Thomas Escritt 記者による2024-10-27記事「Germany’s far right stirs up culture war over Bauhaus legacy」。
1920年代の欧州でコスモポリタンといったらそれはユダヤ人のことだったのだ。
トランプも、政権に返り咲いたら、連邦政府の新築ビルはすべて「ネオクラシカル」〔=擬似ギリシャ風〕にする、と言っている。
※幕末のわが国で「攘夷」が叫ばれたものだが、その底意は、一方で幕府を批難しておき、それに幕府がどう対応しようが幕府を苦境においつめてやることができる、倒幕運動に他ならなかった。同じことが中共国内で起きている。外国人を殺傷し、外国を罵倒し、それに中共中央がどう対応しようが、専制支配党を動揺させるのだ。
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Howard Altman, Tyler Rogoway 記者による2024-10-26記事「Israel’s Reprisal Strike Carefully Calculated, Unclear If Jets Ever Flew Over Iran」。
NYT報道によると、ホメイニ空港に布陣していた「S-300」も吹っ飛ばされた。これで、首都テヘランの防空など成り立たないことをイラン人に示した。
テヘラン郊外にある「Parchin」という秘密基地には、複数のイスラエル軍の自爆ドローンが突っ込んできたという。ドローンの機種は分かっていない。この基地には弾道ミサイル用の固体ロケットモーターの製造ラインもあり、そこが直撃されたという。イスラエル国境からParchinまでは950マイルある。
※衛星写真の解説によると、捏和(ねっか)プラントと溶填プラントが狙われたようだ。さしものイランもこのラインを地下化することはできなかったか。万一の爆発事故のエネルギーが籠もってしまうからね。だから「侵徹」力が無用の無人機の特攻で灰にしてやれた。
『エルサレム・ポスト』によると土曜日の攻撃は計3波で、第一波でSAMを片付け、第二・第三波で、ミサイルおよび無人機の基地と製造工場を破壊した。
あまり人間を殺すなよという注文がバイデン政権からあり、それは汲まれた。
Parchinでは2014-10にもイスラエル工作員によるとみられる大爆発が起きている。当時は、スカッド用の液体燃料を製造していた。
SNS情報では、イラクの上空から、IDF空軍機が、空対地「弾道弾」を発射したという。
このミサイルは「Rocks」〔ラファエル社製〕もしくは「Air LORA」〔IAI社製〕だろう。
※どちらもF-16が発射する。
イスラエルが写真公表した1機の旧い「F-15」は、なんと1985年にベカー高原上空でシリアの「ミグ23」など4.5機(0.5機は手柄を僚機と分け合い)を撃墜した履歴をもっている。それが今回のイラン空爆に参加していた。40年以上経っていても、F-15は役に立つのだ!
※イラク上空までF-16をエスコートしただけだと思う。
またIAFは今回の空襲で戦闘攻撃機を操縦した女性パイロットのぼかし写真も公表した。IRGC(イラン革命防衛隊)にとって、これは屈辱的だろう。
※これもイラク領空よりも遠くへは出ていないと思う。
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Prejula Prem 記者による2024-10-26記事「Africa’s Largest Oil Refinery Ships First Cargo」。
『Sabaek』号は石油製品タンカーで、50万バレルのガソリンを輸送する。ナイジェリアのDangote港(ラゴスから遠くない)に精油所があって、そこから近傍のアフリカ市場へガソリンを届ける。
この精油所はフル稼働すれば日量65万バレルのガソリンを製造する。
じつはアフリカ西海岸諸国はこれまで、ガソリンを、西欧から輸入していたのである。それが《地産地消》に切り替わるかもしれない。
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ストラテジーペイジ の2024-10-27記事。
げんざい、ウクライナ国民の1人あたりの年収は、EU諸国民平均の「27%」である。
また全欧に500万人以上ものウクライナ人が「難民」として暮らしている。彼らはできることなら帰国したいと思っている。
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Svetlana Shcherbak 記者による2024-10-27記事「The US Begins Deploying Meadowlands Jammers Against russian and Chinese Satellites Starting in 2025」。
2年以内には、米宇宙軍は「メドウランズ」という、対衛星のECM専用衛星を軌道投入する。今、最終テストを繰り返している段階。メーカーはL3Harris。
「メドウランズ」は、敵陣営の無線中継衛星の仕事ができないように電波妨害するのが仕事。