電燈線の外皮の上から巻きつけるように、電磁誘導もしくはソーラー蓄電池を電源とする「分散微光街灯」を点々と装置する。従来型の「街灯」は、交差点や橋梁等にのみ残して、あとは撤去してしまう。
スポットライトのように局所だけまぶしく照らしてしまう旧来街灯は消去され、それに代わって、道路に沿う架空電線そのものが、道路ぜんたいを平均的に照らすようになる。光の総量は前と変わらない。そして、夜間の街の美観は、一変する。
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「他撮り棒」は、新世代の「強盗」対策としても、ますます有用になる。
わたしが何年も前から提唱している「他撮り棒」は、今後ますます、小部隊サバイバルのための必備のギミックとなるだろう。
「他撮り棒」は、テレスコピック式に伸縮する、軽量で細長い金属ロッドで、その先端には偵察用のサーマルカメラ(+レーザー測遠機/レーザースポッター)。その尾端には、ゴーグル式映像モニターへの出力端子と、複数のスイッチ等が付く。
これを最大に伸ばせば、それを手にしている将兵は、塹壕の底にへばりつきながら、塹壕の外の様子を高い視点から遠くまで見渡せる。
あるいは敵陣地のトンネル出口の脇から、トンネルの内部をこっそり覗い視ることもできる。
もし、敵の対人自爆攻撃用FPVドローンが迫ってきた場合には、このロッドの先端にDUSTER、すなわち「はたき」の機能を有する繊維束を括りつけ、それを不意に旋転させることによって、敵ドローンのローターブレードに奇襲的にからみつけて、墜落させることができる。
道路に落ちている対人地雷らしきものの視覚的な確認にも、長いロッドの先のカメラは役に立つ。
「他撮り棒」は、近い将来、新手の強盗団が、家屋に侵入するときの道具として、用い始めると思う。家人はそれに対抗しなくてはならない。
防盗用の「他撮り棒」には、催涙スプレー機能や、眩惑ストロボライトなどの新機能が、付加されるだろう。屋内を暗くしておき、部屋の仕切りを全開することなく、隣室や廊下、玄関内外の様子を偵知できる。
こちらはゴーグルをかけているから、スプレーの飛沫が漂ってきても、強盗犯よりは長く堪えられる。
ブルートゥースで録画もできるようにしておけば、「他撮り棒」の画像が、裁判証拠として役に立つ。
先に開発して商品化したメーカーが、ユーザーの知見をフィードバックして改善を進めて、新ラインナップの展開によってライバル他社を常に出し抜けるだろう。
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Eldar Mamedov 記者による2024-11-2記事「J.D. Vance Says a War With Iran Is Not in the U.S. Interest」。
J・D・ヴァンスは、米国が直接にイランと戦争すると、米国の犠牲が大きすぎるので、米国はイランとは戦争をしない、と語った。
※これは国務省とDoDの情報部門が、イランはすでに原爆を持っているという事実をヴァンスに直接または間接にレクチャーしたことを示唆する。レクチャーのタイミングは、副大統領候補にピックアップされた直後だろうと思う。さもないと選挙戦中にぬきさしならない公約をしてしまいかねないからね。
※オースティンの後釜として、誰が2期目のトランプ大統領に仕える統参議長になるのか。皆、憂鬱で仕方がないだろうね。制服最上層は、込み入った話が通じそうなヴァンスをできるだけ窓口にしたい、と、こいねがっているはずだ。
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Rosemary A. Kelanic 記者による記事「Fighting the Houthis Is a Waste. That’s the Point」。
「B-2」は、それを1時間飛行させるごとに、16万3000ドルのコストがかかる。ミズーリ州からイエメンまで30時間かけて往復飛行すると、ただそれだけで500万ドル近い経費がかかる。
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Kapil Kajal 記者による2024-11-1記事「China leverages Meta’s Llama AI to boost military, police ops, weapon development」。
中共の6つの研究所が、メタのオープンソースの「LLM」に手を加えて「チャットビット」という開発支援AIを構築し、それによって兵器開発や新戦術や公安の捜査方針を扶けているという。しかし、「チャットGPT」には及ばないと認めている。
※アセモグルの本によると中共はこれまで公安が熱望していた「顔認識」ソフトの充実にばかりAI開発資源を集中させすぎてしまったために、他のAI分野では、米国との差が開いた。これから、それを逆転しようというわけだ。
※マルチコプターに「GLOCK」のハンドガンを載せてみた、「今更」感が滲む新製品が仰々しく中共国内の何かの会場で展示されている写真がSNSに出回っている。10月30日の初投らしい。しかしもし本当にAIを警察装備の開発に役立てているのなら、「そんなコンセプトはダメとわかっているからヤメれ」というアドバイスがすぐに得られたはずだ。
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Dylan Malyasov 記者による2024-11-1記事「Ukrainian F-16 reportedly shoots down second Russian Su-34」。
どうやらまた1機の「スホイ34」が露領内で撃墜され、乗員2名は散華した模様。宇軍の「F-16」による、これが2機目の戦果ではないかという。
※スティーヴン・セガールをクルスク戦線の近くで撮影したという最新の写真2枚がSNSに出回っている。160kgくらいはあるんじゃないかという超肥満体になってた。
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Boyko Nikolov 記者による2024-11-1記事「Russia obtained images of NATO drones and ships from Latvia」。
ラトビアのタクシー乗務員が、スパイ罪で懲役7年を申し渡された。モスクワの手先となって、NATOの軍需品や兵員を運んでいる艦船や車両の写真をリガ港で撮りまくっていた。
また、露軍が将来リガを空爆するときには、オイルターミナルのどこを狙えばいいか、そのターゲティングに協力していた。無人機試験場にも潜入していた。
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ストラテジーペイジ の2024-11-2記事。
ムルマンスクはウクライナ国境から2000km離れている。そこが無人機で攻撃された。宇軍は、レンジ2000kmの片道特攻機を保有したのだろうか?
2004年に投入が確認された「パリアニツィア」というターボジェットの片道特攻機。こいつのレンジをさらに延伸した、名称非公開の機体があるのだろう。
初期型のパリィヤニツァについて宇軍が公表しているところでは、レンジは700kmで単価10万ドル。弾頭重量は40kg。速力は1400km/時。
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Clarence Oxford 記者による2024-11-2記事「New laser technology speeds up landmine detection process」。
大阪の「Optica Laser Congress and Exhibition」会場にて、ミシシッピ大学の研究チームが、マルチビームのレーザーを使う干渉振動センサーにより、地雷を効率的に探知するという新技法をプレゼン。
開発主任のアランチュクは2019年から、これを開発してきた。じゅうぶんに遠い位置にある、徐行前進中の車両上から、レーザーで地面を照らして、埋まっている地雷を探る。今では、1秒間の照射にて、34×23mの地積中に存在する地雷を察知できる。
アランチュクの問題意識。今日の地雷は非磁性もしくは非金属製が主流なので、金属探知機を用いる従来技法ではダメではないかと。
中国系のポスドクいわく。金属探知器は、誤探知が多い。埋まっている物が古釘でも、それが地雷だと警報してしまう。「地中レーダー」も、土壌成分によっては深く届かない。
具体的には、まず地面に振動を与える。ついで、レーザーの二次元走査ビームを車両の前方に投げかける。地雷は、その周囲の土壌とは、異なる振動をするので、その表面から跳ね返ってくるレーザー模様にも差異が生ずる。その差異を強調して、モニター上に赤点が映示されるようにする。
※この探知技法が大成する頃には、地雷もまた進化するだろう。それは「土石成分そのもの」で構成されるようになるか、不規則な紐状、あるいはウェブ状、あるいは枝葉状・草の根状の外形を纏うことになるだろう。