チェチェンにある軍事教練施設を10-29にウクライナ軍の特攻ドローンが直撃したことを、カディロフが認めた。ハルキウ市から650マイルも離れたところである。

 Ashima Grover 記者による2024-10-29記事「Walz’s secret love affair left Chinese Communist official’s daughter feeling like a ‘prostitute’ after no proposal」。
   ティム・ウォルツ(60)が1989年に中共の高校で英語の出張授業をしていたとき、「Jenna Wang」という女子と性関係を持ち、その姑娘を捨て去ったという過去が、当人証言によって暴かれている。英『デイリー・メイル』紙の大手柄。
 この女子は現在59歳。その父親は中共党の大幹部である。

 また、副大統領候補者ヴァンスとのディベートのとき、ウォルツは、天安門事件のあった1989-5には香港にいた、と語ったのだが、「ワシントン・フリー・ビーコン」は、それは嘘で、ウォルツは当時ネブラスカ州にいた、と暴いている。

 ウォルツは帰米したあとも Wang に手紙を書いていたという。
 ワルツが、グウェン・ウィップルと結婚したのは、天安門事件五周年の6月4日であった。

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 Vanessa Romo、Adrian Florido 記者による2020-1-20記事「Political Unrest In Puerto Rico After Discovery Of Unused Hurricane Aid」。
 ※古い記事です。

 2017年の「ハリケーン・マリア」の緊急救恤品として米政府(トランプ政権)から大量の物資がプエルトリコに送り込まれていたのに、その多くは堕落した現地政府人によって倉庫内に退蔵されたまま、庶民には配られていなかったことが、暴かれた。

 ※このような近過去の記憶がある者が、プエルトリコを「ゴミ」呼ばわりするわけ。

 ※マリアで思い出したが、昔、米本土に襲来したハリケーンに「ハリケーン・ジーザス」と名づけられたことがあって、その警報原稿を読み上げようとした真面目なラジオ局のアナウンサーが、意表を衝かれてしまって、そのネーミングを読みきる前に爆笑が止まらなくなってしまい、1分間以上、苦しげな呼吸音だけがOn-Airされるという放送事故があった。私はこの録音を「FEN」のAMラジオ番組のブルーパー特集で聞いたのだが、何年のできごとだったのかは、把握していない。

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 The Maritime Executive の2024-10-29記事「 Human Traffickers Turn Violent in Migrant Encounter off Formentera」。
   バレンシア東沖170kmにある「フォルメンテラ島」。
 ここが、不法アフリカ人移送業者にとって、最近の「荷おろし点」になっている。

 密入国斡旋業者は、200人近くも乗せられるくらいの巨大ゴムボートに強力な船外機を取り付けて、アルジェリアから北上してくる。スペインの海上憲兵が、それを止めようとすると、海賊どもは、ガソリン入りの缶を投げつけて憲兵をひるませ、高速で逃亡するという。

 ※昔、カダフィがフランスのメディアに答えて、《俺がもし追放されたら、アフリカ人どもがいっせいに地中海を押し渡って西欧へ上陸することになるんだぞ。リビアがそれを止めてやっているのが、わからんのか?》と語ったことがある。人は、歴史からは決して、学ばない。

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 「mil.in.ua」の2024-10-30記事「A fire broke out at an ammunition factory in Slovakia」。
    スロヴェニアのSnina市に「ZVSホールディング社」の砲弾工場があるのだが、その建物内の油圧プレス機で火災発生。火曜日のこと。ロシアの手先による破壊工作が疑われる。
 この工場からは155㎜砲弾が、ウクライナへ出荷されていた。

 この工場には155ミリ砲弾の製造ラインが10月に増設されたばかりで、フルに稼動すると、年産36万発になる予定であった。

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 Simon Mansfield 記者による2024-10-29記事「Unmanned System Test Island commences operations in Suzhou, China」。
   江蘇省の蘇州に、無人車両や無人機をテストするための専用の島が、10-18オープンした。

 この島は盛澤湖の中にあり、面積は110平方メートルしかない。

 住宅や公道に近接していない隔絶施設だから、一般社会に電波の迷惑を及ぼさない。

 ※ベトナムも中共に対抗して南シナ海に砂盛島を造成し、そこに滑走路を築いたそうだね。

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 Defense Express の2024-10-30記事「russia Simplifies Shahed to the Utmost: Drone’s Engine Lacks Starter and Flywheel」。
   ロシアが内製している「シャヘド136」のエンジンに、簡略版が登場した。

 オリジナルの「シャヘド136」には、ドイツのリムバッハ社製「L550E」という2ストロークの50馬力エンジン(4気筒、水平対向)か、その中共製のコピー品である「MD-550」が載っているのだが、その設計にはまだ無駄が多い。ロシア人は、「スターター」と「フライホイール」を省略することにした。

 「シャヘド136」の製造コストは、さいしょの頃は、5万ドル未満ではないかと言われていた。しかし最新の情報によると、マスプロしても1機が19万3000ドルすると、つきとめられている。これを、少しでも、安くしたい。

 2024年の初め、ロシアは「シャヘド136」を月産340機前後、国内で製造していた。9月時点では、700機前後になったと推定されている。