Keith Allen 記者による2024-4-22記事「Oklahoma passes a law that can protect drivers who run over protesters」。
水曜日にケヴィン・テスィット知事が法案に署名して発効した。
公道を無法に封鎖しているデモ隊から遁れるために、意図的でなく人を轢いてしまっても、そのドライバーを罪には問わない。
この州法案は、州議会の共和党が提出していた。
新法はまた、公道を勝手に封鎖した者を、禁錮1年以下、罰金5000ドル以下の罰に処すことにした。公衆に迷惑をかけるような抗議活動は一切忍容しない。
もし、こうした「暴徒」どもが道を塞いでいて、ドライバーが「じぶんは今、危険な状態にある!」と思ってパニックになり、アクセル全開で何人か轢き殺してその場を突破しても、それが「理由ある思い込み」であったと本人が主張するなら、オクラホマ州は、それを罪には問わぬ。
※さいきん通りすがって、感心したのが、倶知安市街の中心を縦貫する国道からの眺め(都市風景)。快晴だったせいか、なんか、西部劇みたいなんですよね。道の広さと、人と車の少なさと、競うが如く立ち並ぶFC店商業ビルのほどほどの軒高が構成するスカイラインの、絶妙なプロポーションのパース。ああ、写真に撮っておけばよかった……。この街の再開発を指導した人、誰だか知りませんが、あなたは偉い(サムアップ)。
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2024-9-23記事「Japan to install APS and 30 mm guns on Type 10 tanks to counter UAVs」。
陸自は「10年式戦車」にアクティヴ防禦システムを増設しようとしていて、コングスベルグの「RS6」(30ミリ機関砲で飛来するミサイルを迎撃)をテストする予定だという。
※もう有人戦車なんかの時代じゃないということがここ2年ですっかり分かったのに、大きな組織は、いったんモーメントがつくと、止まりはしない。ウクライナの戦場で、戦車が、自車を狙った対戦車弾を、自動であれ手動であれ、空中ではたき落とせた例が、ひとつでもありますかい?
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Mike Ball 記者による2024-9-20記事「Innovative Pulsejet Engines for UAVs」。
灯油のみならずガソリンやアルコールでも飛んでくれる、いまどき珍しい大量生産向きのシンプル・エンジン。それが「Wave Engine」社の最新パルスジェットだ。
さいきんのはU字管状なので、どういう機構なのか仔細が知りたかったが、メーカーのHPに解説が出た。
このU字管は、飛行機の背中に背負わせる。U字管の屈曲部が機首側になるように、横に寝かせて。
そのさい、短い管が上になり、長い管が下になる。
燃焼は、短い管の、屈曲部の後方の、燃焼室(少し太い筒)内で起きる。
この爆燃膨張ガスは、上の管の排気口からも、下の管の排気口からも、噴出する。
直後に吸気の工程が来るのだが、なんと、上下ともに、ケツの方から、すなわち排気口から、空気を吸い込む。これは、爆燃直後のマイナス気圧によって、自然に吸い込まれるという。
これで、1サイクルである。あとは、延々、これを繰り返す。
だから、単気筒2サイクルエンジンのバイクのように、うるさい。
おそらく、短い管を機体から遠くへ離してとりつけているのは、その管が、ものすごい高熱になるからだ。特に燃焼室のすぐ前の部分。写真で見ると、赤熱して、金属チューブが透明になりかかっている。
このエンジンで、グロス200ポンドの無人機を滑走離陸させ、また巡航させる。
スラストは236ニュートン。
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ストラテジーペイジ の2024-9-23記事。
ことし7月、米海軍はSINKEXで、2隻の元・揚陸艦(廃艦)をさまざまな実弾の標的にして撃沈した。
SINKEXは毎年やるイベントではない。前回は2023、その前は2021、そのまえは2019、そのまえは2017、そのまえは2015だった。この間に計8隻を沈めている。
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ジェーンの2024-9-23記事「Japan seeks new batch of T-5 trainers」。
富士重工は、海自用の、ターボプロップの初等練習機「T-5」を追加受注した。30機。
海自は現況で同型機を30機、運用中である。T-5は、1988年から調達が始っている。ファースト・バッチは、もう寿命なのでは引退させねばならぬ。その更新分。セカンド・バッチは2027年まで飛ばす。
こんど調達される新品は、2024から2034まで飛ばす。
T-5のエンジンはロールズロイスの350馬力ターボプロップ「250-B17D」。MTOWは1805kg。速力193ノット、レンジ510海里。