Henry Rodgers 記者による2025-1-16記事「EXCLUSIVE: ‘So Much Distrust’: Incoming Trump NSA Disputes Report That Neocons Are Influencing MAGA Staffing」。
オハイオ州選出のマイク・ターナー下院議員は、共和党員ながら、トランプ・ギャングとは敵対する見識を有している。直前まで、下院の情報委員会の委員長だった。プロ・ウクライナである。『デイリー・ビースト』によれば、トランプが、下院議長のマイク・ジョンソンをして、ターナーを更迭せしめた。
そのターナーは言う。国家安全保障担当補佐官のマイク・ウォルツは、次のトランプ政権のIC(インテリジェンス・コミュニティ)を、NSC系のアダム・ハワードを通じて、統制するつもりだと。
『デイリー・ビースト』によれば、トランプはターナーのことを、ICに胡麻摺るだけの男、と見ている。
ターナーがICと非常に親密なことは、事実だ。
ターナーは、米軍のアフガン撤退は正しい判断だったと支持する立場。そこに情報の失敗などなかった、と考えている。
ウォルツはトランプ支持者から、ネオコンだとは思われたくはない。ウォルツはイランに対しては強硬なスタンス。それに対してMAGAの連中には、反戦が多いのである。
※ロシアは現在ウクライナ戦線で毎年44万人の将兵を死傷させられている。そしてプー之介はこの流儀が永久に持続可能なんだと米国と西側に信じ込ませようとしている。ICは《だったらそれを永続してもらおう。その結果、ロシアは亡びるので好都合》と思っているが、その本音は公務員として口には出せない。これがためICはトランプ・ギャングに対して逆襲に出られないでいる。
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Defense Express の2025-1-18記事「Algeria Chooses Chinese Type 056 Copy-Paste Warships Over russian Corvettes」。
中共はアルジェリア海軍に『056級』コルヴェットを売り込むことに成功した。すなわち、ロシアから武器市場を奪った。
ロシアはウクライナ戦争に手一杯で、海外から軍艦を受注する余裕がない。その隙を衝いた。
※ロシアの造船所が受注すればどうなるか? 銀行から、金利21%で事業資金を借りなくてはならない。その利息分を売値に上乗せしたら、客は「それやったら中共製にしときますわ」と考え直すのが当たり前。このようにして、時間とともに、ロシアは自滅に突き進んでいる。だったら放っておきな、というのがICの冷徹な選択。ネット宣伝だけが、モスクワの輝かしい勝利を約束している。
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Boyko Nikolov 記者による2025-1-18記事「Japan to produce 17 enhanced Chinook Block II helicopters」。
チヌークのブロックIIを、あらたに17機、ライセンス生産することになった。
2024-12に決まった。
陸自用に、CH-47JA×12機。空自用に、CH-47J×5機。
機内搭載量は2万6000ポンド。機外に吊るすなら、3万1000ポンド=14トンまで行ける。
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Philip Pilkington 記者による2025-1-17記事「Why Aircraft Carriers Are Becoming Obsolete」。
MIRVミサイルの戦術型である「オレシュニク」の登場によって、米空母はますます、守りにくい資産となった。
オレシュニクの単価は、ICBMの「ヤルス」の2011年の単価が3000万ドルであったことから想像して、2023年において4030万ドルくらいだろう。『ニミッツ』級空母は62億~112億ドルである。
オレシュニクの各部性能は逐次に洗練され、類似品が派生し、総数も増えるだろう。それは時間の問題だ。
※ロシアにそれを量産する余裕はないが、中共には十分にある。問題はISRだけ。それで「スターリンク」の中共版に海洋監視機能を持たせる工夫を今、している筈。
記者は予言する。カスピ海でソ連時代に実験された水面効果を利用する飛行艇。あれは297ノット出せる。『ニミッツ』は34ノット。水面効果飛行艇の単価は不明だが、「アントノフ124」が5000万~9000万ドルというから、それをあてはめれば、だいたい『ニミッツ』一艦の「三七三分の一」の値段だ。