Tim McNulty 記者による2023-10-23記事「Vladimir Putin ‘suffers cardiac arrest’ sparking ‘alarm’ in Kremlin inner circle」。
2名のプーチン警護隊員が、プーチンの私有アパートに突入した。大きな物音がしたので。ベッド脇の床で71歳の老人が白目を剥いて痙攣していた。「心停止」症の噂あり。
日曜の午後。場所はモスクワ。
「テレグラム・チャンネル」によると、すぐに特設病院に運ばれ集中治療を受けたと。
※ハマスの奇襲開戦がロシアの使嗾によるものだとしたら、モサドにはプー之介個人を脅す理由がある。そのために事前に「心臓麻痺」のルーモアを流しておく準備も合理的になることがあるだろう。
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Defense Express の2023-10-23記事「New russian Wooden Drone: So Simple an Aeromodelling Club Can Make It, But No Less Dangerous」。
10月23日深夜の露軍によるミサイル空襲。主軸は巡航ミサイルの「Kh-59」だったが、それに低速の「シャヘド136」自爆特攻機が伴っており、さらに、レーダー攪乱用に、新手の手作りドローンが混じっていたことが、注目されている。
この手作りドローンは、機体がベニヤ板でハンドメイドされており、どうみても、地方の「ラジコン模型飛行機同好会」のような民間集団が動員されていると思われる。
そこには爆発する兵装は何もとりつけられておらず、代わりに、アルミの「コーナーリフレクター」を機体胴体下部に螺子留めしてある。
燃料タンクはペットボトルを流用している。
エンジンは「DLE-60」という60cc.の水平対向2気筒・2サイクルで、「アリババ通販」を利用すれば500ドルしないで調達できるという。
この戦法は合理的であり、これから増加するであろうから、要注目だ。
コーナーリフレクターをとりつけることによって、数万円の超低速ラジコン機が、あたかも、大型の偵察用UAVのように、相手の防空レーダーには映ずる。
その「囮」のドローンに、高額なSAMを1発以上吸引できれば、数万円の数百倍の損失を、敵に与えたことになるわけだ。そしてそのおかげで、味方の「特攻自爆ドローン」は迎撃を免れ、狙った目標に突入できるようにもなる。
航続距離重視の「シャヘド136」をいまから高速化するのは無理があるが、「囮」ラジコン機を同時に乱舞させてやれば、「シャヘド136」は低速のままでも、突入成功確率が、跳ね上がることになるであろう。
※なんか日本政府の新方針で「50cc バイク」がなくなるらしいのだが、一部の原付エンジンの製造ラインは、勿体ないからドローン用としてプラントごとウクライナに援助してやればいいのではないか? 真剣に検討すべきだろう。
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Povilas M. 記者による2023-10-23記事「Why ATACMS is Harder to Take Down Than the Storm Shadow?」。
ATACMSは1.6トンあり、ストームシャドウの1.3トンより重い。記者の推測では、おそらく、弾頭重量も大きい。
ストームシャドウはマッハ0.95で巡航するので、下手をすれば敵兵のMANPADSで撃墜されてしまう。
ATACMSは弾道ミサイルなので、終速はマッハ3に近く、MANPADSでは照準もつかない。
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Matt Trevathan 記者による2023-10-23記事「The Changing Role of the Qassam Rocket」。
ガザの地下工場で量産されている簡易な地対地ロケット弾を「カサム」と称する。
鉄製の脚立状の簡易なラーンチャーから発射すると、水平距離10kmまでは15秒、20kmまでは30秒にて、着弾する。
イスラエルの国土のいちばん「細い」部分は、ウェストバンク(ヨルダン川西岸地区)と地中海のあいだで、巾85マイルしかない。
ハマスは、レンジ20kmの短距離ロケット弾を1万発前後、常時在庫している。この20km圏内に、イスラエル人口930万人のうちの2.6%が暮らしている。
「カサム」は、ガザ地区の北部、人口密集街区の地下工場で製造されている。
ロケット筒体の素材は、現地のインフラ資材を流用する。
ロケット推薬は肥料(硝酸カリウム=硝石)と砂糖から作られる。それは市販のロケット花火と同様のものだという。
4枚の空力安定板を尾部に熔接。弾頭にはできあいの爆発物を挿入する。
黒色火薬のメリットは、乾燥状態で保管していても安全であること。しかも長期貯蔵しても変廃しない。
ハマスは、少数ではあるが、40km弱飛翔するロケット弾も保有している。
これらは外国製が密輸入されている。
たとえばイラン製の「Fadjr-5」や、中国製の「WS1E」である。
誘導装置は何もついていないので、命中精度は度外視だ。
さらにハマスは、「M302」という、100kmも飛ぶロケット弾を、中共およびシリアから供給されている。
理論上、エルサレムやテルアビブまで届くことになるが、まだそれは試されていない。
2021年の記録。ハマスは2900発のロケット弾を発射し、イスラエル領内の11人の住民を殺し、294人を負傷させた。すなわち、発射されたうちの10%のロケット弾が、じっさいに人を殺傷すると概算される。
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ウィキペディアの「Al-Shifa Hospital」を見ると、2014年までハマスは堂々と、ガザ市街の最大の病院の中に、司令部を据えていた。
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AFPの2023-10-19記事「Music companies sue Anthropic AI over song lyrics」。
特定の有名ソングライター風の歌詞を書いてくれ――というリクエストをオンラインでAIに頼める、そんな「チャットGPT」サービスがすでに実現しており、版権を管理する複数のレーベルが、訴訟を起した。水曜日にテネシー州にある連邦裁判所の支所において。
このオープンAIサービス会社は、レコード会社には1文も払うことなく、既存の歌曲の歌詞をぜんぶマシーンに読み込ませている。それがゆるせん。
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Jan Kallberg 記者による2023-10-20記事「Think Ukraine’s Expensive? Wait for the New Cold War」。
対ウクライナ援助を今、惜しめば、西側諸国は、けっきょく対露の「再冷戦」に向き合うことになり、これから先、今の十倍の余計な軍事費を計上しなくてはならなくなる。だから、今、対宇援助をしておくのが、最も安上がりなのである。
旧冷戦のピーク時、米軍将兵が43万5000人も、ヨーロッパ戦線に駐留していた。ロシアがまた強くなってしまうと、西側軍隊が負担しなければならない人件費は、途方もないことになるのである。
これから先進国の人口が減り、人件費はますます高騰し、兵隊がますます集まらなくなるというご時世に、こんな「人数競争」をやっていられるわけがない。
だから、今が、踏ん張りどころなのである。
今なら、西側諸国は、自国の人件費を膨らませることなく、考え得る最も安上がりな「対露抑止」を実現できるのである。ロシアの軍需ストックは、すごいペースで無駄に蕩尽されつつある。このペースが続く限り西側は安全だ。西側がそのために必要な僅かなカネを惜しむとしたら、短視眼も甚だしいだろう。
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Boyko Nikolov 記者による2023-10-23記事「Moscow: ‘We send 15K tons of ammunition and fuel daily to the front’」。
ショイグがロシアの上院の軍事委員に対して語った。日量1万トンから1万5000トンの弾薬と燃料等を、ウクライナ戦線に補給しているところだと。
飲用水の補給は1500トン/日である。また前線では、毎日、350トンの被服を洗濯している。