げんざい6億6800万ドルである市場規模は、2034年には12億ドルになっているであろうという。
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Aaron-Matthew Lariosa 記者による2024-4-15記事「U.S. Army Deploys New Missile Launcher to the Philippines」。
米陸軍は、ルソン島北部の匿名飛行場に、「Typhon ウェポン・システム」を持ち込んだ。
このシステムはロックマート製。インド=太平洋域への展開は、初。
陸上トレーラーになっているVLSから、トマホークとSM-6のどちらも発射できる。対中共軍スペシャル兵器。
米本土では、このシステムの装備部隊は、ワシントン州ルイス・マコード基地にのみ、置かれている。このたび、米比合同演習「Salaknib 2024」のために、システムをC-17に載せて運んだ。
空輸のための片道飛行は、15時間がかりであった。
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ストラテジーペイジ の2024-4-16記事。
ロシアは攻勢を続けたくとも2025年にはAFVが絶対的に払底して頓挫するであろう。
露軍の最新鋭世代のAFVは、今次戦役の最初の数ヵ月間で消耗し尽くした。
その後の攻勢はすべて、1991年以前のAFVのストックを引っ張り出して続けている。
そのストックも、漸く尽きようとしている。
※乞食のゼレ坊は独誌『Bild』のインタビューで、露軍がハルキウ市を占りに来ていると泣き言を並べている。RANDの某研究主任は、ハリコフはあと数ヵ月で陥落すると言っている。砲弾が無いなら住民を動員してベトナム式の地下トンネル網を四通八達させるしかないだろう。時間と人手があるのに、何もしないで遊んでいる奴があるか。
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The Maritime Executive の2024-4-15記事「Belgian Warship Sidelined From Red Sea Mission Due to a Stuck Missile」。
紅海に派遣するため地中海で訓練していたベルギー海軍のフリゲート『ルイゼ・マリー』が、艦対空ミサイル「RIM-7」を発射しようとしたら、そのうちの1発が発射チューブ内にミサイルがひっかかって飛び出さなかったという大失態。
この問題を調べるため、同艦は当面、任務を外される。
ミサイルではないバックアップの兵装により、飛来する標的機に対処しようとしたが、それにも失敗したという。それは展示訓練中のできごとだったという。
ちなみに先月、フーシとの対空戦闘実戦中に紅海でシステムが動かなくなってしまったのは、オランダのフリゲート『Iver Huitfeldt』であった。こちらの原因は、火器管制レーダーのインターフェースに関し、戦闘マネジメントシステムのソフトウェアがうまく処理できず、フリーズしたものらしい。
そこで『Huitfeldt』は76㎜砲でドローンを撃墜しようとしたのだったが、こんどは近接信管付きの砲弾のうち半数が、早発(砲口を出た直後に自爆)してしまったという。
さらにその前には、ドイツのフリゲート『Hessen』が、紅海にて、米軍のMQ-9を敵機と誤認して、「SM-2」を続けて2発、発射したのだが、どちらのミサイルも外れてしまったという椿事あり。MQ-9は無被害であったと。