ダボスで公務員年金の原資をめぐんでくれとかほざいたそうだが、ネアンデルタール人には「恥」というものは無いのか?
その調子で、軍人恩給も遺族年金もいっさい乞食行脚で賄うつもりか?
「戦後に返しますので《戦時国債》を買ってください」と頭を下げて回るのが筋だろう。ウクライナの財務官僚は仕事をやっていないのか?
外債公募のスキームを立ち上げてしまえば、11月にトランプが返り咲いても、米政府とは無関係に米国投資銀行から米国公私機関のあぶく銭を戦費としてあつめ続けることができる。そこまで考える頭はネアンデルタール人どもにはないか?
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Joe Macey 記者による2024-1-17記事「DJI Launches First Delivery Drone」。
DJIが世界一斉発売。マルチコプターの新製品は「フライカート30」(飛ぶ荷車)という。
串形の4軸。よってローターは8面。
水平速力は最大で20m/秒。
30kgの荷物を16km先まで運搬できる。
距離を8kmに短縮するなら、バッテリー2個も1個に減らせるので、荷物は40kgまでOK。
リモコンに「DJI 03」という送信機を使うと、リモコン距離は20kmに伸びる。
「デュアル・オペレーター・モード」も用意された。出発点に1人、中間点以遠に1人、計2名の操縦者をさいしょから配置しておけば、操縦信号を飛行途中で引き継いでリレーができる。その引継ぎは、クリック1回で完了する。
横風は12m/秒まで耐えられる。
気温はマイナス20度からプラス45度まで。低温環境ではバッテリーを自力で温める機能あり。
高度は空荷ならば最大6000mまで行ける。30kgを吊るしているときは3000mまで。
ケーブルを20m延ばせるウインチを搭載した場合、それによって40kgまでの荷物を吊り上げたり吊り下ろしたりできる。
※AESAレーダーをビルトイン、とかいう記述もあるのだが、しかと意味が取れぬ。そしてぜんぜん関係ないが、自動車やオートバイのヘッドライトを昆虫の「複眼」のようにして、フェイズドアレイレーダーのように光束を分割して、前の車をまぶしくすることなく、必要なところは全部照らし出す技法は、考えられないものだろうか? とにかく老人ドライバーと老人歩行者の組み合わせがますますストリートに増えるから、「スマート光束」+「光レーダー」で補ってやらないと、死亡事故だらけになってしまうぞ日本の町は。
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Joe Macey 記者による2024-1-15記事「Ultra-Long Endurance VTOL UAV Platform Launched」。
「T-DORONE」社〔おそらく中国系〕の新製品。固定翼ながら4軸ローターでVTOLできる「VA23」。自重2kgで、箱から取り出して蝶ナットで部材を組み立てる。
空荷の場合の最大レンジが240km(操縦は10kmまで)。荷物1.5kgを搭載する場合、滞空は3時間可能。巡航スピードは18m/秒。
垂直尾翼は下側の方が長く、それで着地姿勢を安定させている。だから「T」と名づけているのか。
※セワストポリ軍港でまた無人爆装ボートが露警備艇(全長40mのタラントゥル級)を沈めたという。
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Defense Express の2024-1-18記事「Not Defect But a Feature: Experts Explain Why Kh-47 Kinzhal Warheads Don’t Explode」。
これまで20発のキンジャルのうち3発は、不発(撃墜後の不発も含む)になっている。
回収した不発弾頭のひとつを分解したところ、その理由がわかった。
キンジャルには「インパクト・フューズ」がついていないことがわかった。メカニカル信管が最初から無いのである。
この弾頭を轟爆させるシステムは、電池から給電される電気であった。それが爆管につながっている。
ペトリで途中迎撃されると、この給電ケーブルが損傷する。それで、爆管が発火しなくなるのだ。
硬い構造物を貫徹させる意図から、インパクト・ヒューズを省いたのだと思われる。
充填炸薬は、オクトーゲン(HMX)が150kgである。これは普通のTNTの240kgに相当する威力がある。
地対地ミサイル「トチュカ-U」の安全装置は二段式であることが解明されている。おそらく安全装置は似たようなものだろう。トチュカ-Uは、まず発射されるとその加速度によって第一段の安全装置が解除される。ついで、ミサイルが、最高弾道点を通過したところで二段目の安全装置も解除。そこから起爆回路が起動し、空中爆発ならば高度計もしくはレーザー・センサー、地中爆発ならば加速度センサーと連動して、起爆信号を出す。
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Wilson Jones 記者による2024-1-15記事「3D Battlefield printing in Ukraine」。
豪州の「Speed3D」社はウクライナにその製品「WarpSPEED3D」を贈った。このメタル3Dプリンターは2023年から豪州陸軍第一旅団の愛用品である。戦車、APCなどの破損した金属部品を、プリントアウトしてくれるのだ。
プリンターの外寸は、舶用20フィーター・コンテナに入るようにまとめられている。
ウクライナ兵は、ポーランドまで出かけて、メーカーから、このプリンターの使い方と、最前線における保守方法のコツを習った。
豪州軍が使っているM113は米本国ではもう生産していない。また豪州軍はあちこちをカスタムしているため、そのスペアパーツは自作するしかない。たとえばヒンジが破損した場合は、3Dプリンターで作ってしまう。
3Dプリンターは、工具を自作するのにも便利。たとえばウクライナはメートル圏だ。米英豪から送られる装備はインチである。ウクライナには12ミリのレンチはあっても12.7㎜=0.5インチのレンチはない。それは3Dプリンターで自作すればいい。米国から通販で取り寄せるよりも速く間に合う。
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Boyko Nikolov 記者による2024-1-18記事「At 6:00am, Pakistani JF-17 and J-10C struck ’80km into Iran’」。
バルチスタンの複数の村をイランがミサイルと自爆ドローンで攻撃して死人が出たことに腹を立てたパキスタン空軍が報復爆撃。イラン領土に80km侵入したのは中共製の「JF-17」と「J-10C」、そして無人攻撃機の「翼竜2」だった。
パキからの出撃は、木曜日の、現地時刻の朝6時前だった。
攻撃箇所は7箇所で、目標の見極めにも「翼竜2」が飛ばされている模様。
パキ機から投下されたのは、ロケットアシストで水平距離170kmを落下してくれるグライダー爆弾「GIDS B-REK」。航法衛星電波を受信しながら、自律で、指定座標に突っ込む。
わかりやすくいうと、米国製の「JDAM-ER」のパクリだ。
※パキもイランが核武装を実質完了して強気になったと気取っている。だから焦っている。
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The Strategist の2024-1-18記事「 Why Aren’t the Red Sea Attacks Affecting the Oil Market?」。
フーシが紅海でタンカーを無差別攻撃しているのに、なぜ国際油価は暴騰しないのか?
今、世界のトップ30の海運会社が、世界のタンカーの半分弱を差配している。彼らは運送コストと保険コストを秤にかける。紅海が危険になって保険コストが上がったから、喜望峰周りを選ばせるようになった。それだけ。
スエズマックスのタンカーが、喜望峰廻りでアジアまで、サウジの原油を運ぶと、紅海を南下してインド洋に出るコースにくらべて、30~40日、余計に航海しなければならない。
船舶を追跡しているウェブサイトによると、2023-12には毎日平均して76隻の原油タンカーが、紅海南部およびアデン湾を通航していた。それは、2023-1~2023-11の1日平均より、3隻少ないだけであるという。
1984年から88年にかけて、イランとイラクは互いにペルシャ湾でタンカーを攻撃し合った。これを分析した人いわく。239隻のタンカーが攻撃され、うち55隻は沈んだ。しかし、ペルシャ湾発の原油の価格に与えたその影響は、たった2%未満の値上がりに過ぎなかった、と。
原油タンカーは2重底、3重底になっていて、船倉もセル状に防漏区画に分けられているおかげで、他のバラ積み貨物船などより沈み難くなっているのである。
84~88年のタンカー戦争中、攻撃を受けた原油タンカーのうち23%が沈んだ。それに対してバラ積み貨物船は、攻撃されたうちの39%が沈んでいる。
原油タンカーは「サイズ=効率」なので、とにかく巨大。そのため、エグゾセ・クラスのちっぽけな対艦ミサイルでは、カスリ傷にしかならないのだ。
マンモスタンカーは、1隻で200万バレルを運ぶ。2019年の価格だと、その原油の値段は1億3500万ドル。
船齢5年のタンカーは、価額が7000万ドルというところ。
戦時の保険料の増額分は、タンカーの船体価格の0.2%から0.5%というところ。すなわち14万ドルから35万ドルだ。それは積荷の原油の値段と比べたら、0.1%から0.25%にすぎない。だから市価には、さして影響を及ぼさぬ。
もっか、紅海南部とバブエルマンデブ海峡を通航する商船の保険料は、船体価格の0.5%から0.7%である。これは2024-1の時点。2023-12だと、船体価格の0.07%だった。
1973ヨムキプール戦争のとき、OPECの禁輸発動と、ベトナム戦費垂れ流しが複合して、石油価格は一挙に3倍にはねあがり、バレルあたり60ドルになり、世界をインフレにした。
1979のイランのホメイニ革命のときには、油価はバレルあたり150ドルに上がった。しかしその後、徐々に下がり、「タンカー戦争」もほとんど影響がなかった。
※これは日本の省エネ技術のおかげである。それがソ連も崩壊させた。だからホンダとトヨタはもっと威張って可い。
1990湾岸戦争のときは、微少な価格上昇が数ヶ月、あった。
そして2001-9-11テロのときは、油価はまったく動かなかった。2019のホルムズ海峡での対タンカーテロのときも同様。
2022-2のロシアのウクライナ侵略で、2022-3に油価は129ドル/バレルに上がった。しかし2023-8までに100ドル/バレル以下となり、その後の平均油価は83ドル/バレルである。
米国内の原油採掘が増えていることも背景にある。2010年には米国内で500万バレル/日を生産。それが2023-12には1300万バレル/日である。もはや米国は中東石油を必要としていないのだ。
全世界的にも、石油への依存は減っている。1973年には、人々はエネルギーの50%を石油に依存していた。今は30%なのだ。
1973年の世界は、GDPを1000ドル創出するために、石油を1バレル、使っていた。それが2019年においては、価値を1000ドル創出するために使う石油の量は、0.4バレルでよくなった。
※つまり米国がイランと戦争を始めても石油に関して特に困ることはない。ではなぜ攻撃しない? すでに解説しました。