大きな袋入りを、人から貰っても、手拭いサイズの堅い板の消費の仕方に困じ果てて、けっきょく、すぐまた別な人へのプレゼントとして横流しされることに……。さらにその先様でも同様の処遇しか考えられない……。あたかも、贋金の慶長大判のように周流しさすらい続ける進物が、「乾燥昆布」ではなかろうか?
乾燥した短繊維状であれば、あらゆるものに混ぜ易く、呑み込み易く、保存容器の形状は問われず、大量に保存していても苦にならず、きょくたんに大量になりすぎたときにはそのまま畑へ撒いて肥料にしてしまってもいい。すなわち、便利である。
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Volodymyr B. 記者による2025-4-28記事「Ukrainian Armed Forces to Launch New System for Analyzing Combat Operations」。
月例会合で宇軍の総司令官・オレクサンドル・シルスキィは、最新戦訓の共有や、敵情解析のための物資収拾の流儀を、体系的に整えるべきことを要求。
さらに、作戦の遂行と、なにより宇軍将兵の人命節約に結びつく努力として、訓練の必要を強調した。
基礎教練では、止血帯を、兵隊がじぶんで応急的に使えるようにしておくことが大事。これは通り一遍のお座なりな形式的教習ではけっして身につくものではないので、受傷直後、ほとんど心手期せずして止血処置のできるまでに、何時間もかけて繰り返し、演練させざるべからず。
実戦の一作戦でも、訓練でも、一段落したらすぐに、各級部隊長は「AAR」(実行直後反省会)を設けること。実行前に何を計画したのかの再確認。どのように実行が展開したかの確認。そして将来の改善のためにどうしたらよいのかを話し合え。
この反省会は、オープンに、建設的に催されねばならない。上官が部下の誰彼を批難して終わり、では、何の役にも立たない。あらゆる戦訓を抽出し、それを全員で吟味するのである。
AARは米軍の作法。それをウクライナ軍に導入し、古いソ連流から蝉脱してもらおうとしているところである。
※クラウゼヴィッツは、戦争のイデアとして、対手の絶滅(絶対戦争)を仮定し、しかし現実にはそのイデアが実現することがなく、すべて当事者の妥協によって停戦すると総括した。イデアにまで至らずに腰砕けになる原因は、物心両面の疲弊である。ところで今、ロシアの有権者はプー之介の戦争続行路線を支持し続けている。つまり物心両面の疲弊に至っていない。だったら西側は、疲弊するまで続けてもらうしか、当面、手はないのである。それがいつになるのかは、誰にもわからないが、そうさせる以外に、どうしようもできはしないのだ。彼らが続けようと思っている限り、それは続くのだから。見たところロシア人には自己隷従癖が骨まで染み着いているようなので、今ていどの疲弊では、独裁者の命令に逆らう理由にもならないのだろう。
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Jim Fein 記者による2025-4-25記事。
1943のクルスク戦で、ソ連軍の大砲1門が、2万8000発を発射した。今、米国内では、155粍砲弾を、毎月2万8000発製造できるだけである。
※エストニアは年産600トンの能力のRDX生産工場に大投資しようとしている。原材料のサプライチェーンとして、同国が自前で採掘しているシェールオイルを役立てるという。
細々した仕様についてDoDは口を出すな。最終の「機能」だけを要求せよ。それならメーカーは働き甲斐がある。
設備投資したのにその設備能力がフルに活かされないような、政府からの発注の縮小が起きたとき、その「逸失利益」を政府が補償してやれ。そうすることでメーカーは、いかなる年でも熟練工をフルに抱えたままでいられるから、とつぜんの急速増産要請に、即応することができる。
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マリタイムエグゼキュティヴの2025-4-24記事。
寧波で大爆発を起こした舶用コンテナの中味は、プラスチック原料のひとつ、TBPB(tert-butyl perbenzoate)だった。リーファー・ボックスなので、電源につないで冷蔵させる必要があったのに、船員がその配線をせずに漫然と航海したため、ボックス内に熱が籠って化学反応が進行したという。