これは11-27報。来年の話だ。
また11-28にプー之介いわく、かつてロシアの女子は7~8人の子を産んでいた。その頃に戻ろう、と。
11-26報。ドイツからキルギスへの機械・自動車部品等の輸出額が、2022-2から2023-9の間に5000%増えている。なんでだろ~~?
次。
「Encyclopedia, Science News & Research Reviews」の「Chukudu」の項目。
チュクドゥ(Chikudu、Chokudu、などとも表記されることあり)は手作りの2輪車両である。前輪はハンドルバーによって操向可。その発明起源地はコンゴ共和国の東部である。
材木ソリッドのホイールの径は大きくはない。フロントフォーク軸から後輪軸にかけて傾斜した長いビームがメインフレームで、しばしばそのビーム上面には、片膝をついてキックで押すためによいゴム板などを部分的に貼り付けてある。
下り坂では、乗り手はキックスクーターのようにこれに両足で乗り、自在に操縦できる。
Chukdu は、1970年代に「北部Kivu」に出現した。モブツ政権のときで、経済はよくなかった。
※ということは今のチュクドゥーは、かれこれ半世紀くらいも、不特定多数の現地職人&ユーザーによって、さまざまに試行錯誤され各部や全体構成が改良され洗練された「設計図」を反映するわけだ。それは学び取る価値が高いだろう。進化論的な淘汰によって、現代人が一から部材の強度計算などをやる手間を省いてくれているに違いないぞ。誰か現地に縁のある人が、仔細にそこらあたりを調査してくれることを切望する。
2008年において、チュクドゥは1台の材料費が60ドル弱であった。それが完成品として100ドルで販売された。
2014年において、現地の人は、1日に2ドル以下の生活費で暮らしている。またチュクドゥの売値は50~100ドルというところ。人々の1日の稼ぎは10ドル弱だ。
ある記事によれば、2014年においてチュクドゥは150ドル前後で売られている。そのドライバーは荷物運びの稼業によって日々、10ドルから20ドルを得ていると。すなわち6ヵ月分の稼ぎで1台のチュクドゥを買える。
Goma市では、チュクドゥが、ローカル運輸システムのバックボーンである。
※ゴマ市の中央広場に、金色のチュクドゥ労務者塑像が立っている。これは2009年にカビラ大統領が建立した。
素材とする材木は、ユーカリの他、硬いMumba材も用いられる。
ソリッドタイヤの外周には、廃タイヤのゴムを巻いて釘で打ちつける。
※ビデオを見ると、この木製ソリッドタイヤは、普通に製材済みの正目板を「マクガイバーぶんまわし」でまず円を描いて、マチェトで円盤状に削り出す。けっして丸太の輪切りを使うのではない。また、円周の接地面をつるつるに整形する必要はない。なぜなら外周は廃タイヤゴムにてすっぽりとカバーするので。廃タイヤは、ちょうどよいサイズの円環状のものを、カットせずにソリッド円盤に鉄梃子でぴっちり嵌め込む場合もある。おそらくこのやり方の方が、ソリッド車輪が木目から割れてしまう事故の確率を減らせるだろう。円周の芯には別な円筒状の材木を、楔を使ってガッチリと打ち込み、その両突出臍部分先端に、二重リングのボールベアリング(さすがにここだけは金属部品が必要だ)を嵌めると、最終的に荷車に組み立てたときに、最も摩擦抵抗が小さくなる。しかし単に潤滑材(黄色い樹液のようなもの)を芯木材に塗布するだけの軽易タイプもあるようだ。
現地では、1台のチュクドゥを2日~3日がかりで製造している。
耐用年数は2年から3年だ。
最も多いタイプは、全長が2m、搭載力450kg。
最もヘビーデューティなタイプは、800kg搭載できる。※ビデオ中の証言では1トンという値も出てくる。
※だとすれば、この形状で、水平線まで届く地対艦ミサイルを、離島の挺進守備隊が、人力だけで地上機動させられるような運搬器具を、現代のスチール管細工で、もっと軽量に且つ頑丈に、製造できるはずじゃないか?チュクドゥのデッキは最初から傾斜しているので、そのままロケット弾や軽量型ミサイルのラーンチャーにもなると思う。
燃料とされる雑木の枝を運搬するチュクドゥには、メインフレームビームに小孔が開けられているものがある。これは、そこに1本の枝をはめ込むことによって、荷全体を、細いビーム上に安定して固縛しやすくしているのである。
※ウェブサイトにあるビデオ資料のひとつによると、小学校までの距離が遠くて、いままでは町まで通学できなかった児童が、子供用のチュクドゥのおかげで毎日通学できるようになったという事例が紹介されている。なにしろアフリカは広いから、これはあり得るな。
※材木は水に浮く。水害に強いわけだ。空荷なら、それを頼りに渡渉もできるだろう。
※荷物を積んでいる作業中、どうやって車体を立たせておくか。なんと、長いつっかい棒を、フロントフォークの高い位置から、延ばすのである。より普通には、もう1人の手伝い人に支えていてもらう。
※チュクドゥを先進国で工業製品化するばあいには、メインフレームビームの素材と形状を工夫し、無改造でもそのまま、大災害地にて負傷者を運搬できる「ストレッチャー」とできるように考えるべきだ。これは将来、何万人もの人の命を救うことになる、と直感します。
次。
Howard Altman 記者による2023-11-28記事「Ukrainian Spy Chief Confirms Wife Poisoned」。
ウクライナ軍情報部の部長、クリロ・ブダノフ中将の妻、マリアナが何者かによって毒を盛られたが、げんざい、入院先にて、恢復過程にある。
ウクライナ国内の速報では、ブダノフ本人が重金属で毒害されたという話であったが。
マリアナは、食べ物に混入された毒に中った。
このような毒殺未遂は、ウクライナ軍高官の家族にとっては、日常的な経験であり、珍しくもないという。
次。
Boyko Nikolov 記者による2023-11-26記事「UK stores unused 900 Cold War Chieftain and 180 Challenger 2 tanks」。
ポーランド軍は、英国が退蔵している旧世代の「チーフテン戦車」×900両を購入したいと思っているという。
また、製造工程にあるが、「3型」にアップグレードする計画がない、「チャレンジャー2型」×180両にも、関心ありという。
※こいつらの頭は、いつになったら切り替わるんだ? 今は先進各国は「人手不足」の高速潮流の渦中にある。戦車装備は、それ1両のために数百人もの有為の兵隊を無為に拘束してしまう。まさしく「人の無駄遣い」なのである。自爆型ドローンなら、1機のために数十人のサポーターで済む。そして数人のオペレーターが、間断なく無制限に敵を攻撃し続けることができる。基本が消耗品だから、メンテナンスの必要はない。ひたすら製造し、ひたすら消費するだけ。これが、人手不足時代の国家総力戦にマッチする。ポーランドに人が余っているのなら、それは無人兵器の製造現場へ回せ。
次。
Boyko Nikolov 記者による2023-11-28記事「China copied US kamikaze Switchblade and began mass production」。
「北京昴飛科技有限公司」が、「スイッチブレード300」のコピー兵器である「XS101」を試験飛行させた。
このロイタリングミュニションは、高度4600mまで行ける。
射出は、バズーカ砲のスタイル。この射出システムを開発したのは「AOMEIテクノロジー」社。
※雑報によると、最前線の露軍に迫撃砲の「装薬」が推進補給されて来ていない。イラン製の120㎜迫の弾丸ばかりがあるが、装薬が少ししか付随していないので、ほんらいなら最大装薬で6km飛ばせるのに、鈍重な重迫撃砲を敵から4km未満まで近寄せて射撃するしかない。すなわち、レンジ5kmの敵の特攻ドローンの攻撃半径内に入ってもたもたすることになる。やってられるか。
次。
AFPの2023-11-27記事「10 Taiwanese soldiers charged with spying for China」。
元台湾軍の軍人、および現役の台湾軍の軍人、あわせて10人が、中共のためのスパイを働いていた容疑で訴追された。
このうち2名の現役将校は、「中国人民解放軍に投降したいです」と誓約するビデオを製作していたという。中共の心理戦術の片棒担ぎとして。