Vijainder K Thakur 記者による2023-12-23記事「Australia’s E7 Wedgetail Makes The 1st Kill; Quite Likely Behind Downing Of Russian Su-34 Bombers」。
ウクライナ軍は22日の正午頃に、3機のロシア空軍機「スホイ34」をチャプリンカ地区で撃墜したと発表。
これら「スホイ34」は、「精密誘導滑空爆弾」で宇軍を空襲しようとする途中だったと思われる。
この場合、露軍の戦闘攻撃機は、高度7000mから投弾する。地上の目標までの水平距離は50kmほどである。
兵装リリース直後に、母機は、旋回&急降下&低空避退により、宇軍のSAMを避ける。
一情報によれば、撃墜したSAMは、ドイツが渡したペトリオットだと。
両陣営のメディアが示唆していること。この露軍機の位置情報を教えてやったのは、西側のAWACSだと。
おそらくパトリオット・システムの捜索レーダーは停波しておいた。露軍機は、対レーダー波ホーミングのASMをもっているので。ペトリはAWACSからの情報をデータリンクで受け取り、それにもとづいて発射され、まんまと奇襲することに成功したのだ。
露軍機の翼端には「Khibiny」という電子戦ポッドがついていて、NATO軍の対空レーダーに自動的に反応する。宇軍はこれを作動させなかったと考えられる。
可能性として、オーストラリアが対宇支援のためにドイツに送り込んだ1機の「E-7A」が暗躍したのかもしれない。この機体は欧州にはないものだから、ロシア空軍の電子ポッドのライブラリには、そのデータが入っていない。だからこのたびの「スホイ34」は、「E-7A」のレーダーで塗りつけられていても、ポッドは気付かず、EWが自動で作動しなかったのだ。
E-7Aのレーダーは物理回転をしないAESAなのでそのパターンはE-3とは全く異なる。しかも、LPIモードといって、敵戦闘機の電子ポッドに察知されないように電波を調節してやる特別なモードがあるのだ。これを使ったのだろう。
※ペトリを水平距離70kmくらいで発射したとすれば、敵機よりも高い位置から落下しながら当たったことになる。信管は近接だから、コクピットよりも上で爆発した。たぶん、パイロットは3人とも、生きていないだろう。ベイルアウト手順に入る前に、意識が飛んだはずだ。
※23日にウクライナの戦略工業大臣いわく。同国内には、官民あわせて50社の、UAV用弾薬メーカーがあると。
次。
Ece Goksedef 記者による2023-12-23記事「Russia bans anti-war candidate from challenging Putin」。
ロシアの選挙管理委員会は、反戦派の大統領選挙候補、エカテリナ・ドゥンツォヴァ氏(元TVジャーナリスト)の立候補届けを受け付けなかった。書式に100箇所の間違いがあるとして。
「大統領選挙」は2024-3にある。
次。
Doug Cunningham 記者による2023-12-22記事「Biden expands Russia sanctions, including bans on diamonds, seafood」。
金曜日にバイデンが署名した大統領命令。こんどはロシア産のダイヤモンドと海産物も経済制裁の対象に加えた。
ダイヤモンドは、宝飾用。工業用ダイヤではない。
ロシアの海域において漁獲された海産物、および、ロシア漁船が漁獲した海産物は、そのあとで他国の業者を経由しているとしても、米国業者がそれを買うことは禁ずる。