宇軍に供与された「レオパルト1」にATGM×1と野砲弾×3が当たったが、車内で誘爆は起きず、乗員4人は無傷で離脱することができた。証拠ビデオがSNSに出た模様。

 ストラテジーペイジ の2023-11-29記事。
   ウクライナ軍による実験のおかげで、「サーモバリック弾頭+UAV」という新奇なシステムの有効性について、検証ができるくらいのデータが揃ってきた。

 ちょうどウクライナ国内では、2022年の今次戦役のスタート前に、新型のサーモバリック弾頭を開発していたのだ。

 重さ5ポンドから10ポンドのサーモバリック弾頭を、マルチコプターや、固定翼UAVに搭載。

 露軍の塹壕や、陣地化されている建物内に、投弾もしくは突入自爆させる。対歩兵兵器である。

 ちいさなサーモバリックでも、横穴トンネルや小部屋のような閉鎖空間内では有効であることはすでに20年前に米軍が確認していた。米軍は、小銃にとりつけた40ミリのグレネードランチャーから発射してみたのである。場所はアフガニスタン。これを使うと敵が続々、投降してくるという。

 ウクライナ国内では通常火薬(爆薬)の増産が急には進まないが、サーモバリックのケミカル原料ならば比較的に量産しやすいので完全に自給ができる。
 露軍はサーモバリックをRGPや短射程の地対地ロケット弾によって投射する用法では先達だったのだが、何キロも離れた塹壕を正確にサーモバリック弾で攻撃されるという事態は想定していなかった。

 いまや歩兵の塹壕戦となったウクライナ戦線では、このサーモバリック弾とUAVのコンビネーションが、無類の戦果を上げつつある。

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 Markus Garlauskas & Philip Yu 記者による記事「China’s Acoustic Aggression Against a U.S. Ally Follows a Pattern」。
   フリゲート艦『Toowoomba』のスクリューに絡まった魚網を除去しようとしていた豪州海軍のダイバーに対して11月14日、中共の駆逐艦『寧波』が毀害力のあるアクティヴソナーを打ち、その作業を続けられなくした。
 場所は日本のEEZ内。

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 2023-11-28記事「Russian tank units in Ukraine take delivery of new counter-drone EW systems」。
    ロシア軍の戦車が、対特攻ドローン用のEW装置「Volnorez」(意味は「防波堤」)を砲塔上に載せるようになった。ミニチュアのパゴダのような外見。

 900メガヘルツから2000MHzの電波を360度に向けて輻射する。半径600m内のドローンはこの電界で機位を喪う。

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 Defense Express の2023-11-28記事「Sevastopol Bay Under Such Heavy russian EW Cover It’s Visible From Space」。
    測地衛星のSAR画像を取得すれば、露軍がGPSスプーフィングを強烈に輻射している地域がありありと判明することが、公開写真であきらかになった。

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 Joseph Trevithick 記者による2023-11-28記事「Cartel Narco Tank With Cope Cage Anti-Drone Armor Emerges」。
   メキシコ国内では、麻薬カルテルと警察、ならびに、犯罪組織同士が、相互にドローン爆撃をするようになっていて、地域によっては、ドローン内戦状態である。

 カルテルが麻薬を運搬する特装トラック(ダッヂ・ラムの後部荷台をパネル化改造)は、金属板で四周を囲うだけでなく、上空からのドローン特攻を防ぐために、コープケージ(屋上屋根)まで架設するようになった。

 人呼んで「ナルコ・タンク」。

 ※ロシア内務省による布告。動員対象年齢の者はパスポートを12月11日までに内務省に預けよ。この命令を守らなかった場合、5日以内にパスポートを失効させる。