Clarence Oxford 記者による2024-7-24記事「Innovative device extracts water from dry air using compact technology」。
ユタ大学の研究チームが、やってくれた。
つまり、任意の場所の空気から、無尽蔵に飲み水を引き出せるという朗報だ。
この技術が発達すれば、もはや地球上で「上水」が十分に得られない土地というものは、なくなることになる。エベレストの山頂だろうとも、関係ねえ。
ただし、吸着した気体の水分子を液体として抽出するときに「加熱」プロセスが必要だという。
※これは核戦争中にひとびとが何週間も引き籠らなくてはならない公共の地下退避壕の、最大の難問を解決することにつながると思う。地下空間が快適に「乾燥」させられるとともに、汚染されていない水を必要なだけ消費可能になるから。
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Marianna Parraga , Deisy Buitrago and Mircely Guanipa 記者による2024-7-25記事「Whoever wins election, Venezuela faces natural gas problem」。
ベネズエラの地下には、世界で8番目に多量の天然ガスが埋蔵されている。
南米の中では、埋蔵量が最大である。
2023年の天然ガス統計によると、ベネズエラは、世界第25位のガス生産国である。
しかし政府は大赤字で、外債の借金を返せない状態。
国内向けのガス供給もしばしば止まってしまい、調理に都市ガスが必要な貧民たちは、裏庭で薪を燃やしている。
ブラジルなどの近隣国へパイプラインでガスを輸出することでベネズエラ政府はかろうじて外貨を稼いでいる。
合衆国からは経済制裁を食らっている。
※ナポレオンの名言。敵の未来の動きを予測するには、敵のキャラクターを分析するのが役に立つ。キャラクター分析では、敵の発言や、文書に書いていることは無視せよ。敵が過去に示してきた行動のパターンだけを見るようにする。けっして、敵の心の中が読めるなどと思ってはならない。ひとかどの人物は、他者にいささかも心の中は読ませないものなのである。ゆえに中共はロシアからは天然ガスのパイプラインを敷かない。ロシアは過去幾度も、輸出用のガスパイプラインのバルブを閉じてきたからである。ゆえにイスラエルはイスラム教徒との共存など考えない。イスラム教徒は飽きもせずにテロを繰り返してきたからである。ゆえに日本人は「脅し屋」トランプについてビビることはひとつもない。トランプは過去に実際に日本を加害する行動をひとつもしたことがないのである。ぎゃくに中共は、じっさいにトランプ政権から何度も加罰されたから、トランプを忌み嫌う理由は十分にある。ゆえに日本人はカマラ・ハリスを警戒しなければならない。カマラ・ハリスは台湾に関して高齢のペロシ下院議長よりもヘタレであることを不作為の行動によって示しており、過去にじっさいに特亜の工作員の反日工作に乗ったこともあるからである。
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Boyko Nikolov 記者による2024-7-24記事「5 Mirage 2000 fighters landed at a Chinese military airfield」。
新疆の和田(ホーティエン)航空基地に、フランス製の「ミラージュ2000-9」の実物が5機、並んでいるのが民間偵察衛星によって撮影された。あと1機あるはずだが、それはたまたま飛行中だったのであろう。
この6機はUAE空軍所属である。中共空軍の「ファルコンシールド2024」演習に参加するつもりだ。2023年にも今回同様に参加した。編隊は「A330 MRTT」空中給油機も伴って飛来したはずである。
UAEは中共製の「プレデターもどき」のバイヤーであり、それも帯同した可能性がある。ただしフェリーではなく、C-17の機内に入れて運搬しただろう。
中共としてはUAE空軍の持っているF-16の情報が欲しくて仕方がないはずだが、たぶん米政府がUAEにきつく釘を刺し、F-16の持ち込みを禁じたと考えられる。
かたやフランス政府が「ミラージュ2000」の持ち出しを黙認したのは、中共が「ミラージュ2000」に向けてテストするに違いない各種レーダー電波のデータを逆に収集するチャンスだと考えているからだろう。
※内臓ESMのメモリーを後日に解析すればよい。
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2024-7-24記事「Patria to produce APCs at the new facility in Japan」。
パトリアのAMV/ICV/MMCVは、室蘭の日本製鋼の新工場にてライセンス生産される。
装甲鈑も、エンジン、トランスミッションも、内製化される。
その新工場は2025年に完成する。
最初の製造車両は2026年に納入されるだろう。