オタワ条約を離脱した沿バルト海諸国は、市街地に対人地雷を巧妙に敷設し、なおかつそれが戦後には残留しないような新技術を、模索している。

 Roman Pryhodko 記者による2025-4-23記事「Ukrainian Defense Forces Equipped with American M114 Howitzers from World War II」。
  チェコ共和国とギリシャが昨年までに70門ほど援助した、古い米国製の「М114A1」という十五榴を、ウクライナ軍が放列布置しているシーンが、前線で動画撮影された。

 じつは2022年にはポルトガル陸軍が同じ大砲を5門、寄贈しているが、これが前線に持ち出された証拠の映像は存在しない。

 M114 は1941年の開発で、米軍はWWIIからベトナム戦争まで使った。

 砲身長は、23口径長なので、短く見える。
 最大射程は14600m。

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 Corey Dickstein 記者による2025-4-22記事「New Army 155mm facility opens in Arkansas to boost artillery shell production」。
   アーカンソー州のカムデン市に、あたらしい155mm砲弾のアセンブル工場が開所した。ジェネラル・ダイナミクス社が投資した。
 フル稼働すれば、米陸軍の需要の半分を賄えるという。

 ここでは砲弾の弾殻を製造するのではなくて、その弾殻内に炸薬を鋳填するのである。
 月に5万発、製造できるという。

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 Mark Pomerleau 記者による2025-4-25記事「Army could be moving to eliminate radios at the tactical edge」。
   米陸軍の無線機の新顔。
 小隊長や分隊長は、胸の前にアンドロイドスマホ端末をぶら下げる。
 それにより、味方の位置情報は自動的に共有される。
 また、IP電話の要領で、ボイス交話もできる。

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 Howard Altman 記者による2025-4-22記事「Rapid Strike On Smuggling Ship Off Africa Highlights Increased Authorities Given To Commanders」。
   アフリカ沿岸で海賊の脅威が増しているので、そのあたりを警備している米海軍が、いちいちホワイトハウスの許可を取ることなく、即時にその場の判断で海賊どもを撃滅できるように、制度を調整するべきだ。

 もちろん、アフリコムの司令官の許可は必要だが。

 武器密輸に従事する海賊の取締りが甘いから、アフリカ各地のイランの手先がどんどん重武装化して、自由主義経済を脅かすようになっている。

 いちいち乗り移って臨検などしていたら追いつかない。上空から爆撃して撃沈できるようにするべきだ。

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 Volodymyr B. 記者による2025-4-23記事「Kyrgyzstan Authorities Detain Municipal Employees and Journalist Over Recruitment of Mercenaries to Fight Against Ukraine」。
   キルギスタン当局は、同国内で露軍のための志願兵を勧誘していた地方の市役所職員らを逮捕した。
 キルギスの法律では、傭兵のための手助けを働いた者は7年から10年の懲役に処される。

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 Anton Hordiienko 記者による2025-4-23記事「The Destroyed 51st GRAU Arsenal in russia Contained 107mm Rockets For Chinese Type 63 MLRS」。
   四月の二十二日に、モスクワから60km離れたところにある「第51 GRAU 弾薬廠」の巨大倉庫を宇軍が吹き飛ばしたのだが、そのさいに飛び散ったいろいろな残骸の写真を、地元民がスマホで撮影してSNSに上げている。そこから新しい疑惑が浮上した。

 107ミリの無誘導の地対地ロケット弾。空力フィンが無く、ノズルの微妙なオフセットにより旋転して飛行姿勢を安定させる仕組みの安物だが、それがどうやら中共製である可能性があるのだ。

 「63式」の、軽便な12連装ロケット砲から発射する107mmロケット弾のようなのだ。

 イランではこれをコピー製造している。だからイラン製という報道もあるが……。

 ちなみに「63式」は、1960年代に、ソ連軍の「BM-14」という140mmの多連装ロケット弾を、減口径した中共の量産品なのだが、これが非常に出来が良く、あちこちへ輸出されている。

 中東のすべてのゲリラがこの「63式」の愛用者といって過言ではない。オリジナルは多連装だが、ゲリラはこのロケット弾を、単発の奇襲兵器にしている。

 「63式」はレンジが8kmのものと11kmのものとあり。弾重は18~19kgで、そのうち弾頭の重量は8kg。

 イランでコピーしたものは「Fadjr-1」という。北鮮でコピーしたものは「75式」という