露軍は「シャヘド136」を黒色塗装してきた。

 夜間に視認されにくくしようと試みている。

 飛行高度が一定(100~150m)で等速直線運動だから、真下から視認されたら、分隊軽機によっても撃墜されてしまう。

 これに対して宇軍の郷土防衛軍の高射機関砲部隊は、三脚付きのサーチライトと、ピックアップトラック荷台搭載の単装AAGを組み合わせている。

 ※各国メーカーは、「手持ち式のLiDAR(Light Detection And Renging)」というものを開発しなくてはなるまい。それを小銃銃身と同軸にとりつけておけば、歩哨が、「シャヘド136」クラスのカミカゼ・ドローンを夜間でも警戒できる。まっすぐ頭上にやってくるモノは、小銃でも撃墜できるようになるだろう。

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 Alius Noreika 記者による2023-11-25記事「Why Ukraine Isn’t Deploying Abrams on the Battlefield? The Reason is Simple, Experts Say」。
   M1戦車は、戦線1000kmに対して31両で、いかにも数が足りないので、来年春まで前線に出さないという。
 これは、露軍が地雷で陣地を固められる時間が存分に与えられることを意味する。

 事情通によると、ザポリジアに対してM2ブラドリー装備部隊が正面攻撃をかけたものの、大損害を蒙ったのだという。それに懲りたウクライナ兵は、もはや米国製AFVもあまり信用していないという。

 ※すでに現地は土壌表面が凍結し、浅い塹壕は、「斧」でなくば拡張土工ができない。

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 2023-11-24記事「Russia to Transport Dozens of Migrants to Last Open Finnish Border Checkpoint」。
   ロシア政府が、書類を一切もたない中東人とアフリカ人の“難民”に自転車を与えてフィンランド国境に大量に送り込むイヤガラセを続けているので、フィンランド政府は現在、国境のゲートを最北のムルマンスクの1箇所を除いてすべて閉鎖している。

 するとロシア政府はこの最北のゲートに55人の「アサイラム・シーカーズ」をバスでわざわざ輸送してきた。

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 RFE/RL の2023-11-24記事「Russian Gets False Death Certificate To Avoid Returning To War In Ukraine」。
   シベリアのブリヤート地方の住人、ゾリグト・アラブザイエフは2022-11に徴兵されてウクライナ戦線へ送られたが、23年春に帰郷。そのまま部隊に戻らなかったことから軍の係官が自宅を訪れると、息子が出てきて、本人は死んだと述べ、その死亡証明書を見せた。
 この証明書を調べたらニセモノであった。アラブザイエフは逮捕され、懲役5年の判決を受けた。

 ※三峰口か野辺山を起点として、最も標高差が大きくなるような、林道中心の30km~40kmの自転車コースにつき、ご存知の方、ご連絡を請う。悪路ほど可。(ポートモレスビー攻略再現実験の為。)