露文SNS上のルーモアによると、ゲラシモフ参謀総長は解任された。その職務は Viktor Poznihir 中将が臨時代行している、と。

 Aaron Mehta 記者による2024-3-12記事「America’s newest nuclear warhead will cost under $100M to produce, budget docs show」。
   今、開発中の、B-2戦略爆撃機から投下する水爆である「B61-13」は、予算文書によると、1発9200万ドルと安い。

 ちなみにF-35Aは、「B61-12」を投下できるが、「B61-13」は運用できないという。
 「B61-13」は地下構造物の破壊を特に念頭しているという。

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 ストラテジーペイジ の2024-3-13記事。
   中国国内に事業所を構えた米資本企業が今どのように困っているかを正確にリポートした外資系コンサルト企業が、中共政府から罰金150万ドルを科せられている。中国では、中国の悪いところを正確にリポートする行為は、犯罪であると法律で定められているので。

 中共警察は2023年に北京に所在する7つの米国系企業を襲撃して複数人の従業員をスパイ罪容疑で逮捕連行している。これは駐北京の米国大使が明らかにしている事実。

 特に狙い撃ちされているのが米支本の「Mintz グループ」だ。これまで5人の中国籍スタッフが逮捕され収獄されている。オフィスも閉鎖を余儀なくされている。そして100万ドル以上の罰金を科せられている。
 2023年5月、中共国営TVは、米国系コンサルティング会社の「Capvision」に警察隊が突入する模様を放映した。中国の悪いところを悪いという外資はこうなるのだと吠え立てた。

 「Capvision」は全世界に展開する企業で、どの国が海外からの投資にオープンなのかを外国投資家に教えるのが仕事である。

 同社は、中共は外国からの投資には実態としてフレンドリーではないと報告した。

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 Thomas Newdick, Tyler Rogoway 記者による2024-3-12記事「Russian Small Diameter Bomb-Like Glide Weapon Appears In Ukraine」。
    ロシアもたちまちのうちに、細形投下爆弾をグライダー化した新弾薬を戦場投入してきた。
 空対地式にも、地対地式にも投射できるという。

 一説に「FAB-250」をベースにして有翼化したという。

 しかし一部の観測者は、「KAB-250」をベースにしているのではないかという。こちらはもともとレーザー誘導爆弾であった。それをグライダー化したというのだ。

 記者も「KAB」説を支持したい。
 サイズが、米軍の「GBU-39 小径爆弾(SDB)」に近似している。

 ※このスピード感は中共並じゃないか。風邪でもひいたのか?

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 Defense Express の2024-3-13記事「Shahed-136 Potentially Got DGPS Navigation Units: Why russians Install Them and What Advantage They Offer」。
    墜落した「シャヘド136」に、今までは見られなかったボックスが搭載されており、どうも「ディファレンシャルGPS」を使う誘導システムではないかという。