アラブ連盟がヨルダンで1964-1-13に会合したサミットを記念する切手がヨルダンから発行されたとき、ヨルダン全域を示した図柄のどこにも「パレスチナ」の存在が示唆されていない。

 ロバート・ケネディの1948の認識。1932年から1944年の12年間で、パレスチナに50万人以上のアラブ人が流入して棲み着いた。これは、イスラエルが先行して築いていた環境が、アラブ人を惹きつけたのである、と。

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 ストラテジーペイジ の2024-11-3記事。
   2022年からげんざいまで、米国はウクライナに対して1750億ドル以上の軍事&経済援助を与えている。
 ちなみに2021のウクライナのGDPは2000億ドルであった。また2024年のGDPは1890億ドルだろうと予測されている。2023年のGDPは1790億ドルだった。

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 Gordon Arthur 記者による2024-10-31記事「India’s MQ-9B buy from the US caps fruitless push for homemade drone」。
   インドはリーパーの同格無人機を何とか国産したいと念じていたが、とうとう諦めて、今月、31機の「MQ-9B」を発注した。ジェネラル・アトミクス社製。総額38億ドルほど。

 このうちインド海軍が15機の「SeaGuardian」を取得。インド空軍と陸軍が8機ずつの「SkyGuardian」を取得する。

 これが実行されると、インドは「MQ-9B」型の、最大のユーザーになる。

 インドは「TAPAS BH-201」という国産無人機をずっと開発してきたが、遂に、これはモノにならないと悟らされた。「TAPAS」の次の型に期待することにして、当面は米国製を導入する。

 敵対する中共は国産の「翼竜」「CH-4B」をもっている。パキスタンは、それらに加えてトルコから「TB2」と「アキンジー」も輸入している。

 インドは2016年に「MQ-9A」〔=リーパー。まぎらわしいことに、プレデターBという呼び方もされる〕に関心を示した。それに対して米国は2017年に「シーガーディアン」を22機、売りましょうと応じた。2018年には、インド陸軍と空軍も「MQ-9B」を買いましょうと言い出した。

 しかしそこからのネゴシエーションが、インド相手の商談では、無限に続くのが、お決まりのパターンだ。

 2020にまずインド海軍は2機の「シーガーディアン」をリースで借りた。そのうち1機は9月にインド洋に墜落している。

 ジェネラル・アトミクス社はインドに整備拠点法人を設立して、そこが部品補給や各種支援ができるようにしている。

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 Ellie Cook 記者による2024-11-3記事「Ukraine ‘Achilles’ Battalion Commander Issues Warning About Western Drones」。
   ウクライナのドローン大隊「アキレス」は、「第92突撃旅団」の隷下。この1個大隊だけで、毎月、3000機のFPVドローンを駆使しつつある。
 いまや、そのすべては国内製。西側から貰ったものは、GPSへの依存度が高すぎるため、対露戦線では使い物にならないという。

 誘導砲弾である「エクスカリバー」も、高額なだけで、プラス面が何もないゴミと化してしまった。GPS依拠だったからだ。

 対露戦線では毎月、技術が新しく展開し続けている。国外メーカーはその実態を理解できていない。国外で製造されたドローンは、ウクライナでは役立たない。ドローンの現物を援助してくれる気があるのなら、そのぶん、キャッシュを補給してくれたほうが助かる。

 ウクライナ国内には250以上のドローン製造所がある。しかし運転資金が足りない。資金さえあれば、ドローンは自前でこしらえられるからだ。

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 Su Ssu-yun and Ko Lin 記者による2024-10-24記事「Taiwan unveils self-developed, high-altitude communication balloon」。
   台湾のデジタル問題担当省(今の大臣は黄彦男)が発表。戦時に無線通信網を確保できる、国産の繋留気球を完成したと。

 高度800mに昇騰させることにより、最大380平方kmの地積に対して、デジタル通信を中継してやれる。
 気球は、連続14日間、上げておける。電源は、水素燃料電池。

 気球のペイロードは50kg。移動体通信のための基地局を吊るせる。

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 Kamil Galeev 記者による2024-10-26記事。
   中共社会がどこに向かっているかを知りたくば、SF小説の『三体問題』を読むのがよい。

 というのは、あらゆる発言が不自由である体制下で、当局からの検閲をすべて回避して、じぶんたちの社会を透視するような描写は、唯一、「SF」においてのみ可能な作業だからだ。

 その登場人物は未来のキャラクター設定なので、現代の特定の誰に対する諷刺にもなっておらず、さるがゆえに、誰に対しての諷刺とも読み得る。

 また「SF」作品を読んだ人々も、熱心なファンを装って、SNSに感想・批評を投稿し、盛り上がることができる。じっさいにはそれは、すべて、じぶんたちの社会に対する論評に他ならないのである。

 スウィフトは『ガリヴァー旅行記』を書くことで、当時の英国の病状を剔抉したのである。