ドイツの次の首相になるであろうメルツは、2022の全面侵略開始前から一人だけ、対宇武器援助を主張していたという、まったく大衆に媚びないステイツマン。

 雑報によればメルツは「ノルドストリーム2」計画にも反対していた。CDUのボス、メルケルと「党是」に逆らっていたのだ。
 開戦後は、ショルツに先んじてキーウを訪れたという。

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 Defense Express の2025-2-23記事「Drone Domination Makes the U.S. See Tanks As Nothing But Power Stations With Self-Defense Function」。
  国防フォーラムでCSISのベン・イェンセンは、現代戦車は、停車中であっても、センサーなどをフルに機能させて自衛する必要から、「発電用」の小型発動機を回すか、主エンジンをアイドリングさせておくしかないという事実を指摘した。

 ※戦間期の帝国海軍はドイツ海軍と違ってディーゼル導入には及び腰だった。これが1941の自殺的対米開戦の背景だった。蒸気タービン機関は、いったん冷やしてしまうと、運転再開までに半日以上もかかってしまうから、軍港内で敵の奇襲に慌てたくなければ、停泊中も常に罐圧を維持していなくてはならない。だから、何もしなくても重油が減ってしまい、ジリ貧に向かうのだ。同じ問題が実は「M1A1」と「Т-80」のユーザーにはつきまとう。この2車種はガスタービンなので、灯油系の燃料を補給しなければならない。もし、軽油で回ってくれるレシプロの発動発電機のようなAPUが別途、設けられていないのならば、停車中の警戒のために必要な電力を、ガスタービンを回して得るしかない。灯油系燃料の補給態勢が細すぎる宇軍や露軍は、それによって直面する「ジリ貧」に耐えられない。だから宇軍は「エイブラムス」を後方に引き揚げさせてしまった。

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 Matthew Adams 記者による2025-2-21記事「Pentagon expects to fire more than 5,000 civilian probationary employees starting next week」。
   金曜日にDoDの人事担当次官心得が、発表。来週から文官職員の大量解雇を開始する。まず試用期間中の5400人が追い出される、と。その後、新規採用は凍結され、必要な職員数についての再検討がなされる。

 連邦職員は通例、雇用されてから1~2年間は、試用期間とみなされる。

 ペンタゴンは95万人以上もの文官を雇用している。今回の人員合理化には目標値があり、おそらく6万人はクビにされる。

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 Wudan Yan 記者による2025-2-19記事「A Massive Volcanic Catastrophe Could Hit the Pacific Northwest. Experts Are Sounding the Alarm」。
  火山噴火にともなう土石流を「Lahars」という。太平洋岸にあるワシントン州のマウント・レーニエは、史上最大級の熱泥流をたった30分のあいだに惹き起こすだろう。

 この警告は、セントヘレンズ火山等の調査が、裏付けになっている。

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 2025-2-7記事「Belgian Army tests the new STRiX electric Hard Enduro」。
  ベルギー陸軍は、電動オートバイである「STRiX Hard Enduro」を試験中だ。
 設計と製造はスロヴェニアの「STRiX eMotors Ltd.」。それをベネルクスの代理店商社「Electric Motorbikes」が輸入。

 ベルギー国内に、面積27平方kmの軍の試験場兼射爆場がある。
 「STRiX Hard Enduro」は、最初から軍用として設計されている。
 すでにNATO各国軍と米海軍がテストしている。

 モーター出力は 70 kW (95 hp) で、後輪のトルクは 1,050 Nm という。
 電池、モーターを含め、主要な90%のパーツはベルギー国内製品。

 バッテリーは 6.3 kWh の NMC battery で、これは取り外して充電する。18 kW DC の充電器を使う。
 残電力20%を、80%まで充電するのに、10分かかる。
 そこらのACコンセントを使っても充電はできるという。

 満充電状態で、この電動バイクは、オフロードを80分間、動き回れるという。

 フレームはクローム-モリブデン鋼のチューブ。
 フロント・サスは「ショーワ」製。リア・サスは「Ohlins」である。

 ブレーキ操作は前後輪ともにハンドルで。前後輪ともにディスク・ブレーキだ。

 電動バイクだが、水浸しになっても問題ないように設計してある。
 ホイールベース長は 1,485 mm。シート高は 960 cm 、グラウンド・クリアランスは 355 mm。

 軍用モデルの車体全重は 130 kg である。そこに載せてよい荷物は 150 kg まで。ということは、予備電池を積んでも可いわけ。

 「サイレント・モード」というのにすると、20m先を走っていても、ノイズは聞こえない。

 電動バイクのメリットとして、「動力後進」も可能である。
 ソフトウェアをいじれば「ウォーク・モード」にできる。

 最高速力 130 km/h。
 オフロードでの航続距離 114 km。路上ならば連続140分間、走れる。オフロードだと80分くらいになる。
 前輪をスキーに替える「Snow Glider」キットにも対応。