期日前投票は、あまりにも楽なので、これから利用者が増えるだろう。某国とちがって投票のイカサマを堅実に防止できている日本社会の信頼性――万歳!

 Howard Altman, Joseph Trevithick 記者による2024-10-25記事「Israel’s Retaliation Strikes On Iran Have Begun (Updated)」。
    OSINTによると、テヘランにあるIRGC(イラン革命防衛隊)の司令部と兵舎は、やっぱり破壊されている。イスラエルの空爆で。

 ブルームバーグによると、米政府はサウジ政府に対して、イランからサウジへの攻撃を禦ぐ準備はできていると伝えた由。

 『エルサレム・ポスト』によると、F-35を含む100機以上が空爆作戦に参加した。
 イランによるインターセプトは、ひとつも当たらなかった。

 OSINTいわく、イスラエル空軍は、「空対地」の「弾道弾」を用いたと。

 NYT報道によると、トータルで20箇所ほどが爆撃された。

 ※北鮮の特殊部隊「暴風軍団」を育てた功労者だというキム・ヨンボク参謀次長が24日に露領へ送り込まれたそうだが、これが本当なら、三代目の真の狙いは、まさしくこの参謀次長を「島流し」転勤させることなのかもしれない。「精鋭なわが特殊部隊のため、なぜもっと国家の資金と糧食と燃料を配分してくれないのか」という要求が果てしなく、そろそろウザいと感じていたのかもしれない。何も生産しないで威張っている集団をつけあがらせると、党によるシビリアンコントロールはできなくなり、好いことはない。三代目の病死後、そいつらは後継政権に従わぬおそれがある。いや既に、特殊部隊員たちがこの参謀次長だけを富嶽のように個人景仰するようになりかかっているのかもしれない(写真のツラ構えを見れば、分かる)。とすると、この軍団がルビコン川を渡らないように、クルスクですり潰されてしまうことを、三代目としては期すしかないだろう。

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 「mil.in.ua」の2024-10-26記事「Russia expands biological weapons research center」。
    WP紙の報道によれば、モスクワから近いところにある「生物兵器研究所」の施設が拡張されているという。
 23平方キロメートルの敷地内で、10棟が新築/増改築されている。旧いビルには最新のエアコンが設備されている。

 ロシアはアフリカから持ち帰ったエボラを熱心に研究しているという。

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 Boyko Nikolov 記者による2024-10-26記事「Rise: Sanctions on Russia over the war push key rate to 21%」。
   10-25にロシア中央銀行は、政策金利を年21%に引き上げると発表。ロシアはじまっていらいの年利である。

 それでも、同国内のインフレ傾向は、減速する気配がまったく無い。
 2024-10げんざい、インフレ率は8.4%である。

 政策金利をひきあげると、ロシア国民の消費が抑制されて物価上昇が抑えられるが、同時に、誰もロシア国内で設備投資をしようとはしなくなり、経済全般が硬直萎縮する。

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Robert Semonsen 記者による2024-4-19記事「Foreigners Committed 77% of Solved Rape Cases in Paris in 2023」。※半年前の記事です。

 パリ警視庁が、結審済みの、2023年中に起きた刑事事件の統計を発表。案の定の傾向であった。

 ※アセモグル氏著の『技術革新と不平等の1000年史』には書いてないと思うが、これはまさに、同様の説明が可能な最新の事象であろう。一国内に、移民犯罪がいかほど増大しようとも、国家経済を牛耳る富裕5%層には何の危険もなく、ただ儲けだけを享受できる。そしてその変化の結果の迷惑は、すべて、庶民だけが負担しなければならないように、「巧妙な説得」をされ続ける。「多様性」も、支配的5パーセントにとってのみ純粋にメリットとなり、大多数の住民は、そのネガティヴ面の実害だけを、押し付けられる。

 ※このストーリーには続きがある。「説得」というソフトウェアの代わりに、「何でもスマホに紐づけ」という有無を言わさぬ「システム」によっても、「上位5%だけが幸せな社会」は維持できるのだ。闇バイトに応募して個人情報を全部悪者に与えてしまうような人達を、あなたは、哂ったり憐れんでいる場合じゃないだろう。

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 Kapil Kajal 記者による2024-10-26記事「Boosting missile arsenal: US firm tests largest ever 34-inch solid rocket motor for Army」。
   米国内の、固体ロケット・モーター(SRM)のメーカーである「X-Bow システムズ」社が、自社製品たる「XB-32」SRMをとりつけた「Bolt」ロケットの試射が成功したと発表。

 「Bolt」も同社の製品である。

 「X-Bow」社は凄い特許技術を有している。「デジタル・ツイン」と呼ぶ技法で、ロケットの燃え方をシミュレートできる。だから、用途に応じたスペシャルな固体ロケットを、自在に、狙い通りに、すばやく完成できるのだ。

 ニューメキシコの工場で、ロケットモーターは製造されている。
 同州には、他企業が私営する広いテストセンターがあり、そこを使えるのが好都合。

 ※災害で荒れ果ててしまった地方僻地や、立ち入り制限しなくてはならないような活火山の山麓域を、私企業の「テストセンター」にするという地方活性化モデルがあってもいいんじゃないか?