住民側と自衛隊側の両方向から、道路寸断箇所に向けて「プッシュ・バイク」を送り出す必要がある。

 プッシュバイクとは「押して歩くスクーター=非自走の自転車」である。

 プッシュバイクは、そこらにある中古自転車をそのまま臨機に利用できる。
 邪魔なペダルを外し、チェーンを切断。トップチューブを材木で補強し、そこに物資を200kg、麻袋に入れて縛り付け、吊るす。

 あとは、押して歩くだけだ。

 人間の臂力担送能力は、里程20kmなら35kgが限度。短距離なら75kgは背負えるだろうが……(ボッカの背負子があれば120kgは可能だろうが自衛隊にはそんな気の利いた用意はあるまい)。

 プッシュバイクは、この限界をやすやすと超えてくれる。重さ200kgを吊るして、半日で20km移動できる。特に鍛えてもいない、普通の成人が、だ。
 慣れれば270kgを吊るして40km移動できる。崖地や急坂では補助者1名を付ける。

 輸送兵站は、途中の「最狭ネック」の流量が、全体の流量を決めてしまう。
 その最狭ネックに「臂力担送の人海戦術」しか充当できないとは、自衛隊の幕僚は「タラズ」のあつまりか?
 また石川県警も、緊急の必要のあるときは自転車に100kg以上の荷物を吊るして押して歩いてもお咎めなしという墨付をすぐに出せ。

 すぐに行動せよ!

 隣県のボランティアは「Chukudu」(輸送専用手押しスクーター)をガレージで製造するべし。それを自衛隊の輸送ヘリで孤立集落に届ける。集落内部で「水ボトル」のカートン輸送に使える。給水車が各戸を回らなくとも、全木製の Chukuduが1台でいちどに400kgもの物資を配給して回れるのである。この原始的スクーターはコンゴ人の難民キャンプで大活躍している。製造法は、YouTube を視れば誰でも学べる。

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 Joseph Trevithick 記者による2024-1-5記事「Barrett .50 Caliber Sniper Rifle Replacement Sought By SOCOM」。
   今のセミオートの「バレット M82/M107」、ならびに「マクミラン マーク15」(あまり知られていないがこれも12.7ミリでボルトアクション)に代る、新型の、軽量な超長距離狙撃銃(口径12.7ミリ)を、米SOCOMはもとめている。
 超長距離というのは、有効射程2500m以上を指す。

 採用者側の考え。12.7ミリ狙撃銃は、理想的には、空弾倉付きで重さ18ポンド以下にして欲しい。現実的には22ポンドまでしか軽量化できそうにないが、やって欲しい。また全長は56インチを超えては困る。

 ちなみにマーク15でも57インチあり、重さは27ポンドだ。

 ※27ポンド=12.2kgとは、微妙な「重量」である。これを徒歩で担ぎまわると考えると、特殊部隊員でも気が重いだろう。しかし「自転車」と組み合わせるなら、すべてが変わってくるはず。

 ※どうしてもさらに軽くしたければ、手ごめ単発のボルト閉鎖方式とし、弾倉を廃するしかないだろう。じつはすでにクロアチアのメーカーがそれを製品化していることは、2022-10刊の拙著(pp.208-9)で紹介している通りだ。「MACS M2A」は8.8kgだからSOCOMのリクエストをとっくに完全に満たしているわけ。というかSOCOMは俺の本を読んだだろ?

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 Miguel Ortiz 記者による2024-1-4記事「Army putting popular howitzer back into production」。
    なんとBAEシステムズは、チタニウム箭で軽量な155ミリ牽引野砲の「M777」の生産を再開する。

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 Prakash Nanda 記者による2024-1-6記事「Zelensky Reveals ‘Plan B’ To Keep Fighting Russia As US-Led Economic & Military Aid Gets Exhausted」。
   ゼレンスキーは漸く、国内の工業総動員を考え始めた。それが「プランB」なのだ。

 軍需生産本位に、官営工場を再建し、民間工場を再編して行く。

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 「X」投稿によると、セルビアの野党のリーダー、ニコラ・サンドゥロヴィッチが、セルビア国家警察に拉致されてかわいがられ、さらに毒まで盛られた。げんざい、危篤だという。セルビア政府は、プー之介の手下志願者である。

 ※SNSには、ロシアがげんざい輸入できている中共製の新品の乗用車のパネル表示回路が寒さで故障し、リブートしても表示が点滅をくりかえすだけになってしまって往生しているドライバーの動画が投稿されている。スピードメーターまでが液晶化されているので、こうなるともう無計器走行するしかない。