白老のウポポイは年末~年始に休業だそうだが、そんな運営ではダメだ。

 労せずしておのずから人々が長距離移動してくれる、稀少きわまるホリディシーズンに、敢えて客を受け付けないならば、いったい何時、人を呼ぶつもりなんだ?

 夏場に、他の観光地と競争して勝てるとでも?

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 Bart Meijer and Lisa Barrington 記者による2024-12-29記事「Experts question bird strike as cause of South Korea plane crash」。
   「7C2216」便の済州航空機(ボーイング 737-800)が胴体着陸後、外壁にぶつかって全焼した事故。
 務安国際空港には滑走路は1本だけであった。

 元イタリア空軍大学校の教官氏いわく。ビデオを見れば、不可思議なことがいくつもある。なぜ事故機はあんな高速で胴着しているのか? なぜフラップが展開していないのか? なぜ車輪が降りていないのか?

 滑走路は2800mである。韓国交通省の高官いわく、それは事故原因とは関係ない。外壁も、規則通りである。

 ルフトハンザの現役パイロットで飛行機安全の専門家氏いわく。スラストリバーサーのみならず、減速システムすべてが作動していないように見える。だから高速着陸になったのか。
 バードストライクで車輪が出なくなるなんてことは考えにくい。また、いちど出した車輪が、バードストライクが原因で引っ込むようなこともあり得ない。車輪を出すための系統は複数あって、それぞれ独立。その系統のどれかは使えたはずなのである。

 バードストライク注意報は管制塔から出されていた。その数分後、パイロットはメイデイをコールしている。しかし、バードストライクが起きたという報告は無かった。

 パイロットが着陸をやりなおし、二度目は滑走路の反対方向から試みているのも謎。そのようなことをするとなると、コクピット内の必要な作業量が余計に増えてしまうから。

 事故機のパイロットは2019に機長昇任。飛行時間はこれまで6823時間。
 副操縦士は2023年に昇任。飛行時間1650時間。

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 Linda F. Hersey 記者による2024-12-29記事「‘Just put me in a pine box’: Some veterans show interest in lower-cost green burials offered at 3 national cemeteries」。
   米国の退役軍人たちの間に、「グリーン埋葬」というあたらしい土葬ブーム。従来の埋葬だと数千ドルも遺族に負担をかける。それをなくせる。

 豪華な棺も、大理石の骨壺も、使って欲しくない。

 退役軍人庁も、全米の国営墓地のうち3箇所で、「グリーン土葬」の区画を設定した。
 グリーン土葬では、エンバーミングをしない。自然に土に還すべく、天然の板材で囲うだけにする。
 すなわち、墓場が環境に与えるダメージを最小にする。

 民間墓苑も含めると全米で2024年時点で300箇所以上、グリーン埋葬を受け容れてもらえるところがある。2016年だと42箇所しかなかったのだが。

 あるグリーン埋葬サービスの場合、コストは6000ドルだという。
 非グリーンの尋常埋葬だと、1万5000ドルかかる。

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 ロイターの2024-12-28記事「Ukraine Rceived First US LNG Shipment」。
  初めて、米国産の液化天然ガスが、専用タンカーにより、ギリシャの港に到着した。
 このLNGは、ウクライナの民間最大手のエネルギー企業DTEK社が購入する。売り手は、米国の「Venture Global」社。2026年まで安定供給を約束している。

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 Stephen Lind 記者による2024-12-23記事「 Why ‘A Charlie Brown Christmas’ almost didn’t air — and why it endures」。
    1965いらい定番だったはずの「チャーリー・ブラウンのクリスマス」は、なぜ放送されなくなったか。

 尺は25分なのだが、CBSの幹部に言わせると、今の時代にはテムポが遅すぎるそうである。内容も真面目すぎるうえ、事件性、ドラマ性が足りない。

 当時、子ども用のアニメでも、要所に「スタジオの客席の笑い声」を挿入する風習があったが、原作者のシュルツは、そんな演出を使わせなかった。

 プロデューサーのメンデルソンは、ジャズ・ミュージシャンのヴィンス・ガラルディにBGMを作曲してもらった。

 ライナスが福音書を引用して一席ぶつシーンは、メンデルソンにも、アニメ作画担当のメレンデスにも、危険だと映った。WWII前ならばプロテスタント説教の押し売りは許されたのだが、WWII後は、カトリックやユダヤ教徒にも居場所の配慮が必要だった。1960年代の主流娯楽業界ではそもそも宗教ネタは避けるべしという風潮だった。

 さいわい1965-12-9の放映は好評で、エミー賞まで取った。いらい半世紀、それはクリスマスシーズンに放送された。

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 Amanda Morris 記者による2024-12-23記事「First demonstration of quantum teleportation over busy Internet cables」。
  ノースウェスタン大学の研究者たちが、インターネット信号が行き来している光ファイバー上で、量子のテレポーテーションを起こせることを初めて実証した。専門学術誌の『Optica』に載った。
 実験に使った光ファイバーの長さは30km。

 将来、量子通信のための専用インフラは特に必要がないのだという可能性が見えてきた。

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 Boyko Nikolov 記者による2024-12-29記事「Houthi forces use Soviet Kub SAM to down the 13th MQ-9 drone」。
   イエメンのフーシが12-28に、13機目の「MQ-9 リーパー」(米空軍が飛ばしている)を撃墜した。
 その前には、10月7日に、やはり1機、撃墜している。

 用いたSAMは、旧ソ連製の「2K12 Kub」であるとフーシは主張している。
  ※「SA-6」と言った方が我々には馴染み深い。しかし最近のメディアは旧NATO呼称を使わない。わかりにくいこと、この上なし。

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 「mil.in.ua」の2024-12-29記事「Serbian Army Begins Using Serbian-made FPV Drones」。
   セルビア軍は、同国のメーカーである Komar 社が開発した2種類の FPV クォッドコプターを採用し、これから大量に整備する。

 この特攻自爆ドローンの研究開発は、国の資金を突っ込んで進められてきた。
 「Komar 1」と「Komar 2」の二本立てで行く。

 最新のFPVドローンに要求されている枢要部品のひとつが「発火機構」である。
 たんなるRPG弾頭や擲弾の信管そのものの流用では、ダメなのだ。それは敏感にしておくとハンドラーが危険に曝され、鈍感にすれば実戦でまるで役に立たぬ。リモコンで爆破させられるコマンドにも対応して欲しい。
 となるともはや信管は「ソフトウェア」で安全且つ確実に制御される必要があるのだ。その「ソフトウェア」を開発させた。

 それから、携行弾頭のサイズ。RPGでは重すぎ、デカ過ぎる。30ミリ~40ミリ擲弾では、小さすぎる。市販パーツの寄せ集めで組み立てられるサイズのドローンが無理なく運搬できる重さで、対AFV用にHEAT構造になっていたり、最大の爆発力を発生する、まさにFPVドローン専用に「特製」されたものが望まれるのだ。

 「Komar 1」が吊架する弾頭は径50ミリのHEATである。
 瞬発にもできるし、リモコンで空中発火させることも可能。

  ※鳥籠対応か。

 「Komar 2」が吊架する弾頭は、径105ミリの榴弾である。
 こちらはHEATではなく破片と衝撃波を最大化。
 こういう弾頭は、ロシアの「Kontakt-1」のような爆発反応装甲によっては無力化されることがないという強味がある。

 セルビア政府は2010年に徴兵制を廃止したが、2024-9に再導入した。短期間の年次軍事教練により予備役の層を厚くする。政府は、欧州がこれから動乱時代に移行すると認識している。