内輪に伝えられても、なんの宣伝にもなりませんからな。是非ともパプリックにすることで、売り上げを盛り上げてくださりませい。
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TARA COPP 記者による2024-5-12記事「US aims to stay ahead of China in using AI to fly fighter jets, navigate without GPS and more」。
米軍は、GPS電波への依拠は有事にはますますリスキーだと予見していて、かくなるうえはAIの力を借りることで、GPS電波が使えないときでも精確なナビゲーションができるようにならぬものか、研究させている。
これに関する米空軍の一実験。昨年やったのだが、C-17の中にラップトップを持ち込み、そのなかのAIプログラムが、磁探が捉えた、刻々変わる地磁気だけを手がかりに、現在の自己位置を推理しようというもの。
これには大きな壁がある。飛行機はそれ自体、厖大な電磁波ノイズを発している。
空軍はMITと組んで「AI促進計画」を事業化しているところだが、そのプロジェクトリーダーの大佐氏いわく。C-17のストロボライトを点灯しただけでも、「マグネトメーター(磁気検知器)」は感応してしまう。そのくらい過敏な世界。
そうしたノイズをすべて、フィルターで除去しないことには、環境中の地磁気だけをクリアに読み取ることなどできない。しかし、そんなつごうのよい物理フィルターなど、存在しない。
そこで、AIに学習させる。さすれば、過敏なセンサーにも「フィルター」をかけることが可能になる。AIは、なにがノイズで、何が環境磁気なのかを、みるみる学習するという。
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Alison Bath 記者による2024-5-10記事「Navy tests surface drone that can dive for days at West African exercise」。
米海軍が、ヨット型の無人艇「トライトン」でアフリカのギニア湾における違法を見張る手伝いをしようという。なんとこの無人艇は、随時に「潜航」もできる。※どうやって? この記事ではそこが不明。
西アフリカではさいきん、ニジェールのクーデターの余波で、それまで1億1000万ドルも投下していた無人機基地から米軍が追い出され、かわってロシアや中共が入り込んでいる始末。
その穴を少しでも埋めねばならない。そこで、多国間合同演習である「Obangame Express」に、今回、米海軍が、無人艇の実験を押し込んだ。
無人艇は『USS Hershel“Woody” Williams』から放たれた。遠征作戦用の補給母艦だ。
沿岸のガボン、ガーナ、カメルーンなどは、いずれも小国なので、ロクな海軍は持てない。
こうした国々は、安価な無人艇で沖合いの秩序を守るとよい。
トライトンは連続2週間以上、行動できる。よって経費が安い。
潜水は連続5日可能。
また、洋上を漂うだけなら、もっと期間は延ばせる。これが無人艇のメリット。
今次演習は5月6日にスタートした。基地はガボンのリバービル。
自重775ポンドのトライトン艇をこしらえたのはミシシッピ州の「オーシャン・アエロ」社だ。
(まぎらわしいのだが飛行機の「MQ-4C トライトン」はノースロップグラマン社謹製。)
『ウッディ・ウィリアムズ』は今回、ISR用の飛行船も3機、放った。
この飛行船は、ロードアイランド州のプロビデンス市にあるメーカー製。
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ストラテジーペイジ の2024-5-11記事。
中共はげんざい、700機以上の衛星を周回させている。
また、彼らの計画では、2030年までに中共の衛星を1万機以上にするつもり。
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2024-5-11記事「Royal Navy Orders Additional Remus Underwater Unmanned Vehicles from HII」。
創業135年、従業員44000人の大造船所である「HII」は、このほど英海軍からUUVを受注した。「REMUS 100」を3機と、「REMUS 300」を5機。
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ストラテジーペイジ の2024-5-11記事。
ロシア軍は2022-2いらい、今日まで、700機近くの有人航空機を失っている。
そのうち400機近くは、固定翼の戦闘攻撃機だ。
そしてそれらの機数の5%しか、国内製造によって埋めることができていない。理由は、西側から受けている経済制裁のため、電装部品などが手にはいらないため。
※ショイグが更迭されるという速報が出ましたね。
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自転車で勝てた戦争があった