どちらも、住民や中流以下の労働者を危険にさらしてかえりみず、政府は得たいのしれない団体から称賛をされながら同時に治安基盤を侵蝕され、奇麗事を語る金満階級はその私邸が厳重に警備されているおかげでまったく危険とは無縁に暮らし、作為した環境から私的な収益を上げ続けられる。
住民を守れない政府は政府ではない。増やしてはいけない羆をこんなに増やした責任を環境省や文科省は取らねばならない。
知床の「世界自然遺産」はただちにユネスコに返上し、北海道の羆は皆殺しにする法令を整備しよう。そして知床海岸には高さ600mの電波灯台を建設し、その電源にはアイソトープ電池を使おう。
(2022年に「Booth」で世に問うた「鳥獣から人間を保護する法律が必要だ」の提言は、今日ますます有意義だと思います。)
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Boyko Nikolov 記者による2024-6-18 記事「Russian Su-34 NVO wings seem to overheat when launching a missile」。
17日の速報で、露軍は「スホイ34」の最新型である「M型」もしくは「NVO」型を受領していることが確認された。
何が変わっているかというと、チタン合金でコーティングした防炎板が、追加された。
これが意味すること。これまでの型の「スホイ34」からある種のミサイルを発射すると、主翼の特定部分が危険なまでに熱せられていたのではないか?
あるいは、主翼内にある電子部品が、これまでは、ミサイル発射時の昇熱で壊れることがあったのではないか。
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Clarence Oxford 記者による2024-6-13記事「Heat-Resistant Metal Alloys Under Study」。
「デザイン・アロイ」と呼ばれる新合金の模索がせかいじゅうで続けられている。原子レベルで挙動が「見える」ようになってきたので。
無銹鋼は、鋼鉄にクロムを混ぜることで表面に酸化膜ができ、それ以上の腐食を食い止める。
この昔からあるステンレススチールをさらに改良強化することで、核融合炉やジェットエンジンの高熱にも耐えられる合金素材を得ようというのが、研究者の野心だ。
米国の一チームが今、探索しているのは、コバルト、クロム、鉄、ニッケル、マンガンを等量ずつ混ぜた「カンター合金」を出発点としたもの。
クロムとマンガンは、いちはやく酸化して皮膜となる。鉄とコバルトは膜の下に潜る。ここで、アルミが加えられていると、それ以上の腐食は食い止められ、高温にさらされたときの焼蝕にも強くなるという。
新世代合金の発見には、これからAIが投入されるようになるだろう。ここでも、競争が始っている。
※2024-6-18『北海道新聞』によると、日本製鋼所の社長が2024-6-14日に、5年間の中期経営計画の説明会にて発表。これから5年間で室蘭の子会社に200億円設備投資する。新工場も建てる。防衛装備品や鍛鋼品の受注増を見込んでいる。……これって十五榴の砲弾ラインがとうぜんに含まれるよね? パトリアのMICVも室蘭で造るらしいし、このまま《日本のラインメタル》に大成してくれ!
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Defense Express の2024-6-18記事「Manufacturer Reveals Specifications of Mace UAS, the Ukrainian Counterpart to Lancet」。
「ユーロサトリ2024」にウクライナ版ランセットが出展された。
このロイタリングミュニションは、ウクライナ国内では「ブラヴァ」と称され、輸出営業では「メイス」と名乗っている。
※外見は、イスラエルの「HERO-400」とクリソツである。というかそもそもランセットがHERO初期型の図面流用だと私は強く疑う。
会場の説明看板によれば、メイスのMTOWは11kg。弾頭重量は3.6kg。成形炸薬+サーモバリックの合体にしてある。
時速100kmで50分、上空ロイタリングを続けられる。
動力は電池である。
翼丈1.6m、胴長1.5m。
センサーは「マシン・ヴィジョン」と一体。昼夜、機能する。
※アル・ゴアの豪邸を空撮した写真がSNSに出回っていて、屋根に太陽電池パネルが1枚も見られない。象徴的すぎた。
BOOTH
鳥獣から人間を保護する法律が必要だ──「害獣退治庁(仮)」の組織および装備を提言する