子弾の「M74」の不発弾が撮影されてSNSに上がっている。この子弾は湾岸戦争のときから使われている。
※CSISの2023リポートでも強調されていたことだが、航空基地に飛来するミサイルの弾頭は基本的にクラスターである。このクラスター子弾から高額な軍用機を守りたくば、航空基地には必ず硬化シェルター(HAS/PAS)もしくはトンネル壕を用意していなくてはいけない。敵が、その硬化シェルターをひとつひとつ破壊しようと思ったら、ミサイルを単弾頭にする必要がある。それを実行してくれれば、中共のミサイル・アセットも有事には急速に涸渇してくれる。すなわち、日本の都市が蒙るかもしれないミサイル空襲の被害を減らせるのだ。日本の都市を安全にしたいと思うのならば、平時に日本中の飛行場にHASを増やしておき、有事にそこに敵ミサイルをできるだけ吸引してしまうのが、合理的且つ堅実な捷径となるのである。F-35が空中ではいかに安全であろうと、HASなしの航空基地ではいとも簡単に地上に於いて破壊されてしまう(せっかくCSISが強調しているのに、日本のニュース解説者が皆スルーしていること)。それで、巨額の防衛投資が無駄になってしまう、というだけではない。そもそも、中共軍に、対日飛行場攻撃をしないではいられない、無用な動機をわざわざ与えることになるのである。なぜなら地上で破壊することだけが、中共が米国製のステルス戦闘機に対抗できる、ただひとつの可能性だから。
※HASの難点は工費が高額なことと、急速に造成・修理できないこと。クラスター弾だけ阻止できるレベルにまで強度を妥協するのなら、「中空ブロック」のような素材で急造できるのではないか? あるいは空気圧で膜を膨らませて、その膜の外皮にセメントを吹きつける工法。膜を強靭な素材にしておけば、スプリンター吸収材にもなってくれるだろう。
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2023-10-17記事「Russia has arranged the supply of weapons from the DPRK by sea」。
北鮮の羅津と、ロシアの「Dunai」軍用埠頭(周囲に何も無い海岸)との間を、2隻のロシア船籍の貨物船『Angara』号と『Maria』号がしきりに往復していることが衛星写真で確認された。往復ともに多数のコンテナを運んでいる。トランスポンダーはOFFにしている。
軍用埠頭で卸下されたコンテナは、そこから鉄道で「Tikhoretsk」まで運ばれている。そこはウクライナ国境から290kmだ。8月いらい、同駅での弾薬集積が増えていることも、衛星分析から分かる。
米政府によると、10月13日までにロシアは北鮮から1000個以上のコンテナを受取った。中味は武器と弾薬だと。
ブダノフが言うには、弾薬の内訳は、122ミリのロケット弾、および、122㎜と152㎜の榴弾砲の弾薬である。
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星条旗新聞の2023-10-17記事「Coastal defense drills in Philippines to include new Marine littoral regiment, rotational force」。
11月9日から17日にかけて、ルソン島+パラワン島にて「カマンダグ」演習が催行される。
米軍900人、比軍900人に加えて、韓国兵と英軍コマンドーが加わるであろう。
米軍は、海兵隊が主力。
海兵隊の「ロテーショナル部隊」は昨年設立された。今月から比島内で訓練開始している。
第三海兵沿岸連隊は、ハワイから参加。昨年2月に「第3海兵連隊」から改名された。それは海兵隊の「フォース・デザイン 2030」計画の一環である。
また沖縄からも海兵隊が加わる。
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NC Bipindra 記者による2023-10-17記事「China Hosts Largest-Ever BRI Event: Fears Emerge Nepal’s Pokhara Airport Could Be A “Chicken Farm”」。
中共はネパールの第二の都市であるポハラに飛行場を造成してやる。この借金でネパールを支配するつもりであるとNYTが10-16に報じている。
インドに言わせると、中共は1970年代から、ポハラに空港を建設しようと狙っていた。
8200フィートの滑走路をつくるのに、中共の土建大手CAMCは、地質調査もやらないで、いきなり工事をスタートしている。工事はぜんぶ中国人の手で仕上げるつもりで、現地の技師などは雇わない。
地質調査なしで滑走路を舗装するとどうなるか。数年にして表面は波打ち、ヒビだらけとなり、そこから剥離して穴ぼこだらけとなる。
また滑走路の排水を確実にするための最適なスロープは、雨量調査を前提にして決めるものだが、CAMCはその調査もしていないという。
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2023-10-17記事「Heavy Trucks Likely Not Zero-Emission in the Near Future」。
32トンのコンテナを運ぶクラスの大型トラックのほとんどは、2035年になってもディーゼル・エンジンで走っているだろうという予想を「ETHチューリッヒ」が公表した。