「防災省」の設立準備チームは、直ちに、ベトナム式の「負傷者/需品」緊急輸送用プッシュバイクの調査導入に動きなさい!

 Scott Foster 記者による2024-9-28記事「 Ishiba to bring cool, collected rule to Japan」。
    石破茂は8月に台湾へ行って総統と面談もしている。今日のウクライナは明日の東アジアだという認識を、彼は示唆した。

 自民党総裁選挙に出た9人のうち、石破は、ただひとり、米国の大学に留学していない。
 慶応大→三井銀行 という人生キャリアのスタートだった。

 政治家となってからは、防衛庁長官、農林水産大臣など、内閣と党の要職を歴任。
 地盤は鳥取で、当選12回。

 ※石破氏がハドソン研究所に寄稿したというテキストを読んでみました。標榜されている抱負のうちで、おそらく実現するのは「防災省」だけじゃないかなと思いました。となると日本のメーカーは開発のラインナップを当分それに合わせると、たぶん良いことがあるでしょう。「デュアル・ユース」が勿論キーワードですが、同時に「隠れミリタリースペック」とする慎重さが必要です。日本では、諸外国とは逆に、「これは決してミリタリーグレードではない」という証明を社内でとっておく実験が必要なのです。たとえば、防護素材であったならば、建設現場の棒鋼の上に落下しても貫通しないが、軍用ライフル弾は貫通するといったレベルに、わざと、しておく必要があります。さもないと経産省や外務省が要らぬイチャモンを突っ込んで来て、まるで商売にならなくなるおそれがあるからです。

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 Boyko Nikolov 記者による2024-9-25記事「Russia bombs a military plant once held by Chinese investors」。
   ザポロジエにある「モトル・シチ」社の工場が、9-23に露軍の巡航ミサイル「イスカンダルK」による攻撃を受けた。
 注目されるのは、この工場には、2016いらい中共の資本が投入され、一時は「Skyrizon」社が株式の半分を握ろうとしたことだ。

 ※とうじ中共は軍用ガスタービンエンジンの国内技術が低いので焦っていた。

 しかし2021に、ウクライナ政府がこの工場を国有化し、中共は手を引っ込めた。そういう因縁がある。

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 2024-9-28記事「South Korea Starts Production of Domestic Engine for K9 Thunder Self-Propelled Guns」。
    韓国のSTXエンジン社は、「K9」自走砲用の国産エンジンの量産をスタートした。1000馬力8気筒ディーゼル。
 じつは、いままではドイツのMTUエンジンだったのだ。

 ドイツ政府が、それを搭載した自走砲の中東向けビジネスを許可しないために、韓国企業が内製を急いでいた。

 K2戦車も、エンジンはMTUだし、トランスミッションはドイツの「Renk」製。

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 Sofiia Syngaivska 記者による2024-9-28記事「russia Introduces the Buran Drone, a Versatile Aerial Platform Designed for Cargo, Reconnaissance, and Attack Missions」。
   ロシア国内で80kgの荷物を持ち上げて空輸できる6軸のマルチコプターが開発された。名称は「ブラン」。
 まだ戦場でのテストは始っていない模様。

 自重も80kgあるという。MTOW状態にて、滞空22分可能。空荷なら45分可能。
 飛行高度は3000mまで。

 開発目標としては、20km先に荷物を届けて戻ってくるようにしたいが、現状、ラディアスは13kmにとどまっている。

 通信系は3重となっているが、それでももしEWで途絶えたときには、自動帰還プログラムが作動する。

 注意せよ。こいつは、特攻ドローンの「マザーシップ」になるだろう。
 こいつの腹に小型のFPV自爆機を複数吊るして、敵陣地のすぐ近くで放つ、という用法。