Kateryna Hodunova and The Kyiv 記者による2024-8-21記事「Even if Ukraine was behind blowing up Nord Stream, it was a legitimate target, Pavel says」。
また大統領いわく。2022年にノルドストリームが爆破された時点ですでに欧州はエネルギー供給元をロシアから他にきりかえる目途が立っていた、と。
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Joseph Trevithick 記者による2024-8-21記事「New ‘Cheap’ Cruise Missile Concept Flight Tested By Silicon Valley-Backed Start-Up」。
シリコンバレーの軍需系スタートアップである「アレス工業」。
会社を立ち上げてたったの11週間にして、格安の対艦スタンドオフ巡航ミサイルを設計完了した。これを対中共海軍用として、これから国防総省に売り込む。
破格値で大量納品できますよというところが、セールスポイント。
アレス社によると、1発30万ドルの納入価格を目指しているという。レンジ数百マイルのステルス巡航ミサイルなのに。
ちなみに、ロックマート謹製のLRASMのお値段は、1発300万ドル。
アレスは2025年中には最初の納品が可能だと言っている。
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ストラテジーペイジの 2024-8-21記事。
欧州諸国はどこも人口の自然増が鈍化している。
唯一、フランスは、米国に倣って移民を大量に受け入れることによってこの趨勢に抵抗している。
※出羽の守たちが言うように出生率が高いのならば、どうしておびただしいイスラミック移民が継続的に必要だろうか?
ドイツ政府は、フランスと比較すると、移民を歓迎してはいない。殊に、若い移民たちを国軍の兵隊にすることに、まったく前向きではない。
それで深刻な問題になってしまっているのが、いかにして国軍のマンパワーを維持するのか。
ドイツ人は、無人化・ロボット化によって、これを解決しようとしている。
しかし記者にいわせると、オートメーション化では、軍隊の人手不足の不利を解消することにはならんそうだ。
ウクライナ軍とロシア軍も、どちらも、人的資源不足には悩みつつあり。そして どちらも、ドローンの大量採用でそれを補わんとしている。
ウクライナは、数百社もある私企業が、めいめい、ガレージで分散的にドローンを製造している。今は日産3000機というところ。各デザイナーが、最新の創意工夫を盛り込むので、露軍のドローンに対して常に技術的に1歩のリードを保っていられる。
ロシア軍のドローンは、少数の国営企業にマスプロ納入させようとするために、最新の創意工夫が盛り込まれるタイミングが遅い。
※コンクリートで「簡易量産型ロケット弾」を製造する場合の、さらなる工夫。ヒューム管のように、遠心力をかけながら筒体を成形する。そのさい、同時に、メッシュ状の導爆索や鉄片も鋳込んでしまうのは同じ。これで、中心軸(空洞)からの推薬の燃焼ガス圧に、耐えやすくなる筈。また、中心軸の推薬も、直接に圧填するのではなく、ラジアルタイヤのような、ワイヤーメッシュ浸潤の、薄くて細長い「ゴム袋」(その全長は筒長に同じ)に推薬を詰めたものを、挿入すればよい。このゴム膜が介在することによって、高圧の燃焼ガスがコンクリートの筒内面の微少なヒビから侵入して導爆線をコックオフさせてしまう事故を減らせるだろう。もちろんゴムは飛翔中に熱で燃えてしまってOKだ。ラーンチャーのキャニスターの内面には、樹脂製ローラーが必要かもしれない。
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Brian McElhiney 記者による2024-8-21記事「Pilot killed in Osprey crash over Australia also flew tiltrotor that went down on Okinawa」。
昨年、豪北で墜落した「MV-22B オスプレイ」のパイロットは、2016年にも沖縄でやらかしていた。
トビン・ルイス少佐(37歳)は、2023-8-27にダーウィン沖メルヴィル島で墜死したオスプレイの2名の操縦者の1人。(この事故では他に29歳の大尉の副操縦士格と、21歳の伍長の機付クルーが殉職。全員、海兵隊所属。)
ルイス少佐は、コロラド州のジェファソン出身。
事故機は、ハワイのカネオエ湾の海兵隊の飛行隊に所属していた。
事故報告書が24年8月9日にリリースされて、いろいろ明らかになっている。
2016-12-13に、沖縄のキャンプシュワブ沖にオスプレイが墜落して乗員2名が怪我している。このときもルイスが機長であったことが、このたびの事故報告書によって、初めて世間に公知されたのである。
2016時点でルイスは大尉だった。※こんな事故を起したにもかかわらず昇進しているわけだ。
2016事故では、同じ機内にルイスの他に4人の海兵隊員が乗っていた。飛行は、夜間の空中受油訓練であった。空軍所属のC-130から延ばされていた給油ホースを、オスプレイのローターが切断してしまった。
ルイスは、普天間基地には戻らずに、18マイル北へ飛んでから不時着水させる道を選んだ。
豪州墜落事故のさいも、ルイスは空中受油訓練で飛んでいた。報告書によれば、彼のエンジン出力の増減のし方は乱暴であった。
C-130から伸びてきているドローグが、オスプレイの機首に当たるところまで近づいているのに、ルイスは、それを他のクルーに知らせなかった。
そのため受油部との結合に失敗。ルイスはオスプレイをいったんC-130のはるか後ろに退げて、再度、空中受油の手順をやりなおそうとした。
ところがそのさいに、オスプレイの右翼のローターが、C-130の左翼から伸びている給油ホースを、回転面によって切断してしまった。
※機体を左ロールさせたわけだ。オスプレイはドローグの受油部が、水平飛行姿勢のローター回転面よりも奥にあるので、そのスタイルでの離隔動作においては、けっしてロールを打ってはいけないのである。
ルイスの少佐昇進は2018-10である。
墜死時点で彼はトータル1800時間の飛行経験を有し、そのうち1500時間はオスプレイであった。
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2024-8-21記事「China develops FP-985 large piston drone」。
レシプロエンジン単発の大型輸送ドローンを中共メーカーが完成。それが公表された。
「Flyingpan」というスタートアップが、旧ソ連設計の「アントノフ2」=中共内製の「輸5B」をベースに開発した。
An-2/Y5Bはレシプロ単発の大型複葉機である。それを高翼型の単葉に変え、コクピットを潰して流線型に整形。
エンジンや4翅ペラや固定脚はそっくり流用だが、垂直尾翼の立面デザインも変更されており、ほとんど別物の趣き。
この「FP-985」無人機のMTOWは5700kgである。ペイロードは2トン。
巡航速度は200km/時。
上昇限度は7500m。
じつは中共は2018年に、「輸5B」の機体外形に手を加えずに、操縦系統だけを無人化した「FH-98」という試験機を飛ばしていた。それを6年かけて、こんどは機体そのものをもすっかり改めたようだ。
※記事には「FP-98」とも書いてあり、読者は混乱させられる。
ナゴルノカラバフ戦争のとき、アゼルバイジャン軍は、爆装の「An-2」を有人で離陸させたのちに、パイロットがパラシュートで脱出して、機体だけをアルメニア軍の防空陣地に突入させるという作戦を試みたことがある。