MONIKA SCISLOWSKA 記者による2024-6-6記事「Polish soldier stabbed at the Belarus border dies of his injuries as pressure from migrants rises」。
先月、ロシアがベラルーシ国境から送り込んだナイフ男によって刺されていた、国境警備のポーランド兵が、病院で死亡した。
※雑報によるとこのテロ工作員は、アフガニスタン「難民」がリクルートされたものだと。
容疑者はふたたびベラルーシ領内へ逃げ戻ったので、ポーランド外相は、ベラルーシ大使を呼びつけて、犯人を引き渡せと要求している。
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Boyko Nikolov 記者による2024-6-6記事「Russian military trains no longer pass the Kerch Bridge railway」。
イタリアのメディアに、SBUのワシーリ・マリュクが答えたところによると、ケルチ橋はもはや鉄道橋としての機能を露軍から期待されていない模様。過去3ヵ月、この鉄橋をロシアの軍用列車は1回しか通行していない。それは燃料タンク貨車×55両の編成であったという。
非軍用の列車も、客車と貨車が最大でも5両という編成のものがせいぜいだという。
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Thomas Newdick 記者による2024-6-6記事「Air LORA, Israel’s Biggest Air-Launched Ballistic Missile, Emerges From The Shadows」。
イスラエルのIAI社が公式に発表。LORAをF-16から空中発射できるようにした、と。
LORAはATACMSと同格の短距離地対地弾道ミサイルである。空中から発射できる弾道ミサイルというわけだ。
プラットフォームとしては、F-15でもいいし、P-8のような低速哨戒機でもいい。
レンジは未公表。しかし、地上発射で320km飛ぶのだから、それを相当に上回ると考えていいだろう。
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The Maritime Executive の2024-6-5記事「 Boxship’s Engine Controls Get Stuck on Full Ahead, Forcing Bridge Closure」。
水曜日の昼、北チャールストン・コンテナ・ターミナルを発した8万トンのコンテナ船『MSC ミシガン VII』号(2000年建造)が、とつぜん3ノットから17ノットへ増速し、そのまま減速できなくなり、ボルチモア事故の再現かと港湾関係者を狼狽させたが、橋脚をうまくすりぬけ、9マイル沖で停船投錨できたという。
記録によるとこのフネは、補助エンジンにオイル漏れがあったり、発電機から非承認の電力取り出し配線をしていたりと、前歴豊富。
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ストラテジーペイジ の2024-6-6記事。
米SOCOMと海兵隊は、数百機の「ローグ1」ロイタリングミュニションを調達した。これは1機が9万4000ドルもする。
自重4.6kgのクォッドコプターである。滞空30分可能。450グラムの爆装ができて、特攻自爆する。
「攻撃中止」コマンドを送ることも可能で、その場合は、所定の場所に戻ってくる。
水平飛行の最大速度は113km/時。
リモコン機から10kmまでは無線でデータリンクできる。
「ローグ1」はキャニスターに折り畳まれて収納されている。そのキャニスターは歩兵の背嚢に結び付けておける。
大量調達が続けば、1機の単価は2万ドル以下になるだろうと期待されている。
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2024-6-6記事「Japanese Government Hands Over 101 Vehicles to Ukrainian Military」。
ウクライナ駐在の日本大使が、トヨタの高機動車、三菱の73式小型トラック(パジェロ1996年型)、装軌式資材運搬ダンプ(ユニック付き)の「PC-065B」を合計101両、ウクライナ軍へ引渡した。
この101両は6月5日にポーランドに舶着し、そこからウクライナ領まで陸送されてきた。
これを贈りましょうと岸田がゼレンスキーに約束したのが2023-5のこと。なんと1年以上も経っている。