乞食を送って来るではない、とサウジのHaji担当大臣がパキスタン宗務省に警告。

 ANIの2024-9-25記事「Saudi Arabia’s Ministry of Haji warns Pakistan over begger influx using pilgrimage as cover」。
   おびただしい人数のパキの乞食が「Umrah ヴィザ」を悪用して、メッカ巡礼者のフリをしてサウジアラビアに入国して乞食になっているという。

 パキスタン国内は高いインフレ率のため、人々の生活が苦しいという。

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 APの2024-9-24「Qataris can travel to US without visa; first Gulf nation to meet requirements」。

   この火曜日から、カタール人は、ビザなしで米国内を旅行できることになった。
 これはガルフのイスラム教圏として、初の厚遇である。

 ※さっそくSNSで批判が巻き起こっている。ハマスやヒズボラが、カタール経由で米国に入り放題になるじゃないか、と。

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 Reuters の2024-9-26記事「Exclusive: Russia has secret war drones project in China, intel sources say」。
  ロシアは中共国内に、無人機製造会社を設立した。
 そこで無人機を開発して、それを対ウクライナ戦争に使うつもり。

 ロシア国有企業の「Almaz-Antey」の傘下メーカーである「IEMZ Kupol」は、このほど、中共国内で新ドローン「Garpiya-3」を開発し、テスト飛行させた。

 G3無人機は、レンジ2000kmで、ペイロードが50kg。

 ※なぜ日本外務省は中共を制裁しないのか? まったく筋が通っていない。

 Kupol社はすでに、米国政府による制裁対象企業にされている。2023-12に。

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 Thomas Newdick 記者による2024-9-25記事「New Dutch Navy Support Vessels Will Be Missile-Toting Wingmen To Frigates」。
   オランダ国防省が野心的な小型ミサイル艇の計画を公表した。

 全長174フィート。
 幅32フィート。
 600トン。

 ちなみにオランダ海軍の既存のフリゲートは全長473フィート、幅61フィート、6600トンである。
 いかに、新計画艦がコンパクトであるか。※もう戦前の「水雷艇」だよ。

 さらに驚愕の数字。
 この計画艦は、なんと、たったの8人で、運用できるという。今日の現役オランダ駆逐艦は230人くらいで動かしている。とんでもない省力化だ。

 兵装だが、これはイスラエル企業のIAIに依存する。
 SAMは、「Barak-ER」ミサイル。レンジが93マイル、対応高度10万フィート。
 これはVLSから打ち出す。

 これらのミサイルは、艦隊を嚮導するフリゲートからのリモコンによっても、発射させることができるという。だから、新計画艦の固有の電子装備は、軽量品でいいわけだ。

 さらに目立った特徴。この小型艇の後部の上甲板上には、特製コンテナが置き並べられる。その特製コンテナからは、IAI社製の「Harop」ロイタリングミュニションが飛び出し、たとえば紅海沿岸のフーシの巣窟を叩けるという。

 「ハロプ」は滞空9時間可能。フーシが無人特攻艇を放ってきたら、そこに突入自爆させることもできる。
 もちろん「ヒューマン・イン・ザ・ループ」のデータ通信も確保されている。

 IAI社はこの新計画艇のために、「対レーダー妨害システム」も用意するという。詳細は公表されていないが、フーシのミサイルやドローンの接近を、非物理的な方法で、阻止してやる。

 新計画艇は、オランダのDamen造船所で起工され、早ければ2026年に1番艦が就役するであろう。

 この新計画艇は、いわば無人軍艦の一歩手前の中間段階の実験艦であり、また、練習艦でもある。
 さらにその次の世代の軍艦は、比較的に大きなサイズなのに、ほぼ「無人」になるであろう。

 ※国際司法裁判所ICJが8月、イスラエルに「ジェノサイド」をやめさせるためのあらゆる措置を呼号したのを承けて日本外務省は、伊藤忠商事とエルビット・システムズとの関係を打ち切らせた(CNN報道)。かたや、おそらくオランダ外務省には、国際機関にもっと要職を得たいなどという欲心が無いので、ICJの顔色を過度に窺うこと無く、IAIと全面提携を推進できる。筋の通った姿勢だ。

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 2024-9-25記事「Russian Shahed Drone with Starlink Terminal Shot Down Over Ukraine」。
   墜落させた「ゲラン2」(=シャヘド136)に、スターリンクのアンテナが搭載されていた。残骸の証拠が確保された。
 9月25日に撃墜したうちの1機だという。

 この映像をテレグラムに投稿した人いわく。どうも解せない。ウクライナで押収したスターリンクの端末を、そのままとりつけたとしても、それはロシア領内では、機能しないはずなので。

 ※露軍の「ZALA 421」偵察無人機が、FPVドローンの空中特攻を避けるために、主翼上面にウクライナのマーキング塗装を施しているのに、騙せずに激突されてしまうビデオがSNSに出ている。ホントにしょうもない奴らだ。

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 ストラテジーペイジ の2024-9-25記事。
  これまでに北鮮は、152ミリ砲弾を、500万発以上、ロシアに送った。

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 Cheng-kun Ma and K. Tristan Tang 記者による2024-9-24記事「The Hidden Significance of China’s Aircraft Carrier Passage Near Japan’s Yonaguni Island」。
    9月18日に中共の空母『遼寧』が、与那国島と西表島の間の海峡を通航した。
  ※本当か? しかし原文の英文は、そうとしか読めない。

 近年、中共海軍は、与那国島と台湾の宜蘭県のあいだにある「与那国海峡」をよく使っている。

 日本の防衛省の統計によると、2018~2023の中共艦艇の過半は宮古海峡を使っていた。
 しかし今年の8-31時点で、中共軍艦が宮古海峡を通る割合は43%に減った。代わりに与那国海峡を通る艦艇が、今年は26.6%である。ちなみに2020年まではゼロだった。

 与那国と台湾の間を艦隊が通れば、陸が近すぎて、敵陣営に機微な電波情報を豊富に与えてしまう。レーダーも通信も。これは、通常の感覚では「損」である。しかしそれを敢えてやっている。理由は、要するに、近未来の「本番」に備えて、艦隊の全員に、「予定戦場」について慣熟させておこうというのだろう。

 また近年、与那国海峡には、中共の水中海底探査測量船の徘徊も著増しつつあり。これも、戦場地形を事前に調べつくしておこうという意思に基づく。

 なかんずく、「芝刈り機パターン」で特定の海面を詳密に測量し尽くそうとしているので、連中が本気であることがわかる。

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 Svetlana Shcherbak 記者による2024-9-24記事「What Happens When the 2S1 Gvozdika Self-Propelled Howitzer Is Drenched with Napalm」。
   2019年、露軍はある実験をした。
 122ミリ自走砲である「2S1」をナパーム攻撃した場合に、車内はどうなるのかを、実測したのだ。

 空気フィルターと強制換気を作動させなかった場合。
 戦闘室内の温度は、3分20秒にして、14度から24度に昇温した。
 操縦席では、16度から38度に昇温した。

 戦闘室内には煙が入ってきて、咳と涙が出てきたという。※兵隊を中に入れて実験したのかよ!

 ガスマスクを装面することで、その後は凌げた。

 ナパームは7分間、燃えていたという。

 もしNBCフィルターを作動させた場合は、1分間で壊れるだろう、という。※強制的に取り入れる外気が157℃くらいもあるため?