ブダノフが率いている、ウクライナの国防情報局で、1800km飛翔する特攻ドローンをこしらえた。

 詳細は明かされていないが「Lyuty」という名前の、TB2にちょっと似た機体なのかもしれない。

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 Howard Altman, Tyler Rogoway 記者による2024-9-6記事「Carrier Captain In Combat: What Went On During 7 Months Under Fire Around The Red Sea」。
   紅海~アデン湾でフーシと戦ってきた空母『アイゼンハワー』の艦長、クリストファー・ヒル大佐に訊いた。
 同空母は中東海域に9ヵ月居て、やっと引き揚げてきたばかりである。

 同空母を中核とする機動部隊IKECSGは、800発近いミサイルをこの9ヵ月で発射したという。
 またイランからイスラエルに向かって飛んでいた巡航ミサイル/無人機を、米海軍として初めて撃墜した。

 F-18グラウラーはいままでわかりやすい空戦の戦果がなかったが、この9ヵ月で、ドローンやら輸送ヘリやら、何機か撃墜した。

 輪形陣のアーレイバーク級駆逐艦からは、初めてSM-6を実戦発射。

 女性パイロットが操縦するF/A-18 スーパーホーネットが撃墜スコアをあげたのも初。

 また米艦隊として、リアルの「対艦弾道弾」の飛来を初めて経験した。

 アイク艦隊は地中海と北海で演習中だったのだが、そこにハマスの10-7侵略が始って、1週間後に、中東へ移動することになった。

 艦上戦闘機によって落とした空中標的は、数十にのぼった。

 『アイゼンハワー』は、ホークアイのC型を積んでいる最後の空母だが、E-2Cの調子はとてもよい。
 この艦長は、週にいちど、E-2Cに同乗して、飛んでいたという。時にはその操縦桿を任された。

 ※この人のキャリアで、10年前には現役のE-2Cクルーだったらしい。だから旧い飛行中隊を預けられたのか。

 米空母の艦長がみずから搭載機で飛び立つことはよくあることで、この艦長はグラウラーやF-18で飛び出すこともあるという。しかし、かつて20年間も操縦していたE-2Cがいちばんリラックスできるから、つい、それが多くなる。

 ※水上特攻ボートに関する質問には、ほとんど答えてはいけない模様である。米海軍は、その分野こそが最先端脅威だと認識しているのか。

 『アイク』の中には、ヒンズー語を話せる女性の「E-3」(上等水兵)がいたので、救助したインドの難破船の乗組員との通訳に重宝したという。

 今回体験したことは、リポートにまとめられ、近い将来、海軍大学校で講義される。

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 ストラテジーペイジの2024-9-7記事。
    西側圏内に住み、中共のためのエスピオナージの手先となっている「オペレーター」のシナ人は、自分が「反北京」であるように装って、現地人やシナ人留学生たちを信用させて、情報を集めている。

 ※わたしの亡父の元同僚だった人が、戦中は中国戦線に出征していたらしかったが、若いときのわたしはどうしようもないうつけ者で、貴重な体験者から詳しい話を聞いておくという知恵が回らなかった。ただ、生前いちどだけ、「好きな落語のネタ」について質問したことがあった。というのは、この人の素人落語が部隊では大うけだったので、一時はプロになろうかとまで考えた――という話を間接的に承知していたからだ。回答は「そば清」だった。そしてここがうつけの真骨頂で、質問をわたしはそこで了えてしまった。今ようやく、いろいろと推理できる。「そば清」は、大食い競争の話だ。意外性の高いオチは、悪いが当時の兵隊たちにはむしろわかりにくかったはず。要は、部隊の誰もが切実に飢えていたので、兵たちは大食いの話を聞いて手を打ったのに違いないと思う。中支(あるいは南支? それすら聞かずじまいだった)でも昭和20年は半飢餓状態に近かったのだろう。子ども時分、この人が先導する、長野市郊外の山林中の山菜採りに、わたしは幾度か同行した。マジシャンではないかと、いつも思わされた。わたしの視力は1.5~2.0あったが、どれほど目を凝らして見つけてやるぞと意気込んでも、常にこの人(近視眼鏡をかけていた)の方が早く、遠距離から山菜を識別した。たぶん戦地でも、このスキルが生死を分けたのではなかったか。そしてまたその足が、ほとんど疲れを知らない持久速力であった。『麦と兵隊』などを読むまでは、なぜそんなスピードでどこまでも平気で歩き回れるのか、理解できなかった。生き残って復員できる者の、それが最低資格だったのである。レジャー用の山岳ガイドブックに「健脚者向きコース」などと書いてあると、わたしはいつも、このおじさんの短躯の巻き脚絆姿を思い浮かべ、「俺にはぜったいに無理」と畏怖の念を喚起する。自衛隊の職種希望に「普通科」と書かなかったのも、潜在的なこの自覚が関係していたのだ。

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 Nivedita Bhattacharjee 記者による2024-9-7記事「Explainer: What is helium and why is it used in rockets?」
    なぜ宇宙船はヘリウムガスを多用しているか。
 それは不活性なので燃料タンク内で燃料と化学反応しない。しかも軽い。
 また沸点がマイナス268度なので、宇宙の寒いところでも液化したり凍ったりしない。

 ロケットの燃料槽から燃焼室までよどみなく燃料を流してやるときに、ヘリウムガスは役に立つ。
 また、冷却の媒体としても、ヘリウムが使えるのである。

 燃料と酸化剤が消費されたタンク内には、やはりヘリウムを充填しておく。それにより、タンクが負圧で潰れない。

 しかし分子が小さく、軽いので、ヘリウムは、ごく微少な隙間があっても、そこから漏出する。

 さいわいなことに、空気中にヘリウムが混じったかどうかをセンサーで探知させるのは楽勝である。

 それで、今年5月にボーイングのスターライナーを打ち上げる前にも、実は、わずかなヘリウムの配管からの漏洩が、スラスター付近で検知されていたのだが、大したことはあんめえ、と、6月の有人初発射を強行していたのだ。

 こんかい、人を宇宙ステーションに置き去りにしてスターライナーだけを無人で地球に戻したのは、このヘリウム漏出が止まっていないため。

 あるエンジニアは証言する。まったくあたらしいバルブを考えないと、ヘリウム漏れはなくせないぞ、と。

 ヘリウムは高額なので、代用品として、同じ不活性ガスであるアルゴンや窒素が、バルブ等の開発中には、よく使われている。しかしそれだと分子サイズが違う。

 欧州の「アリアン6」ロケットでも、ヘリウム漏れをなくすのに苦労をしているようだ。

 ※雑報によるとパレスチナのTVフッテージでちょくちょく、同じおっさんが、両手で赤子を差し上げて何事か叫んでいる。この赤子はじつは「人形」で、毎回、違ったものが用意されてくる。しかしおっさんはいつも同じ人相なので、スチル画像を並べれば、「雇われ演技者」であることはバレバレであるという。