ルーマニアの工場で、ペトリオット・ミサイルの製造が始まった。

 2024-12-25記事「Azerbaijani airliner with 67 people onboard crashes, yet dozens may have survived」。
   アゼルバイジャン航空のジェット旅客機「エンブラエル190」型機が、カザフスタンの Aktau 空港から3kmのところに不時着した。水曜日のこと。
 乗客67人のうち、38人は死亡した。

 出発地点は、アゼルバイジャンの首都バクーの空港。到着予定地は、ロシアのグロズヌイ市(コーカサス山脈の北側で、カスピ海と黒海の中間にある)。

 バクーとグロズヌイの中間にカザフ領は無い。この機は、悪天候のためにコースを大きく変えたのだという。

 ※雑報によると、墜落機の外鈑には、何かが機外で爆発してそのシュラプネルでできた孔が無数にあるのが、ありありと撮影されている。誰かがミサイルを命中させた可能性が急浮上している。

 乗客のうち42人はアゼルバイジャン人。16人はロシア人。6人はカザフ人。3人はキルギス人。

 カザフのそのあたりでは露軍がGPSジャミングを強烈にかけているので、その作用も相乗しているという疑いもあり。

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 Joseph Trevithick, Howard Altman, Tyler Rogoway 記者による2024-12-25記事「F/A-18F Was Shot Down By Friendly Fire As Jets Were About To Land On The Carrier」。
  F/A-18 スーパーホーネットの誤射被弾事故だが、同機は空母『ハリー・S・トルーマン』に着艦しようとしている途中で、味方の巡洋艦『ゲティスバーグ』によって撃墜された模様。この艦隊はフーシからの攻撃に曝され続けていた。そのさなかの出来事。

 トルーマンの攻撃部隊のF/A-18は、12月21日夜にイエメンを空爆し、22日未明に帰還せんとした。
 その数時間前、艦隊は、フーシが発射した2発の対艦ミサイルと、1機の特攻ドローンを撃墜していた。

 墜落したF/A-18の機体は紅海の底にあり、回収はされない。
 乗員2名はカスリ傷で、入院していない。

 この機は、被弾したときは、帰還する僚機に対する「空中給油」の実行中だった。
  ※F/A-18は、空中給油ポッドを翼下に吊るせば、そこからプローブを曳航して、空母に帰投する途中の味方の艦上機に授油(バディ給油)してやることができる。そういう任務機だから、複座だったのか。

 未確認のルーモアだが、この誤射撃墜事件の直後、別なスパホもあやうく撃墜されるところだったという。

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 ロイターの2024-12-26記事「Russia’s inflation reaches 9.5% this year, weekly data shows」。
  ロシアの政府統計局が12-23に公表した消費者物価指数から、今年のロシアのインフレ率は9.5%に達したことが判明した。

 ロシア中央銀行は、インフレ率を4%に抑制するために公定歩合を21%に引き上げ、その公定歩合を引き続き維持すると先週、決定している。

 中央銀行の通貨政策部長の予想では、年末までにインフレ率は9.6~9.8%まで行くかもしれない。

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 ロイターの2024-12-25記事「Russia’s domestic LPG prices halve following EU embargo」。

  液化石油ガス(LPG)のロシア国内卸売り価格が11月に比べて半値に下がった。これはEUが決めた経済制裁のせいで輸出できず、在庫が国内にダブつき始めたため。

 ロシア産のLPGに対するEUの輸入禁止措置は12月20日に発効した。
 この制裁を主唱したのは、従来ロシア産LPGの最大輸入者であったポーランド政府。

 LPGの別名は、「プロパンガス」である。「ブタン」というのも同じガスである。

  ※豆知識。LPGで走るタクシーのエンジンは、何年運転しても汚れない。その代わり、ガソリンよりもパワーに劣る実感はあるそうだ。そして、よくある勘違い。あれはLNGとは違う。

 ロシアはLPGを、中共、モンゴル、アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャンに輸出している。
 アフガニスタンにも輸出していたが、相手が代金をアフガン通貨で支払うと言っているので、事実上、ストップ状態。

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 Hugo Ritmico 記者による2024-12-23記事「Commercial tea bags identified as major source of microplastics in infusions」。
  人体を直接に汚染している「マイクロ/ナノ・プラスチック(MNPL)」の大きな元凶が、「ティーバッグ」であったと判明した。

 ティーバッグは、天然の紙でできているわけではない。「ナイロン6」「ポリプロピレン」「セルロース」の混紡なのだ。

 ※ということは、次のような商売が成り立つ。クワ科コウゾ属の雑木(ウチの近所の荒地だとカジノキが自生している。つまり寒冷地でも栽培OK)から和紙類似の繊維を取り出して「高級ティーバッグ」を織り上げて販売。客が自分でそのティーバッグに紅茶の葉を詰めてストックにし、随時に消費するのである。

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 Sofiia Syngaivska 記者による2024-12-24記事「Ukrainian Forces Counter Drone Threats with “In-House” Fiber-Optic Technology」。
   光ファイバーを繰り出しながら飛ぶ有線誘導のドローンは、実戦でまことに便利であると分かってきた。
 無線誘導式だと、高度50m以下で飛ぶとリモコンの電波が途切れてしまうことがあるが、その現象を心配する必要がないから、雑木や電柱よりやや高い、高度20mくらいで敵に接近して行くことができる。これだと敵兵は肉眼で遠くからドローンを探知できず、探知できたときにはすでに対応のいとまは無い。よって、高い確率で奇襲は成功する。

 しかも、レンジ10kmくらいで特攻ドローンを運用したい場合は、無線式よりも有線式の方が安くなるのだ。
 必要な資材は、長さ10kmの光ファイバー線を円筒内周にぐるぐる巻いたリールが150ドル。そこに光信号を通すためのコンバーターのような器材が30ドル。

 ※それに対して、高度40mのドローンと距離6kmで無線交信できる「P2400」というホビー用の通信ボードは、2022年の通販価格で5万円くらい。無線局免許が必要な業務用の画像無線伝送システムとしてスタンダードと考えられる「HN1000T/HN100R」(5.7ギガヘルツ帯)は18万円もする。有線の方が圧倒的に安価で、使い捨てにしやすいのだ!

 10kmのファイバー線の重さは1.5㎏である。兵装重量を1.5㎏として、計3㎏のペイロードがあれば、それは有力な対戦車兵器だ。※RPGの弾頭が2.2㎏というところ。手榴弾は500グラム弱。

 建物の内部に進入させて内部を撮影しながら攻撃破壊するのにも、有線誘導のマルチコプターが最善の道具となろう。

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 Boyko Nikolov 記者による2024-12-25記事「U.S. boosts Korea defense with 28,500 troops, nukes on the table」。
    ペンタゴンは2025年には韓国に2万8500人の米兵を駐留させる。これは増強である。
 2024-12-18に議会が通した国防予算法がそれを可能にする。バイデン大統領はそれに署名済み。

 ※米軍は韓国に梃子入れするんだという意思を平壌にわかるカタチで表示しておかないと、中共発の左翼工作が韓国内でますます力を得てしまう。バイデンもトランプもそのへんはまったく分かっていないのだろうが、軍の役人は、よく呑み込んでいる。

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 Boyko Nikolov 記者による2024-12-24記事「China’s J-15 fighter output possibly growing by 40 units per year」。
   中共製の艦載戦闘機「殲15」は、おそらく2025年には、40機、新造されるだろう。

 ※推力/重量比が「1」を上回るような、ハイパワー・エンジンを搭載した、総重量2トン未満の片道特攻型固定翼無人機の場合、次のような簡易な「投射」方法が考えられるだろうと思う。金属パイプ製の「A」字形の、高さ10mくらいの「櫓」を地面に寝かせておき、そのA字の頂点にUAVを結合。ただしUAVは、機首を垂直に天に向けた姿勢で地面に立てられる。その2本足の「櫓」の支点から、同じ「A」字形の、相似大の金属パイプ製の櫓を、垂直に立ち上げる。この垂直A字櫓は、頂部にチェーンブロック、基部に電動/手動ウインチ、内部にワイヤーを備え、重さ2トン弱の「重錘」を高さ10mまで釣り上げる。UAVのプロペラを最大出力で回し、寝かせてある方の櫓の固定具を解除すると、寝かせてあるA字櫓は起き上がろうとする。すると、それまで垂直であった、立ててあった方のA字櫓は、重錘の重力作用で横倒しになろうとする。支点が互いに結合されているので、数秒のうちに、寝かせてあったA字櫓が起き上がるスピードは加速される。寝かせてあったA字櫓が垂直に立ち上がったところで、UAVと結合されていた頂部のフックが外れる。