぽっちの人間しか乗っていないとはどういう理由?
※試験航海なら、全員が酸素マスクをすぐにつけられる準備ぐらいしていた筈。1人残らず死ぬなんてあり得ん。特に防火担当の分隊員は手元に酸素ボンベがあるだろう。
ルーモアのひとつは、この原潜は連雲港まで曳航されたと言う。ところが、民間衛星写真(SAR画像)を分析する「Satim」社によれば、そのあたりに浮航の原潜など見当たらぬ。
そうこうするうち、8-28に「China Front」ブログに強烈な投稿が載った。「タイプ093」型の攻撃型原潜『長征14』(艦番号417)のすべての将校と下士官兵は死亡した、と。
人数は合計55人で、うち22人が士官だと。
※すでに最初の書き込みから1ヵ月以上経過した。青島周辺海面の衛星写真も総点検されたはず。その傍証が何も出てきてない。この話はガセだろう。