チュクードゥーは進化を続けていた! しかも名前まで微妙に変わっていた。

 ロイターの2024-12-16記事「Congo and Rwanda say peace talks in Angola will not take place」。

 ※この記事に添えられている、2023-2-9撮影の写真を見よ。「М23」という名のゲリラにキヴ市近郊の町が砲撃されたので、住民たちが慌てて例の手作り木製プッシュバイクに家財道具を満載して避難している景況だ。そのキャプションには、この木製手押し車は「Tshikudu」として知られる、と解説されている。さらに注目したいのはそのハンドルだ。左側が長くなり、ぎゃくに右側は短くされている。ベトナム式プッシュバイクが数十年前に到達していた結論に、コンゴ人も独自に到達したように見える。

 コンゴ民主主義共和国内には、3年続きの内乱のため190万人の難民が生じている。これについてコンゴと隣国ルワンダの大統領が日曜日にアンゴラで合議する予定だったが、流れた。

 FDLR=ルワンダ解放民主主義軍 という叛乱集団は「フトゥ」族である。FDLRが攻撃し続ける仇敵の「トゥツィ」族は、コンゴとルワンダにまたがって住んでいる。

 「М23」は、「トゥツィ」族の権益を防護しようというコンゴ領内の武装集団だ。ルワンダ政府は、「М23」に武器弾薬を援助している。ルワンダ大統領も「トゥツィ」族である。

 ルワンダ政府は、コンゴ政府こそがFDLRをコンゴ政府の傭兵として使っていると非難している。

 国連の中の人いわく、ルワンダ政府軍兵士が3000~4000人、コンゴ領内に入っており、同地の「М23」ゲリラを従えている、と。

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 Alexander Banerjee 記者による2024-12-13記事「US National Guard turns 388 years old」。
   13日は、米国の「州兵」創設388周年の記念日だった。
 1636年の12月13日に、マサチューセッツ湾植民地の裁判所にて、同地に多数存在したミリシャ組織を、3個の常設のミリシャ連隊に再編しなさい、という命令が発せられた。それは米国が独立宣言するよりも1世紀半も早い頃だった。

 今日の、マサチューセッツ州兵陸軍の「第181歩兵連隊」「第182歩兵連隊」「第101野戦砲兵連隊」「第101工兵大隊」は、当時の民兵が名前を変えて続いている部隊であり、まちがいなく、米国最古。

 州兵制度にとっての画期は、1903年の「Dick法」と、1916年の「国防法」である。これによって連邦政府が大戦争時には州兵を指揮統制できることになった。

 州兵空軍は、1947年9月18日に創設された。

 今日、米国の州兵陸軍は32万5000人。州兵空軍は10万6000人。

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 Clarence Oxford 記者による2024-12-16記事「First Japanese satellite with US payload prepared for launch」。
   三菱電機がつくる準天頂衛星の「QZS-6」に、米国の「MIT/リンカン研究所」製の「スペース・ドメイン・アゥエアネス」光学ペイロードをくっつけたものを、2025年度に打ち上げることになった。さらに2026年度の「QZS-7」にも。

 ※詳しいことは承知しないが、中共はわが準天頂衛星にもかならずASATの破壊工作やイヤガラセを仕掛けてくる。そのとき、衛星に米国のアセットが相乗りしていれば、中共は米軍も自動的に敵に回さねばならなくなるので、攻撃の敷居が高まる。というか、このペイロードは名前からして、中共のASATの異常接近を早期警報するシステムだろう。

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 ロイターの2024-12-16記事「Russian tanker splits in storm, spilling oil into Kerch Strait」。

  ケルチ橋の近くで2隻のロシアの油脂タンカーが荒波に耐えられずに船体が折れ、沈没した模様。うち1隻からは石油製品4200トンが海に流出した可能性がある。

 1969建造の『Volgoneft 212』というタンカーは全長136mで 15 人が乗り組んでいた。1人は死亡した。
 1973建造の『Volgoneft 239』というタンカーは全長132m。14人乗り組み。

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 Defense Express の2024-12-15記事「Ukrainian Forces Destroyed 40 russian Tank Cars Carrying Fuel Worth $4 Million in a Unique Operation」。
  ザポリッジア地区で、露軍の燃料輸送用のタンク列車(40両)を、14日に炎上させた。特殊挺進作戦。

 これには無人偵察機も協働した。HIMARSで機関車を狙った。仕上げは攻撃型ドローン。

 ※この報道は何かをごまかしている。おそらく手柄は、レールに爆薬を仕掛けた潜入工作員だろう。そこから敵の注意を逸らそうとしている。

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 AFPの2024-12-13記事「Australia’s opposition says nuclear plan cheaper than renewables」。
   豪州の野党=自由党 が堂々と主張している。この国で太陽光発電をするよりも、新式の原発を稼働させた方が、ずっと電気代は安くなる、と。

 この論議は、2025-5予定の豪州総選挙の焦点のひとつになるだろう。

 もちろん反論がある。いくら豪州でも原発の新設には最低15年は必要だ。

 ※AI計算センターの物量競争でわが国が列強に後れをとりたくなければ、下北半島に横断水路を掘り、その常時4ノットの潮流で無数の水車を回して発電し、そのすぐ近くにデータセンターを誘致するのがよい。

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 2024-12-12記事「US Upgrades Japan’s F-15J Fighter Jets to Counter China Threats」。
  三菱重工はボーイング社とともに、空自の約70機のF-15を「スーパー・インターセプター」化する。2030年2月までに改修完了する。

 この改修計画は2019年に公表された。レーダーは「AESA APG-82(V)1」に換装。加えて「EPAWSS」というBAE製のパッシヴ・センサー(脅威警報システム)を増設する。ミッション・コンピュータも一新する。

 この改修によって、能力が「ストライク・イーグル2」に近似するまでになる。