JUSTIN KABUMBA 記者による2025-1-26記事「Rebels enter outskirts of Goma and close the airport in the eastern Congo hub」。
コンゴ東部の枢要都市ゴマに、反政府ゲリラ「M23」とルワンダ軍が侵入を開始し、同市の空港は無期限に機能停止した。市内からは数千人の住民が逃げ出している。M23は空域閉鎖を宣言しているので国連職員は進退谷まった。戦闘に巻き込まれて国連平和維持軍の将兵が既に13名死傷。
ゴマ市は住民200万人。地域の人道支援のハブ基地であった。
M23は10年前にコンゴ軍を飛び出したツチ族である。
次。
AFPの2025-1-24記事「US lawmakers say UAE still sending arms to Sudan fighters」。
UAEはバイデン政権に対して、スーダンのゲリラ「RSF」に武器弾薬を与えないと約束し、それを条件に米国から兵器を輸入できることになったが、案の定、約束を守っていない――とホレン上院議員とジェイコブズ下院議員(どちらも民主党)が告発。
RSFはダルフールで非アラブ系住民を虐殺しているとブリンケンが非難していた.
RSFはフーシともつながっている。
スーダンの首都の北方に「Jaili」という大規模精油所があり、ひとつの争奪焦点。
次。
Tom Kington 記者による2025-1-25記事「Leonardo, drone maker Baykar seek ‘synergies’ on battlefield sensors」。
トルコのバイカル社の中型無人機に、イタリアのレオナルド社製の電子機器やレーダーを採用することになった。
「Gabbiano」というフェイズドアレイ・スキャン・レーダーが含まれる。
次。
Defense Express の2025-1-26記事「Long-Awaited ADAM Munitions Already Take Down russians in Ukraine」。
対人地雷が散布される155mm砲弾「M692」がようやく、前線に到着した。この砲弾1発から、「M67」という対人地雷が36個、散布される。
OSINT は、それが宇軍によって今月、発射され始めていることを、確認した。
バイデン政権は2024秋にその供与を許可していた。
「ADAM」「M131 MOPMS」「Volcano」が含まれる。
「M731」という155mm砲弾も含まれる。ここからは「M72」という対人地雷がバラ撒かれる。「M67」は4時間で自爆する。「M72」は48時間後に自爆する。自爆タイマーが異なるだけである。
M109自走砲から発射した場合、これらの地雷散布弾は、最大で17.6km先まで飛ぶ。
36個の対人地雷の散布範囲は、最大にした場合、600mである。
1個の「子弾」は、半径7m内の敵兵を殺傷できる。
これら対人地雷は、ふつう、散布式の対戦車地雷と混用される。
次。
「mil.in.ua」の2025-1-26記事「Latvia-Sweden Submarine Cable Damaged in Baltic Sea」。
スウェーデンのゴトラント島とラトヴィアのVentspils市を結ぶ海底ケーブルが、1月26日にロシア工作船によってまた切断された。
あたりの水深は50m以上ある。
次。
Tim Newcomb 記者による2025-1-23記事「Archaeologists Accidentally Found the Incredible Lost Remnants of America’s First Soldiers」。
独立戦争中のウィリアムズバーグ(今のヴァジニア州内)に、1776~1777年、大陸軍の兵舎が建設されていた。それを敵将のチャールズ・コーンウォリスが1781に焼き払わせた。
このほど、その兵舎跡が発掘されて、当時の兵隊生活の一端が解明された。
兵舎群は4エーカーにわたって建設されていた。
この「遺跡」が貴重なのは、焼き払われた後、誰もその土地を利用しなかった。だから、当時の遺物がそっくり、最良の状態で今日まで残留していた。
たまたま、スポーツセンターをそこに移築しようという話になり、土地調査をしたところ、すごいモノが見つかった次第。
記録によると1776年8月、すなわち「独立宣言」から間もない頃に、当時のヴァジニア政庁が、兵舎建設を命じた。
その規模は、将兵2000名と馬100頭を収容可能。
だが、ヨークタウンを目指して行軍中の英軍が、1781にそこを焼き払った。
とても貴重な発掘品は、「歯形のついた鉛玉」である。弾丸の鉛は、舐めるとかすかに甘い。それで、暇な兵隊たちが、それをガムか飴のように噛んでいたのだ。