スイスの「Tracoパワー」社製の電子部品であるパワーコンバーターが、ロシア製MANPADSの「9M336」の最新の3波長弾頭シーカーに使われていることが判明した。

 他方でロケットモーターは1976年製の旧式MANPADSを部品取りして再利用しているという。手当たり次第に素材をかきあつめている努力が推察される。

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 AFPの2023-10-30記事「Six trends to watch in commercial Earth observation」。
   2022年の、全世界の宇宙ビジネスは、米ドルにして4640億ドル規模であった。そのうち、地球観測の仕事は、たったの4%しかない。したがってこの分野は、のびしろを抱えている。そこに欧州が合同で乗り出す。

 宇宙業界は2017年いらい、年率7%で成長を続けている。おそらく2031年まではこの伸び率で行くだろうと予測されている。

 測地ビジネスは今は年商46億ドルだが、2032年には80億ドル市場となっているであろう。

 たとえば「保険×農業×衛星測地」は、大きな商売になり得る。

 ※プー之介はロスコスモスの長をつかまえて「なんで年に40機しか衛星を上げられないんだ?」と問詰したという。「お前のせいだよ」とは答えられないのが辛いところだろう。それで前の社長はキチガイ発言で先手を打ったのだなと察する。

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 Sean CHANG 記者による2023-10-31記事「Taiwan transforms Matsu wartime strongholds into ‘island museum’」。
   台湾領のマツ諸島は、中共本土海岸から汽船で20分の距離にある。

 1949直後には本土からよく砲撃されたので、全島にトンネル網と防空壕が残っている。そのほとんどは今では廃用。

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 Boyko Nikolov 記者による2023-10-31記事「After a 10-year standstill, Germany returns DM22 mine production」。
    ドイツの兵器メーカー「TDW」社は、大手企業の「MBDA」の子会社である。
 TDWの有名な製品が「DM22」横撃地雷である。かんたんにたとえると、パンツァーファウストを「仕掛け鉄砲」のように道路脇に隠し置き、特殊センサーによって、敵戦車だけに反応させるもの。

 すでに今次ウクライナ戦争の勃発直後から、大量にウクライナ軍へ在庫が寄贈されている。そのため、ドイツ軍の保有するストックが底を尽きそうになっている。

 そこでドイツ政府は2600個の新規注文を出した。6800万ユーロで。概算すると、1発が26100ユーロか。

 なおこの発注は、さらに1万発が、追加されるかもしれないという。

 ※読者の中で、地方都市の烏がこの秋シーズン、凶暴化した兆候があるかどうか、気のついた人は、教えていただけるとうれしいです。というのは熊が例年になく市街まで出没するようになった背景として、今シーズンの山の木の実が軒並み不なりだからだとされているのですが、だったら、山がナワバリの野鳥たちも、シノギのために里へ下りてくると考えられ、その「玉突き現象」で、都市ナワバリの留鳥は、殺気立ってくるはずです。

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 AFPの2023-10-30記事「STEP Demo Plant Ushers in Next Era of Power Generation With sCO2 Technology」。
   米国で火力発電の効率を10%高める新方式の研究開発が進められている。

 ボイラーの熱エネルギーを、タービンの回転エネルギーへ転換する媒体物質として、従来のように水蒸気は用いず、そのかわりに、高温に熱した二酸化炭素ガスをタービンにぶつけようというもの。

 しかも、この方式にすることによって、火力発電所のサイズは、旧来型の「十分の一」に小型化できるのだという。だから工費が節約できる。