SNSに、野外に積もった雪だけで作れる、「ロケット・ストーブ」のこしらえ方が紹介されている。
まず、径10センチ×長さ1m未満の、1本の落ちている木の枝を拾う。
その周りに、積雪を貼り付けるようにして押し固めて、胴径30センチ以上の「雪ちくわ」をこしらえる。
その「雪ちくわ」を縦にして雪上に安置。芯にした木の枝は、上へ引き抜く。
すると垂直空洞(チムニー)構造が残る。
そのチムニーの途中に横から小穴をひとつ、開けてやる。これが燃焼中の吸気穴となる。
穴の上から、火を着けた細枝をチムニーの底へ投下し、逐次に小枝燃料を追加して空洞内の火勢を強める。
穴の上端の縁に、短く折った小枝を3本、垂直に突き立てる。これすなわち「コンロのゴトク」の役割を果たす足だ。
その三足ゴトクの上に鍋を載せる。
鍋の中の水が熱湯になるまで、ロケット・ストーブの構造は壊れない。しかし燃焼時間とともにチムニーの内径は溶けて拡大するので、実際的には、いちどきりで使い捨てることになるであろう。
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ストラテジーペイジの2024-1-17記事。
米軍は毎年、およそ100億ドルを、小火器の弾薬の調達に使っている。
米軍がふつうに多用している「5.56×45㎜」のNATO標準実包。1人の米兵は通常、このタマを210発、携行する。
米軍は常時、小火器の弾薬を、150億発、貯蔵している。米本土で最大の、小銃弾薬の貯蔵所は、ケンタッキー州にある「ブルーグラス陸軍デポ」である。
小銃用の弾薬は、最大で20年くらいも倉庫に置かれる。
いまから20年前、米政府は台湾から5.56ミリ実包を10億発以上、買い付けたことがある。2003年のイラク占領作戦で、タマ不足が懸念されたためだ。
2001-9-11テロ以前、米国防総省は、5.56ミリと7.62ミリと12.7ミリの弾薬を、年に3億5000万発、調達していた。
それが2004年には12億発に膨張。2005年には15億発に。さらにその後、20億発を超えている。
米陸軍にとっての最大の小火器弾薬製造工場は、ミズーリ州インディペンデンス市に所在する「Alliant Lake City」工場である。ながらくこの工場は、年産12億発を納品していた。今では15億発だ。
5億発以上もの、なにか急な需要が生じて、米軍の戦争準備用ストックのとりくずしだけでは不安になると思われたとき、米政府は、民間会社や外国から、弾薬を買う。外国は、カナダ、台湾、イスラエルが多い。
米兵は平時に実弾訓練をどのくらいすべきかについては論争がある。1990年代、それは減らしていいということになった。しかし2001テロから見直され、訓練にものすごく実弾が消費されるように変わった。アフガンとイラクから公式撤収したあとも、実弾訓練の高い水準は維持されている。
※OATH AMMO というメーカーから、12ゲージ散弾銃用の「Tango」というおっそろしい弾薬が市販されている。銅ムク(?)のホローポイントなのだが、あらかじめ6条の縦の切り込み線が外側に刻まれている。標的に命中するや、それがヒトデ状に散開。径2インチ半に開く。外見は、鼓弾形で、ライフルスラッグ弾ではなさそうだ。日本全国の熊ハンターは、当然、もう注目しているだろう。
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2024-1-17記事「A robotic system Murakha was developed in Ukraine」。
ウクライナのテルノピル市のあるベンチャーが、電動のクローラー式無人運搬車を開発した。無線でリモコンする。
自重350kgだが、車台上に1トンを積める。車台上面までの地上高は、成人の膝上くらいまでしかない。
そこに、ABS樹脂製の「柵」を取り付けられる。これは簡単に着脱可能で、外して延ばすと、細長い「橋」になる。それを履帯の間隔にあわせて地隙や段差上に2本敷けば、その上をUGVが自走で通過できるのだ。
UGVは、13.6kWhの電池を使うと、30km以上、動いてくれる。
値段は62万~65万UAH。
※大きな倉庫が丸焼けになったサンクトペテルスブルグの「ワイルドベリー」はAMAZONをパクったロシア企業なのだが、同社は、その従業員をこれまで数千人も、露軍の「強制徴募」の人身御供として差し出してきたという。経営陣が引き換えに特権を貰っているという。今回の放火は、それに怒った従業員の仕業だという。