『ディフェンスエクスプレス』の2025-5-11記事。
並列2輪の自走する板で、「立ち乗り二輪車」とか「電動バランススクーター」とか「セルフバランス」とかさまざに呼ばれることのある商品群。ネットで調べると高いものは7万円台、安い類似品は2万円くらいで通販されている。
そのひとつの「HOVERBOARD」を、ロシア軍が戦場に持ち出し、人間のかわりに「ТМ-62」対戦車地雷を1個載せて、敵陣へ向けて放っていると報じられている。第一報は『フォーブズ』だった由。
荷物を載せた状態で、舗装路上ならば12km/時のスピードで3時間も動いてくれるという。
これはまちがいなく、あと半年くらいのうちに、戦場に大量出現するであろう。
というのは、「トランプ・タリフ」のおかげで、中共内の工場で製造された類似商品はすべて行き場をなくす。大量に売れ残った在庫を、香港のダミー商社経由で露軍がまとめてひきとり、自走自爆兵器に改造する、という流れが、もう予測できてしまうのだ。
「バッタもの」価格で大量に仕入れられるのだから、露軍にとってこんな好都合な話はない。
「TM-62」は、信管を交換することにより、無人機の自爆用爆薬にもなるし、投下爆薬にもなる。ウクライナ軍では、そこにドローン用のフライトコントローラー・パーツである「磁気センサー・チップ」(もともとは方位磁針)をとりつけて、「磁気感応式路肩地雷」にしている。この路肩爆弾によって、通りすがりの車両が大破してしまうことはないが、車両に乗っていた露兵たちは、「敵から狙われている」と勘違いしてその車両を捨てて全員、徒歩で逃げ散ってしまう。放置された車両を、宇軍のドローンが、あとからゆっくりと始末する……という段取りになっている。
※ぼんやりとCSの「アニマルプラネット」を視ていたら、蝙蝠はどうして逆さに止まって休むのかという解説をしてくれていたので、私は膝を叩いた。鳥類と違って彼らは胸筋が強くはないため、グラウンド・レベルからSTOL離陸することが不可能なのだ。はばたき力の弱いコウモリ類は、必ず、まず高いところから落下して、翼面に揚力を発生させる必要があるのである。ゆえに、常に高所で休憩し、いつでも「落下発進」できるようにしておくのが、彼らとしては合理的なわけだ。さてここから私は次のように発想する。固定翼無人機も、重量が数百㎏にもなると、カタパルト発射が容易ではなくなる。しかし、日本の至るところにある高圧送電線鉄塔に、尻を上にして這い上る「補助的な仕掛け」を考案してやれば、コウモリ式の「落下発進」が、随時に、できるのではあるまいか? その「固定翼」も、コウモリの膜状翼に類似した「パラグライダーもどき」として、鉄塔に尻上がりで登るときには畳んでおくようにしたなら、どうであろう?
次。
VANESSA GERA 記者による2025-5-11記事「Poland blames Russian intelligence for arson attack on Warsaw shopping center last year」。
ちょうど今から1年前、ワルシャワにある大規模ショッピング・センター「Marywilska 44」が火事で丸焼けとなった事件があったのだが、これはロシア工作員による放火であったと、ポーランドの首相が明らかにしている。日曜日に「X」への投稿で。
火災は2024-5-12に発生。ショッピング・センターには1400以上の零細店舗がひしめいていた。その多くがベトナム系の商人であった。ワルシャワ市内には、ベトナム・コミュニティが形成されているのである。
放火工作グループの一部がすでに逮捕収監されており、Donald Tusk 首相によれば、一味の残りも判明しているから、必ず全員捕らえるつもりだと。
ロシア工作隊は隣国のリトアニアでも類似の破壊工作に励んでおり、ポーランド内務省はリトアニア当局とも協同しつつあり。