所信表明演説中の優先順位は埋没的で、内容は、低調&離脱のお手本作文であった。
新総理が「これを創って俺は辞める」ぐらいの決心と誠実を早々とあらわしていたなら、なんとかなった案件だったと思っているが、それをしなかった以上、周辺者の熱量も、甚だ低いまま。これは、もう駄目だな。
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Nick Paton Walsh 記者による2024-11-29記事「Trump’s Ukraine envoy has a plan to end the war that Putin may revel in」。
ケロッグを起用したことでトランプがウクライナをどうしたいのかは誰の目にも疑いなくハッキリした。プー之介はその仲裁案に歓喜するであろう。
今、米国内で、155mm砲弾を、月に1万4000発、製造できるのである。この数量をウクライナ軍は、たった48時間で撃ち尽くしてしまう。
1930年代に西側は教訓を得ている。宥和された独裁者は、それで侵略計画を止めることはしない。
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Gary Anderson 記者による2024-11-28記事「The Dark Side of Women in Combat」。
ヘグセスは、女子兵が歩兵や機甲兵として近接戦闘に加入することに反対する意見の持ち主。
記者はかつて国務省の視察員としてイラクの危険地域を巡回し、女子隊員から護衛を受けたこともある。IEDにも遭遇したが女子小隊長は、部下が片足を飛ばされたインシデントの中で、やるべきことをやっていた。
現在、米軍は志願制であり、米国は大戦争に巻き込まれていない。だからとりあえず問題がない。
だが、民主党が主張する路線を行くと、将来、徴兵が必要となったとき、女子が男子と同数徴兵されて、部隊長の意向にかかわらず、部隊内にきっちり半数、混ぜられるようになるだろう。それは破滅への道である。
昨年6月、民主党員が多数を占めている上院の軍事委員会は、女子も18歳で徴兵登録させるという法案を裁可した。破滅はいまや、現実にあり得る可能性なのである。
ベトナム戦争中、黒人の戦死比率が高いじゃないかと大勢が騒いだ。こんな無責任な連中もないだろう。WWII中に黒人兵は炊事かトラックドライバーばかりさせられていたのを、彼らが問題だと言ったから、このたびは前線に出されたまで。同じ無責任を、未来の民主党はまた、繰り返すであろう。
さいしょに威勢よく騒ぐ奴が、血を見るや、最初に逃げ腰になり、瞬時に反対側に回って、また威勢よく騒ぐのである。
このコウモリどもの無責任な言説あそびにつきあってしまうと、社会はたいへんなことになる。
湾岸戦争のちょっと前に、米海軍は、軍艦に女子を混乗させることにしたものだった。
ところが、いざ湾岸戦争が始まって、いよいよクウェート近くへ米艦隊は集中するという話になったら、何が起きたか。
これは、当時、意図的に報道されなかったが、女子水兵たちは、一斉に、妊娠したのである。それによって軍艦から降りようとしたのだ。
このスキャンダルは、ポリコレに反するので、ずっと秘密にされていた。
1997年にランド研究所が「New Opportunities for Military Women」という報告書をまとめ、ハッキリと、部隊に女子を混ぜれば、その部隊内の団結(cohesion)が分断・破壊されてしまう、と警告している。
※ヘグセスのスキャンダル相手は、亭主持ちの女性で、亭主といっしょに宿泊していた豪華ホテルのプールで酩酊したヘグセスと痴話喧嘩しているところをホテル従業員に見られているという。そしてこの女性は他の男性に対しても類似の裁判騒ぎを起こしているという。
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Alexander Kolyandr 記者による2024-11-29記事「Russia’s tanking ruble spells trouble for Putin」。
ロシア人は1990年代の記憶を保っている。ルーブルの価値が甚だしく下がった時代だった。
バイデン政権は11-21に50行以上のロシアの金融機関に制裁を課したが、そのうち「Gazprombank」に対するものが心理的にいちばん効いている。天然ガスの輸出代金を集めてロシア政府に上納するルートを破壊したのだ。
トランプがシェールを掘りまくれと発破をかけていることも、ルーブルを弱めている。国際石油価格がますます安くなると世界は予測するので。
ルーブルの価値が下がると、ロシア人は、値上がりした外国製品のかわりに、国産品を買おうと思う。しかしその国産品は、品薄である。軍需品の生産が優先され、民生品は製造しにくくなっているからだ。こうして、ロシア国内で物価高が加速する。
ルーブルの価値がドルに対して10%落ちると、ロシア国内のインフレ率は0.5%上昇する。
こうなると人民元を頼りたいところだが、中共は、ロシアにスワップを提供する気は無い。
※ロイターによるとゼレンスキーは陸軍司令官を更迭した。あらたに起用されたのは42歳のミハイロ・ドラパティ少将。解職されたのはオレスカンドル・パヴリウク中将(2024-2~)。
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ストラテジーペイジの2024-11-29記事。
衛星写真によって、ロシア国内で数千の機関車と貨物車が、ボールベアリングが供給されないために、動けなくなっていることがつきとめられている。
この鉄道麻痺の結果、いくつかの都市では生活必需品の搬入が止まっている。
今はパイプラインは稼働しているが、鉄道が麻痺するとパイプラインの点検もコスト高になり、且つ、長時間かかるようになる。なぜなら、僻地をトラックによってアクセスするしかないからだ。
ロシア鉄道網の総延長は、12万8000km。
鉄道員は、80万人。
機関車は1万9000両。
貨車は80万両以上。
それとは別に、企業が原料や資材の輸送のために鉄路を建設して運用している会社線が6万5000kmある。
ロシアは今、5つの軍区に、国内を分けている。「レニングラード軍管区」「モスクワ軍管区」「中央」「東部」そして「南部軍管区」。
2010年以前は6つ以上あったのだが、整理された。
ウクライナ戦線は「モスクワ軍管区」の担当にされている。