「mil.in.ua」の2025-1-17記事「U.S. Reveals Once-Secret Support For Ukraine’s Drone Industry」。
ジェイク・サリヴァンがNYT記者に語った。2022後半から、米政府は、ウクライナ国内でドローンを量産する工業を育成してきた、と。
特に2023のザポリッジアの戦況を見て、米政府は、それが本格的に必要だと認識した。
ウクライナ政府がドローン部品を調達できるように、2024秋に8億ドルの予算がついている。すぐにそれは15億ドルに増加された。
ウクライナのドローン国産事業とドローン作戦を助けるためにCIA職員が現地に派遣されている。
ウクライナは対地攻撃用の長距離ミサイルをもっていない。その穴は、国産ドローンで埋められるべきであった。
その最初の成果が「Beaver」という片道特攻機で、2023に試作完成。
問題は、それがボランティアの試作だったということ。工場を持ってない市民に量産はできない。その量産設備を国営企業に立ち上げさせるのに1年かかってしまった。
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Peter Schroeder 記者による2025-1-17記事「Disruption and Demands for Loyalty Would Undermine National Security」。
※記者は元CIA、およびロシアの専門家。
2017年に第一期をスタートしたトランプは、ラングレイのCIA本部にやってきて、メモリアルウォール(殉職職員を記念しているおごそかな場所)で、手前のキャンペーンに関してとりとめのない話をし続け、就任式にあつまった大衆の人数を誇り、メディアに苦情を述べた。CIAは、大統領選挙へのロシア政府の関与を調査する立場にあった。
1977-10に時のCIA長官のスタンスフィルド・ターナーが職員800人を解雇したとき、ヒュミントの回復には数年を要した。これからイーロン・マスクが行政の効率を看板に、同じことをする可能性がある。トランプは「ディープ・ステイト」嫌いだから。
2020に創立されたトランプ派シンクタンクの「アメリカファーストポリシー協会」は、情報コミュニティの政府職員は全員、その退職後も政治目的の言論を禁ずる合意書に署名させるべきだと言っている。
FBI長官に起用されるカシュ・パテルは、パージされるべき「ディープステイト」メンバーのリストを作っている。
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Emil Avdaliani 記者による2025-1-16記事「West’s Dilemma Over China’s Silk Railroad」。
CKU鉄道は、中共~キルギスタン~ウズベキスタンを結ぶ線路である。これが2024-12-27に起工されている。全長486km。カシュガル駅から、ウズベクのAndijan駅まで。
完成すると、年に1000万~1200万トンの荷物を輸送する。
これまで、キルギスもウズベクも、中共との交易には、カザフ領を経る必要があった。その必要がなくなる。
ジョージアの黒海沿岸に Anaklia というところがあり、中共はここを浚渫して築港してやる。
中央アジアまで伸ばした鉄道をカスピ海経由、ジョージアまでつなげれば、そこから貨物は欧州まで達することになる。
CKU事業の株式の51%は中共が握る。残りを、キルギスとウズベクで等分。
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Thomas P.M. Barnett 記者による2025-1-16記事「An Expert in Grand Strategy Thinks Trump Is on to Something」。
カナダはEUに鞍替えし、ロシアは北極海を支配し、中共は南米を操縦する。トランプ政権がそのような事態を結果しかねない。
英紙『エコノミスト』は、この際、EUは、メルコスル(南米諸国)とは縁を切り、カナダを迎え入れるべきだろうと提言している。
トランプが570億ドルでグリーンランドを買った場合、即座に、全グリーンランド住民は、百万長者になる。この誘いに、住民は反対するか?
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Defense Express の2025-1-17記事「Jerry-Rigged Molniya Drones With TM-62 Mines Instead of Warheads Appear Across Ukrainian Frontlines But They Have a Serious Drawback」。
露軍の無人特攻機である「モルニヤ」と「プリヴェット82」には、従来、RPGのHEAT弾頭か、ランセットと同じ「KZ-6」という弾頭が、とりつけられていた。
しかし最近、そのかわりに、重さ10kgの対戦車地雷「TM-62」を搭載するようになっている。
「TM-62」には炸薬が7kgっている。つまり十五榴が炸裂したのと同じ衝撃波で戦車を破壊できる。
十五榴は、敵の塹壕を埋めてしまえる。「TM-62」を特攻機に積んだ場合も、同じ「対塹壕」の効果が期待できるのである。
問題は、RPG弾頭よりも重いモノを積むと、従来の「モルニア」のカタパルト(ゴム紐や、圧搾空気)で打ち出した直後に、機体がいったん、数mも沈降してしまうこと。
これを解決するために露軍は、「モルニア」を、廃ビルの中層階の窓から射出するようになった。いったん沈降しても、地面に衝突する前に行き脚がついて、主翼の浮力が増大してくれる。
露軍は、これらの特攻機のレンジにはこだわらなくなっている。射程数kmの、15センチ迫撃砲の代わりだと、割り切っているようだ。それで、機体表面の整流効果が悪くなるのは忍んでも、外殻を外してスケルトンにし、MTOWを抑制しようとしている。操縦性も悪くなるが、対塹壕用だから、構わない。