ストラテジーペイジ の2024-9-8記事。
ウクライナ軍はロシアの北極圏にある航空基地を攻撃した。長距離重爆のたまり場。その重爆から対地攻撃用のミサイルが発射されていた。
※それとは関係ないが、先日ウクライナの西部に打ち込まれた「キンジャル」は、意図的にベラルーシとウクライナの国境線に沿って飛翔させ、迎撃を躊躇するようにしていたそうだ。
基地は、ウクライナ国境からは1800kmも離れた場所だ。人家のほとんど無い、大森林地帯。
この攻撃は、民間のトラック業者になりすました挺進部隊が、基地に近いところから自爆ドローンを発進させたものだと信じられる。
ロシア国内では鉄道貨物運輸の機能が衰えているため、多くは、中央アジア諸国経由で、シナ製の密輸品をトラック業者に運んできてもらわないといけない。そのトラックの数は膨大なので、いちいち積荷を改めていられない。だから、ロシア語が話せるウクライナ兵をドライバーに仕立てれば、このような潜入作戦はかんたんにできてしまう。
この攻撃の直後、サンクトペテルスブルグで予定されていた海軍行事が中止された。
そこでは2隻の原潜などが住民に一般公開される予定だったのだが、ウクライナ軍がどこから攻撃してくるかもわからないので、艦艇はいずこかへ去った。
※昨日、「函館どつく」の一般公開イベント「大型船 船内見学会」に出かけて、水を入れてない乾ドックの底まで降りて、よいものを見せてもらいました。台湾から発注された木材ばら積み船『FRANBO BRAVO』号。積載重量4万トン。フネの自重は8800トン。全長183m×幅31.6m。岸壁からいちどに30.5トンを吊り上げられる自前のデッキクレーン×4基。5つ並んだセミボックス構造のホールド(艙)をそれぞれ機械開閉のフォールディング式ハッチカバーで覆うことができ、その蓋の上にヘリコプターが降りることもあるのだという。船尾近くには、能力3トンの雑用ジブクレーン×1。本船の吃水は10.37mで、技術の限界まで浅い。それでありながら艙の深さは10mくらいもあると見えたり。もちろん船底も側面も鋼鈑二重張りだ。ビルジは完全に清浄化される。こんなハイテクの巨船を8ヵ月の工期で竣工させてしまえるという。スクリュー直後の舵に飛行機の主翼のようなフィンをとりつけ、ヨットの帆と同じ仕組みで「揚力」を前進力へ転換し、燃費を数%向上させている。最大速力は13.6ノットだが、運ぶのは急ぎのコンテナじゃないから、それでいい。艙の寸法を聞きそびれたが、1区画の前後は25mくらいもあるじゃろう。これを見てしまっては、もはや次のような空想を押し留めることは不可能だ。「住民エバキュエーション」に、特殊なフネなど要らないのである。こういうのが1隻あればいい。この艙に臨時に「蚕棚」を設置すればいい。戦前の兵員輸送船のように。今なら、何かモジュラー式の、ずっと気の利いた物が工夫できる。それを艙内に「逆ピラミッド形」に積み上げたら、利用者の心理的な圧迫感もなかろう。そして、デッキクレーンには「人間用エスカレーター/リフト」をとりつけられるようにすればいいのだ。最新のユンボが「手首」だけワンタッチ交換できるようになっているが、そういうものがフネ用にも設計できるはずだろう。それで、岸壁(もしくは通船、浮き桟橋、バージ上)から、至短時間に大量の人間を掬い取って艙の底まで急いで移せばいいではないか。もちろん艙内は事前・事後に洗滌するから衛生上の問題も無いわ。
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Diana Stacy 記者による2024-9-5記事「How the Marine Corps is testing a ‘narco-boat’ for resupply efforts」。
海兵隊は、麻薬カルテルが建造したナルコサブをモデルに、無人で離島の友軍に補給物資を届けてくれるロボット潜航艇を試作してテスト中である。
全長55フィート、航続距離は数千浬。
2023年に2隻のプロトタイプができていた。
これを装備することになるのは、沖縄の海兵隊だ。これから数年がかりで、調達が進む筈。
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『Taiwan News』の2024-9-8記事「Taiwan’s domestic sub undergoing harbor acceptance test」。
台湾国産の潜水艦の第一号『Narwhal』は、浮きドック内でほぼ仕上がり、公試運転前の港内試験が続けられている。正式進水は今月中を予定。公試運転は来年6月。引渡しは2025-11の予定。
これまで備品の不良が70以上報告されており、造船所のTSC社の内部に妨害工作員がいると言う者もいる。
※台湾こそナルコサブコピーの無人機雷敷設ロボットを数万隻も量産しなくちゃダメではないか。それでブロケイドを突破して食料や燃料を搬入できるのだから。
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2024-9-8記事「Leopard 1 tank with MTU 8V199 engine」。
ロールズロイス社とFFG社は、旧い「レオパルト1」戦車のエンジンを「MTU 8V199」に換装するビジネスを始めたい。
もともと「MTU MB838」が載っている。ところがドイツのメーカーはもうそのエンジンを製造していないのだ。
エンジンを換装するついでにトランスミッションも新しくする。
この改修は、ゲパルトなどの派生車体すべてに適用できる。
「8V199」エンジンは出力800kWである。すなわち「MB838」よりも190kW、増強される。
新エンジンは、旧エンジンより低コスト。メンテナンスのインターバルも長い。
「レオ1」の現用国は、貧乏所帯が多い。おいそれと新戦車になど更新できない。そこに改修の市場がある。
いま、9ヵ国が「レオ1」とそのファミリー車両を使っており、その数は4700両である。昨年からはウクライナもユーザーだ(独、デンマーク、蘭が総計110両寄贈する)。
新エンジンは、「Boxer」装甲車の主機でもある。
FFG社は、冷却関係を担当する。
また新トランスミッションの「4HP250」はZF社が用意する。