ウェストポイント内のDEI系クラブ複数が、表向き、解散させられた。

 Chase Spears 記者による2025-2-5記事「The Army’s Special Treatment of Capt. Rebecca Lobach」。
   土曜日になってやっと米陸軍は公表した。「5342」便に激突したヘリコプターの二人目のパイロットは、レベッカ・ロバック大尉であった、と。

 米陸軍にはポリシーがある。死傷した将兵の、名前、出身市、怪我の程度については、その家族が知らされたときから24時間が過ぎてから、公表する。

 そのポリシーは、同乗の2名については守られている。すなわちアンドリュー・イーヴス曹長と、ライアン・オハラ軍曹である。

 記者は20年以上、広報担当の将校として、イラクとアフガンの戦死将兵の名前を特定してきた。

 近過去、テネシー州、ケンタッキー州、アラスカ州でも陸軍ヘリの死亡事故があり、そのさいにも、陸軍の公表ポリシーは守られている。

 ところが今回のロバック大尉の死については、遺族が知らされてからさらに3日間、公表が保留されていた。
 それは家族の意向だったのだという説明も付け足されているが、本人の名誉にとってまさに藪蛇の逆効果になった。

 記者が現役のときは、家族が内々に知らされる前にインターネットで戦死者の名前が世間にリークされることのないよう、旅団の将兵が派遣先で使ってよいインターネットも一時的にブラックアウトさせたものである。それは徹底したものであった。

 こうした扱いにランクの差別はなかった。二等兵も大将も同じような手順で、同じタイミングで公表した。戦死者の尊厳に上下はないのである。

 しかし陸軍は今回、その伝統手順をねじまげた。

 陸軍はわざわざ土曜日に公表した。これは「ニュースを葬る」意図があるときに、よく使う手だ。
 大尉のSNS履歴は、その名前の公表前に消去されたようだ。

 記者は2005年いらい、航空事故で死んだ者たちの扱われ方も見てきた。まったく今回は異例である。
 死亡事故から96時間以内に、パイロットを名誉昇進させた例は、皆無である。

 次。
 Dylan Malyasov 記者による2025-2-4記事「Ukraine confirms use of laser weapons」。
   ウクライナの「無人システム軍」の司令官によると、ロシア軍に対して戦場でレーザー兵器が、既に使われ始めているそうだ。
 標的は、露軍の有人航空機と、シャヘド136を含む、無人機である。

 このシステムには「Tryzub」という名前が付けられている。高度2000mの航空機を地上から撃墜できるという。

 次。
 George Magnus 記者による2025-2-5記事「A trade war could crash China Trump’s timing couldn’t be worse for Beijing」。
   中共からのすべての輸入品に米国が10%の関税を追加したことにより、2025年の中共のGDPは、0.2%、小さくなるであろう。ただし分母が18兆ドルだから、それは大きくないと北京は宣伝できる。

 中共は対抗して2月10日に、米国からの石炭・LNGに10%、原油・農機具・大型車に15%を課す。ただしこれらの商品を合計してもたかだか140億ドルだ。中共が米国から輸入している総額の1割にならぬ。

 公称値ではない、真の中共の対外貿易黒字は、2024年は1兆ドルくらいだったろう。

 中共GDPのうち、ハイテク工業製品などまともな商品によるものは13%。のこり87%は、不動産開発やインフラ部門。

 次。
 Joshua Trevino 記者による2025-2-3記事「Yes, there is a Mexican state-cartel alliance」。
  先月、ホワイトハウスは、メキシコ政府は麻薬密輸業者とグルだと声明した。この重大な指摘は、関税騒動関係のニュースの中に埋もれて隠れてしまったが、事実なのである。

 メキシコは、麻薬国家体制なのである。居眠り爺さんのバイデンには、とてもこの事実の指摘はできなかった。

 今、メキシコは事実上の一党独裁で、左翼ポピュリズムに傾いており、キューバやベネズエラの同類だ。

 2018から2024まで大統領だったオブラドルのスポンサーは、シナロラ一家である。過去20年、メキシコの独裁権力は、麻薬で養われてきている。

 次。
 ストラテジーペイジの2025-2-5記事。
  ウクライナの「C100」というクォッドコプター。全重9.7㎏、ペイロード4.5㎏、滞空74分可能。1分で水平に1km飛行できる。

 次。
 Boyko Nikolov 記者による2025-2-5記事「Morocco takes a giant leap with first Akinci drones arrival」。
    モロッコは、バイラクタル・アキンジーの最初のバッチを受領した。トルコのバイカル社製。
 この無人機は24時間滞空できる。

 トルコはこの無人機から発射できるさまざまな兵装も、他国にいっさい気兼ねせずに、売ることができる。すべて国産で揃えているので。

 モロッコは、無人機組立工場も、国内に建設する。
 TB2やアキンジー級の無人機を、年産1000機、造りたいのだという。

 アキンジーの初期モデルは、ウクライナ製の「Ivchenko Progress AI-450T」というターボプロップ・エンジンを搭載していた。1基が450馬力。それの双発だ。

 その後、B型がつくられた。これはカナダ製造の「Pratt & Whitney PT6-135A」ターボプロップ・エンジンで、1基750馬力。双発で1500馬力である。

 C型では、1基850馬力になったという。

 胴体内弾倉には400㎏の兵装を呑み込める。機外吊架も含めると、最大で1350㎏、搭載できる。
 航続距離は6000km。

 次。
 Turkish Minute 記者による2025-1-27記事「French navy seizes 9 tons of cocaine on Turkish ship off Martinique」。
  仏海軍がトルコの商船を臨検して、コカイン9トンを押収した。1月10日のこと。
 ※雑報によるとこの船は、エルドアンの息子の会社の所有だという。

 同船は、2024-12-10にギニアビサウに入湊。3日後、仏領のマルチニク諸島へ向けて出港。その島はコロムビアに近い。

 仏海軍は、マルチニクの700浬沖で、同船を臨検した。

 次。
 「mil.in.ua」の2025-2-5記事「Zelensky: Ukraine lost 45100 defenders during full-scale war」。

   ゼレンスキーが英国人記者に対して語った。ウクライナ軍将兵の戦死者は、2004-12月前半の時点で、4万5100人である、と。

 軍人の負傷者は39万人であるという。この数字には、負傷が治癒してまた前線に戻って二度受傷した者もカウントされている。

 ゼレンスキーによると、露軍の将兵は戦場で35万人死んでいるそうだ。
 ゼレンスキーによると、露兵の負傷者の数は60万から70万人だろう、と。